エラーコード16「このリクエストはセキュリティルールによりブロックされました」の原因と6つの対処法
現代において、インターネットは生活のあらゆる場面で欠かせない存在となっています。娯楽を楽しみたいときにはNetflixやAmazon Prime、YouTubeなどの動画配信サービスを利用し、仕事ではGoogleドキュメントやスプレッドシートといったクラウドツールを使い、最新のニュースを読むときにはGoogle検索で情報を探すのが一般的です。そのため、快適なインターネット環境、とりわけ高速な通信回線は非常に重要です。
しかし、インターネットが十分に速いにもかかわらず、Windowsデバイスで「Error Code 16: This request was blocked by the security rules(エラーコード16:このリクエストはセキュリティルールによってブロックされました)」というエラーが表示されることがあります。このエラーが発生すると、お気に入りのウェブサイトにアクセスできなくなり、大きなストレスの原因となります。本記事では、エラーコード16の主な原因と、具体的な解決方法をわかりやすく解説します。
エラーコード16「このリクエストはセキュリティルールによりブロックされました」の対処法
エラーコード16の主な原因
エラーコード16が発生する最も一般的な原因は、Windowsのシステムファイルに何らかの破損が生じていることです。システムファイルの破損はPCに深刻な脅威をもたらし、各種設定の不具合につながる可能性があります。アプリケーションの不完全なインストール、マルウェアへの感染、PCの強制終了など、さまざまな要因によってシステムファイルが損傷することがあります。
また、システムファイルの破損以外にも、PCの日付と時刻の設定が正しくない場合にエラーコード16(または1231)が発生することがあります。SSL証明書の有効期限を検証するクロックとシステムクロックが一致しないため、エラーがトリガーされるのです。さらに、Windows OSが最新版に更新されていないことも原因の一つです。Microsoftはバグや不具合を修正するためのアップデートを定期的に提供していますが、OSを更新していないと、これらの不具合がエラーコード16を引き起こすことがあります。ブラウザを長期間更新していない場合も同様に、エラーが発生する可能性があります。
その他にも、アンチウイルスソフトの設定が特定のウェブサイトへのアクセスをブロックしているケースや、ファイアウォールのルールが原因となるケースがあります。このようにエラーコード16の原因は複数考えられますが、幸いなことに、それぞれの原因に応じた解決策が存在します。以下では、エラーコード16を修正するための具体的な手順を紹介します。
対処法1:日付と時刻を確認する
日付と時刻の設定が誤っていると、SSL証明書の有効期限とシステムの日付が一致しなくなり、エラーコード16が発生します。Windows PCの場合、画面右下の時刻表示を目視するだけで簡単に確認できます。もし日付や時刻が正しくない場合は、以下の手順で修正してください。
- 画面右下の日付と時刻の表示部分にカーソルを合わせて右クリックし、表示されたメニューから「日付/時刻の調整」を選択します。
- 新しいウィンドウが開くので、「タイムゾーン」をクリックします。
- ドロップダウンメニューから現在所在地のタイムゾーンを選択すると、日付と時刻が自動的に修正されます。
エラーコード16の原因が日付・時刻設定の誤りであった場合、上記の手順で問題は解決します。
対処法2:オペレーティングシステムを更新する
Microsoftは、バグや不具合を取り除くためにWindows OSのアップデートを継続的にリリースしています。古いバージョンのWindowsを使用していると、これらの不具合がエラーコード16の原因となることがあります。以下の手順でWindowsを最新の状態に保ちましょう。
- キーボードのWindowsキーと「I」キーを同時に押して、設定ウィンドウを開きます。
- 設定ウィンドウが開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします。アップデートが存在する場合は、バックグラウンドで自動的にダウンロードされ、PCの再起動時にインストールされます。
エラーコード16の原因がOSの未更新であった場合、上記の手順で解決できます。
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対処法3:ウェブブラウザをリセットする
Windows OSと同様に、Google Chromeなどのウェブブラウザも開発元によって継続的にアップデートが提供されています。ブラウザが最新版でない場合も、エラーコード16が発生する可能性があります。この場合の有効な解決策が、ブラウザのリセットです。ここでは、最も利用者の多いGoogle Chromeをリセットする手順を紹介します。
- Chromeの画面右上にある縦に並んだ3点メニュー(×ボタンの下)をクリックします。
- メニューから「設定」を選択します。
- 設定ページが開いたら、「詳細設定」を探し、「リセットとクリーンアップ」を選択します。
- 「設定を元の既定値に戻す」をクリックします。確認のポップアップが表示されたら、「設定をリセット」を選択します。これでChromeが初期状態に戻ります。
エラーコード16の原因が古いバージョンのChromeであった場合、上記の手順で解決できます。また、別のブラウザをインストールしている場合は、そのブラウザで該当サイトにアクセスできるか試してみるのも有効な切り分け方法です。
対処法4:ファイアウォールを無効化する
PCのファイアウォール設定によって、特定のウェブサイトへのアクセスが妨げられることがあります。これもエラーコード16の原因となり得ます。この場合は、設定からファイアウォールを一時的に無効化して原因を切り分けましょう。手順は以下の通りです。
- コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」をクリックします。
- 「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。
- 左側のメニューから「Windows ファイアウォールの有効化または無効化」をクリックします。
新しいウィンドウが開くので、そこでファイアウォール設定を無効にできます。ファイアウォールがエラーの原因であった場合は、PCを再起動するとエラーコード16が解消されるはずです。ただし、重要な注意点として、ファイアウォールを無効化したままにすると、ハッカーやマルウェアからの攻撃に対してPCが無防備になります。セキュリティ専門家もファイアウォールの常時有効化を推奨しているため、確認作業が終わったら必ず設定を元に戻すようにしましょう。
対処法5:LANプロキシサーバーを無効化する
PCが最近マルウェアやウイルスの攻撃を受けた場合、LANのカスタム設定が勝手に書き換えられていることがあります。これもエラーコード16の原因になり得ます。以下の手順でLANプロキシ設定を確認・修正しましょう。
- タスクバーの検索ボックスに「インターネット オプション」と入力し、表示された結果を開きます。
- インターネットオプションのウィンドウが開いたら、「接続」タブに切り替えて「LAN の設定」をクリックします。
- 新しいウィンドウに「LAN にプロキシ サーバーを使用する」という項目が表示されます。この項目にチェックが入っていないことを確認してください。チェックが入っている場合は、解除します。
プロキシ設定がエラーコード16の原因であった場合、上記の手順で問題を解決できます。
対処法6:VPNを利用する
エラーコード16の原因が必ずしもデバイス側にあるとは限りません。インターネットサービスプロバイダ(ISP)が法令や規制により特定のウェブサイトへのアクセスをブロックしているケースも多くあります。どうしてもそのサイトにアクセスしたい場合は、VPNアプリケーションを利用するという選択肢があります。VPN(Virtual Private Network:仮想プライベートネットワーク)は専用のプライベートネットワークを構築し、地域制限やセキュリティ規制を回避して目的のウェブサイトへアクセスできるようにします。
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以上のように、エラーコード16の原因はさまざまであり、それに応じた解決策も複数存在します。原因を素早く特定できれば、上記の情報をもとに適切な対処を行うことで問題を解決できます。ただし、すべての方法を試してもエラーが解消されないケースもあります。そのような場合は、インターネットサービスプロバイダに連絡してサポートを依頼するのが最善の対応です。とはいえ、ほとんどの場合、上記のいずれかの方法で問題は解決するはずです。
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