Windows 10で「リクエストのプロキシ試行中にエラーが発生しました」と出たときの直し方

「An error occurred while trying to proxy request(リクエストのプロキシ試行中にエラーが発生しました)」は、開発者がコードの作成や公開を行う際によく遭遇するエラーの一つです。このエラーは、Webサーバーへのプロキシリクエストが、コードの記述ミスや不適切なIP設定などのさまざまな理由によって拒否されたり失敗したりしたときに発生します。本記事では、Windowsパソコンでプロキシ関連の問題を特定・解決するための具体的な方法を詳しく紹介します。

Windows 10で「リクエストのプロキシ試行中にエラーが発生」する原因と対処法
このエラーにはいくつかの典型的な原因があります。まずは以下の可能性をチェックしてみてください。
- サーバーのIPバージョン(IPv4/IPv6)が一致していない
- コード自体に誤りがある
- webpackのプロキシ設定が正しくない
- hostsファイルの設定に問題がある
- Body-Parser(ボディパーサー)が原因となっているケース
- クライアント側のプロキシ設定が不適切
以下では、これらの原因を一つずつ潰していくための7つの解決策を順番に解説します。
方法1:サーバーのIPバージョンを確認する
プロキシで異なるIPバージョンを使用していると、このエラーが発生することがあります。最初のステップとして、接続しようとしているWi-FiネットワークのIPアドレスを確認しましょう。
- Windowsキーを押してコマンドプロンプトと入力し、管理者として実行をクリックします。

- ipconfig /all コマンドを入力し、Enterキーを押します。インターネット接続のIPアドレス詳細が表示されます。

- IPv4セクションに表示されているIPアドレスを控えます。

サーバーとプロキシが同じIPバージョンを使用しているかどうかを確認してください。実際に多くのユーザーが、サーバーとプロキシでIPバージョンが異なっていたことが原因で、これを揃えたところエラーが解消されています。Windows 10でのIPアドレス変更方法については、別途ガイド記事を参考にしてください。

IPバージョンを変更しても問題が解決しない場合は、次の方法に進みましょう。
方法2:Node.jsのバージョンを下げる
使用しているバージョンによってエラーが発生することもあります。Node.jsのバージョン17でこのエラーが出る場合は、バージョン16へダウングレードしてみてください。古いバージョンはNode.js公式サイトの過去リリースページからダウンロードできます。

バージョンを下げることで問題が解決する場合があります。改善しない場合は他の方法を試してください。
方法3:コードを修正する(changeOrigin設定の追加)
コードの記述ミスはこのエラーの最も一般的な原因です。自分が書いたコードを見直し、以下のようにchangeOrigin設定を追加することで解決できることがあります。
- 作業中のプロジェクトを開きます。
- コードにchangeOrigin設定を追加します。
{
"/api": {
"target": "https://localhost:12345",
"secure": false,
"changeOrigin": true
}
}

多くのユーザーが、changeOrigin設定を追加しただけでプロキシの問題が解決したと報告しています。それでも解決しない場合は、次の方法に進みます。
方法4:webpackのプロキシ設定を変更する
webpackのプロキシ設定は、プロキシを別のサーバーへ転送するために多くの開発者が利用する便利な機能です。しかし設定が不適切だとエラーの原因になります。webpack.config.jsファイルの設定を見直してみましょう。
- プロジェクトディレクトリのルートにある webpack.config.js ファイルを探します。
- コードが以下の形式になっているか確認します。
devServer: {
proxy: {
"*": "https://[::1]:8081"
// "secure": false,
// "changeOrigin": true
}
},
注意: エラーを解消するには、コード内に必ず [::1] の値を含めてください。

方法5:hostsファイルを編集する
hostsファイルはWindowsのシステムディレクトリ内にあるファイルで、権限のないアクセスでは開くことができません。hostsファイルの設定が不適切なことがエラーの原因になっている場合は、ファイルを編集して修正します。
- スタートメニューの検索にメモ帳(Notepad)と入力し、管理者として実行をクリックします。

- メモ帳のファイルタブから開く...を選択します。

- 以下のパスへ移動します。
C:\Windows\System32\drivers\etc

- 拡張子の種類をすべてのファイルに変更し、hostsファイルを選択して開くをクリックします。

- hostsファイルに 127.0.0.1 localhost の行を追記し、保存します。

hostsファイルの編集は効果的な解決策の一つです。うまくいかない場合は次の方法に進んでください。
方法6:Body-Parserを削除する
Node.jsのbody-parserミドルウェアが原因であるケースも多く報告されています。body-parserは受信リクエストのボディを解析するために使われる便利なツールですが、環境によってはこのエラーを引き起こすことがあります。問題が解決しない場合は、body-parserを削除して動作を確認してみてください。
方法7:クライアントプロキシにヘッダーを追加する
クライアントプロキシにヘッダーが欠けていることも、このエラーの原因になり得ます。以下のようにヘッダー情報を追加して改善するか試してみましょう。
- プロジェクトを起動します。
- 以下の形式でコードを記述します。
module.exports = function(app) {
app.use(proxy('/api', {
target: 'https://127.0.0.1:8080/',
headers: {
"Connection": "keep-alive"
},
}));
};

ほとんどの場合、クライアントプロキシへのヘッダー追加でプロキシエラーは解決します。
よくある質問(FAQ)
Q1. プロキシエラーとは何ですか?
A. プロキシエラーは、開発者がコード作成時に頻繁に遭遇するエラーです。Webサーバーへのプロキシリクエストが失敗したときに表示されます。
Q2. プロキシエラーはどうやって直せばいいですか?
A. 本記事で紹介したような複数の有効な解決策があります。特に、コードの修正や設定内容の見直しが効果的です。
Q3. hostsファイルはどこにありますか?
A. hostsファイルはシステムのWindowsディレクトリ(C:\Windows\System32\drivers\etc)内にあります。ユーザーの許可なくアクセスすることはできません。
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本ガイドがお役に立ち、「リクエストのプロキシ試行中にエラーが発生しました」の問題を無事解決できたなら幸いです。どの方法が効果的だったか、ぜひコメント欄でお知らせください。ご質問やご提案がある場合も、お気軽にお寄せください。
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