Windows Updateの0x800A01AEエラーを解決する4つの対処法
0x800A01AEエラーは、Windows Updateの機能が正しく処理できなくなることで発生する、よくあるトラブルです。一見複雑に見えますが、原因はシンプルで、システム内のWindows Update関連のファイルやページが破損・損傷していることが主な要因です。この記事では、Windows Updateに潜む問題を解消し、エラーを修復するための手順をわかりやすく解説します。
0x800A01AEエラーとは?
このエラーは、コンピュータがWindows Updateの実行に必要な重要なファイルを正しく読み込めない場合に発生します。通常、以下のような形式で表示されます。
エラー番号: 0x800A01AE
Webサイトで問題が発生したため、表示しようとしているページを表示できません。
このエラーが表示される原因は、大きく分けて2つあります。ひとつは「Background Intelligent Transfer Service(BITS)」が破損していること、もうひとつはWindows Updateに関連する重要なフォルダが正常に機能していないことです。以下の手順に従って、これらの問題を順番に解決していきましょう。
0x800A01AEエラーの解決手順
手順1:「Background Intelligent Transfer Service」を無効化する
まずはBITSサービスを無効化します。このサービスが破損していることが、0x800A01AEエラーの直接的な原因となっているケースが多いためです。以下の手順で操作してください。
- [スタート]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択、「cmd」と入力して[OK]をクリックします。
- 黒い画面(コマンドプロンプト)が表示されたら、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。
- net stop wuauserv
net stop bits
exit
これにより、エラーを繰り返し引き起こすサービスの起動を停止でき、システム全体の動作もスムーズになります。ただし、これだけでは問題が完全に解決しない場合もあるため、次の手順も併せて試してください。
手順2:「CatRoot2」フォルダの名前を変更する
「CatRoot2」フォルダには、Windows Updateの起動時に必要となる重要な設定情報が多数保存されています。Windows Updateを実行するたびに使用されるフォルダですが、同時に多くのエラーや不具合の原因にもなりやすい場所です。以下の手順でフォルダ名を変更することで、問題を回避できます。
- [スタート]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- ダイアログが表示されたら「CMD」と入力してEnterキーを押します。
- 黒い画面が表示されたら、以下のコマンドを順に入力します。
- net stop cryptsvc
ren %systemroot%\System32\Catroot2 oldcatroot2
net start cryptsvc
exit
手順3:「Software Distribution」フォルダの名前を変更する
CatRoot2フォルダと同様に、「Software Distribution」フォルダにもWindows Updateの実行に必要な設定が多数格納されています。Windows Updateに問題が発生している場合、このフォルダが原因である可能性が高いため、以下の手順で修復を試みましょう。
- [スタート]をクリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択します。
- ダイアログボックスに「%systemroot%」と入力し、[OK]をクリックします。
- 「SoftwareDistribution」フォルダを右クリックし、[名前の変更]を選択します。
- 「SoftwareDistribution.old」と入力してEnterキーを押し、フォルダ名を変更します。
フォルダ名を変更することで、コンピュータが必要なファイルを正しく読み込めるようになります。それでもエラーが解決しない場合は、次のレジストリの修復に進みましょう。
手順4:Windowsのレジストリをクリーンアップする
PCの「レジストリ」は、Windowsの動作に必要な重要なファイルや設定を一元管理する中心的なデータベースです。Windowsシステムの中でも特に重要な部分ですが、長年の使用により破損や汚損が起こりやすく、さまざまなエラーの原因となります。レジストリの問題は、0x800A01AEエラーの大きな要因のひとつでもあります。レジストリクリーナーと呼ばれる専用ソフトを使用してデータベース全体をスキャンし、内部のエラーを自動的に検出・修復することをおすすめします。
なお、上記の手順を実行する際は、管理者権限を持つアカウントでログインしておくことをおすすめします。すべての手順を完了したら、PCを再起動してからWindows Updateを再度実行し、エラーが解消されているか確認してください。
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