Windows Updateの問題を解決する5つの簡単なステップ
Windows 10は常にアップデートを受信しており、大小さまざまな更新が通常は問題なく適用されます。しかし、問題が発生することもあります。ダウンロードが途中で止まる、アップデートがインストールされない、あるいはシステムが再起動ループに陥るといったケースです。
アップデート失失敗時のエラーメッセージはあまり役に立たないことが多く、具体的な解決策を見つけるのが難しい場合があります。そこで本記事では、Windows Updateでよくある問題を解決するためのヒントをまとめました。
Windows Updateのエラーに関するご自身の経験や役立つヒントがあれば、ぜひコメント欄で共有してください。
本当に問題があるのか確認しよう
トラブルシューティングを始める前に、Windows Updateに本当に問題があるかどうかを確認しましょう。アップデートがダウンロードされない、再起動ループから抜け出せない、エラーコード0x80070422が表示されるといった場合は、明らかに問題があるので、以下の対処法を試してください。一方、ダウンロードの進行バーが止まって見えるだけなら、少し時間を置いてみましょう。特にWi-Fi接続の場合は時間がかかりやすい傾向があります。
サーバーの不調や不安定なインターネット接続が原因で、一部のアップデートには3時間以上かかるという報告もあります。進行バーが動いていないように見えても、焦らないでください。1〜2時間ほど待って、進捗が変化するか確認してみましょう。それでも動かない場合は、この先を読み進めてください。
1. Windows Updateトラブルシューティングツールを使う
これは非常に簡単なステップですが、まず最初に試す価値のある方法です。Windowsには、Windows Updateの問題を検出して自動的に修復する組み込みのトラブルシューティングツールが備わっています。常に効果的とは限らず、実際には修正されていないのに「修正された」と表示されることもありますが、試してみる価値は十分にあります。
アクセスするには、Microsoftが提供する診断ファイルを開きます。または、システム検索で「トラブルシューティング」と入力し、該当する結果を選択します。コントロールパネルのウィンドウが開くので、「システムとセキュリティ」の下にある「Windows Updateに関する問題の解決」を選択しましょう。新しいウィンドウが開きます。
「詳細」リンクをクリックし、続けて「管理者として実行」をクリックします。これにより、より多くの問題を発見できる可能性が高まります。次に「次へ」をクリックすると、問題の検出と自動修復が始まります。問題が見つかった場合は、その一覧と修復できたかどうかが表示されるので、「詳細情報の表示」をクリックすれば詳しい内容を確認できます。
完了したら「閉じる」をクリックしてトラブルシューティングツールを終了します。その後、可能であればコンピュータを再起動してからWindows Updateを再度実行し、問題が本当に解決したか確認しましょう。解決しない場合は、次にMicrosoftの無料ツール「SetupDiag」を試してみてください。Windows Updateのエラー解析に特化した便利なツールです。
2. アップデートのダウンロードフォルダをクリアする
ダウンロード中に止まったり、インストールされなかったりする場合は、ダウンロードファイル自体に何らかの不具合が生じている可能性があります。アップデートファイルが保存されているフォルダをクリアすると、Windows Updateが強制的に再ダウンロードを行うため、問題の解決につながることがあります。
まず、「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」と入力し、「OK」をクリックしてフォルダを開きます。次に、フォルダ内のすべてのファイルを削除します(フォルダ自体は削除しないでください)。「Ctrl + A」ですべてを選択し、「Delete」キーを押してファイルを削除しましょう。
一部のファイルが削除できない場合は、セーフモードで同じ操作を試してみてください。セーフモードへの起動方法については、Windows 10セーフモードの起動ガイドをご参照ください。
Downloadフォルダ内のすべてのファイルが削除できたら、コンピュータを再起動してWindows Updateを実行します。ちなみに筆者も過去にこの方法で問題を解決した経験がありますが、初回実行時には「ダウンロードを完了できませんでした」というエラーが表示されました。再起動してもう一度試したところ、今度はアップデートが正常に完了しました。うまくいかなくても、再試行すれば成功するケースは多いようです。
3. アンチウイルスソフトを一時的に無効にする
通常、アンチウイルスソフトがアップデートプロセスに干渉することはありませんが、一時的に無効化することで問題が解決したという報告もあります。アンチウイルスソフトごとに無効化の手順は異なるため、ソフトを起動してオフにしてください。設定場所がわからない場合は、「設定」や「オプション」の項目を探してみましょう。また、システムトレイのアイコンを右クリックすると、無効化のオプションが見つかることもあります。
ZoneAlarmは特に問題を引き起こすことで知られるプログラムですが、他のソフトでも発生する可能性があり、セキュリティ設定の強度によっても挙動が変わります。アンチウイルスを無効化することでWindows Updateの問題が解決した場合は、開発元にフィードバックを送っておくとよいでしょう。将来のパッチ改善につながるかもしれません。
4. ドライブの切断、VPNの無効化などを試す
それでも解決しない場合は、周辺機器やネットワーク環境を見直してみましょう。DVDドライブやSDカードリーダーなどのメディアドライブを切断すると、問題が解消することがあります。システム検索で「デバイスマネージャー」と入力し、該当する結果を選択して、各ドライブを右クリックし、「デバイスを無効にする」をクリックしてください。
0x80200056というエラーが表示されている場合はインターネット接続が中断されたことを、0x800F0922の場合は実行中のVPNサービスを無効にする必要があることを示していることが多いです。
それでもうまくいかない場合は、次の5番目のヒントをチェックしてください。Windows Updateユーティリティを使わずにシステムを更新する方法を紹介します。
5. メディア作成ツールを使う
Windows Updateがどうしても機能しない場合は、メディア作成ツールを使用して、Windows Updateを完全に回避できます。これはWindows 10のインストールファイルを作成する公式ツールで、OSへアップグレードした際に使用したことがある方もいるかもしれません。心配いりません。これはコンピュータを出荷時設定に戻すものではなく、別の経路でアップグレードを適用するだけです。
この方法ではシステム設定が維持されるはずですが、万が一のリスクを避けるためにも、作業を進める前に必ずバックアップを取るか、システムイメージを作成しておきましょう。
まず、Microsoftの「Windows 10を入手する」ページにアクセスし、「今すぐツールをダウンロード」ボタンをクリックします。ファイルを保存して開いたら、ライセンス条項に同意し、「今すぐこのPCをアップグレードする」を選択して「次へ」をクリックします。画面の指示に従って進み、「インストール準備完了」ページに到達したら、デフォルトでは個人用ファイルとアプリが保持されるはずですが、念のため確認したい場合は「保持する項目を選択してください」をクリックします。準備ができたら「インストール」をクリックしましょう。
その後、システムが再起動され、個人データをすべて保持したまま、最新バージョンのOSとWindowsの新機能を利用できるようになります。
スムーズなアップデートへの道
Windows 10は「最後のバージョン」と言われるOSであり、絶えず進化し続けています。しかしそれは同時に、Homeエディションのユーザーにはアップデートを拒否する選択肢がなく、更新が強制的に適用されることも意味します。その分、アップデートプロセスで問題が発生する可能性も高くなっているのが実情です。
上記のトラブルシューティング手順のいずれかが、Windows 10でお困りの問題を解決してくれることを願っています。簡単な対処法でうまくいかない場合は、メディア作成ツールが頼れる最終手段となります。また、Microsoft Updateカタログを使用してアップデートを手動でインストールする方法や、Windows 10の予約済みストレージを管理して確実にアップデートする方法についても、あわせて参考にしてみてください。
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