Windows PCが警告なしに勝手に再起動する問題を解決する8つの方法

パソコンが何の前触れもなく突然シャットダウンしたり、再起動を繰り返したりすることはありませんか。原因はさまざまで、ハードウェアの不具合、システムの過熱、ストップエラー(ブルースクリーン)、破損したWindowsアップデートなどが考えられます。まずは自分の環境でどの原因が当てはまるのかを見極めることが、問題解決への第一歩となります。
ブルースクリーンエラーなのか、過熱なのか、Windowsアップデートやドライバーの問題なのかを特定できれば、適切な対処法を選びやすくなります。頻繁にPCを使う方ほど、この問題は早めに対処すべきです。本記事では、Windows PCが警告なしにランダムに再起動する問題を解決するためのトラブルシューティング手順を詳しく紹介します。
Windows PCが警告なしに再起動する問題を解決する方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えてシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:自動再起動機能を無効にする
ソフトウェアやドライバーの不具合が原因でシステムが再起動している場合は、自動再起動機能を無効にすることで状況を把握しやすくなります。
- コントロールパネルを開き、「システム」セクションへ移動します。または、デスクトップの「PC」を右クリックして「プロパティ」を選択してもOKです。
※コントロールパネルからアクセスする場合は、「システムとセキュリティ」→「システム」の順にクリックします。

- 「システムの詳細設定」をクリックします。

- 「詳細設定」タブに切り替え、「起動と回復」の「設定」ボタンをクリックします。
- 「システム障害」の下にある「自動的に再起動する」のチェックを外し、「OK」をクリックします。

これで、ストップエラーやブルースクリーンが発生してもシステムが自動的に再起動しなくなります。画面に表示されたエラーメッセージを記録できるため、原因の特定とトラブルシューティングが格段にしやすくなるメリットがあります。
方法2:電源の詳細設定を変更する
- Windowsの検索ボックスに「電源オプション」と入力し、検索結果から「電源プランの編集」を選択します。

- 「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
- 下にスクロールして「プロセッサの電源管理」を展開します。
- 「最小のプロセッサの状態」をクリックし、5%または0%など低い値に設定します。
※この設定は「電源接続」と「バッテリー駆動」の両方で変更してください。 - 「適用」→「OK」の順にクリックします。
- PCを再起動して設定を保存し、問題が解決したかどうかを確認します。

方法3:過熱やハードウェア障害による再起動を確認する
システムが警告なしに自動的に再起動する場合、ハードウェアに問題がある可能性があります。特にRAM(メモリ)の不具合が疑われるため、Windowsメモリ診断ツールを実行して確認しましょう。RAMはPCの中核を担う重要なパーツの一つなので、PCに異常を感じたらまずメモリテストを行うのが定石です。
- Windowsの検索バーに「Windows メモリ診断」と入力してツールを開きます。
※「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログに「mdsched.exe」と入力し、Enterキーを押しても起動できます。


- 表示されるダイアログで「今すぐ再起動し、問題を確認する」を選択します。
- 診断ツールを開始するにはPCの再起動が必要です。診断中はPCを操作できません。
- 再起動後、メモリ診断が自動的に開始されます。RAMに問題が見つかれば結果に表示され、問題なければ「問題は検出されませんでした」と表示されます。

また、ドライバー検証ツール(Driver Verifier)を実行して、競合するドライバーの問題を排除するのも有効です。
方法4:ハードディスクのエラーをチェックする
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。Windowsの検索バーに「cmd」と入力し、右クリックから「管理者として実行」を選択してください。

- コマンドプロンプトに「chkdsk /f /r」と入力します。
- 「Y」を入力して処理を開始します。
- CHKDSKユーティリティによるファイルシステムエラーの修復を実行します。
- 処理が完了したら、PCを再起動して変更を保存します。

方法5:マルウェアスキャンを実行する
ウイルスやマルウェアがPCに感染し、Windowsのシステムファイルを破損させることで、再起動問題が発生することもあります。システム全体のウイルス・マルウェアスキャンを実行すれば、原因となる感染源を特定して除去できます。サードパーティ製のアンチウイルスソフトをお持ちでない場合は、Windows 10に内蔵されている「Windows Defender」を活用しましょう。Windows Defenderを使用する場合は、通常スキャンではなく「フルスキャン」を実行することをおすすめします。
- Defenderファイアウォールの設定を開き、「Windows Defender セキュリティセンターを開く」をクリックします。

- 「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
- 「高度なスキャン」を選択し、「Windows Defender オフライン スキャン」を選択します。
- 最後に「今すぐスキャン」をクリックします。
- スキャン完了後、マルウェアやウイルスが検出されれば、Windows Defenderが自動的に除去します。
- PCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

方法6:ディスプレイドライバーを更新する
破損または古いディスプレイドライバーが、Windowsの再起動問題を引き起こすことがあります。デバイスマネージャーで「ディスプレイアダプター」を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択しましょう。また、グラフィックカードメーカーの公式サイトから最新ドライバーを入手するのも有効です。ドライバー更新後、問題が解決したかどうかを確認してください。
デバイスマネージャーでグラフィックドライバーを手動更新する
- 「Windowsキー + R」を押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。

- 「ディスプレイアダプター」を展開し、グラフィックカードを右クリックして「デバイスを有効にする」を選択します。
- 再度グラフィックカードを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択し、処理が完了するまで待ちます。
- 上記の手順で問題が解決すれば完了です。解決しない場合は次へ進みます。
- もう一度グラフィックカードを右クリックして「ドライバーの更新」を選択し、今度は「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」を選択します。
- 「利用可能なドライバーの一覧から選択します」を選択します。
- 一覧から最新のドライバーを選択し、「次へ」をクリックします。
- 処理が完了したらPCを再起動して変更を保存します。



内蔵グラフィックス(Intelの場合)についても同じ手順でドライバーを更新してください。それでも問題が解決しない場合は、次の方法に進みます。
メーカー公式サイトからグラフィックドライバーを更新する
- 「Windowsキー + R」を押し、ダイアログに「dxdiag」と入力してEnterキーを押します。

- 「ディスプレイ」タブを探します(内蔵グラフィックス用とNVIDIA用の2つのタブがある場合があります)。タブをクリックしてグラフィックカードの情報を確認します。
- NVIDIAのドライバーダウンロードサイトにアクセスし、先ほど確認した製品情報を入力します。
- 情報を入力してドライバーを検索し、規約に同意してダウンロードします。
- ダウンロードが完了したらドライバーをインストールします。これでNVIDIAドライバーの手動更新は完了です。

方法7:ファイアウォールとアンチウイルスを一時的に無効にする
サードパーティ製のアンチウイルスソフトやファイアウォールが、Windowsの再起動問題の原因になっていることもあります。原因を切り分けるために、アンチウイルスを一時的に無効化し、ファイアウォールをオフにしてみましょう。実際に、アンチウイルスとファイアウォールを無効化することで問題が解決したという報告も多くあります。
- システムトレイのアンチウイルスプログラムのアイコンを右クリックし、「無効にする」を選択します。
- アンチウイルスが無効になる時間を選択します。
※できるだけ短い時間(15分や30分など)を選んでください。 - 完了したら、エラーが解決したかどうかを再度確認します。


方法8:システムの復元を実行する
それでも問題が解決しない場合は、PCを以前の正常な状態に復元することを最終手段としておすすめします。システムの復元を使えば、システムが正常に動作していた時点まで現在の構成を戻せます。ただし、復元ポイントが少なくとも1つは存在している必要があります。復元ポイントがあれば、保存データに影響を与えることなくシステムを以前の状態に戻せます。
- Windowsの検索に「control」と入力し、検索結果から「コントロールパネル」のショートカットをクリックします。
- 「表示方法」を「小さいアイコン」に変更します。
- 「回復」をクリックします。
- 「システムの復元を開く」をクリックして、最近のシステム変更を元に戻します。画面の指示に従って進めてください。
- 「システム ファイルと設定の復元」ウィンドウで「次へ」をクリックします。
- 復元ポイントを選択します。必ず問題が発生する前に作成された復元ポイントを選んでください。
- 古い復元ポイントが見つからない場合は、「より多くの復元ポイントを表示」にチェックを入れてから選択します。
- 「次へ」をクリックし、設定内容を確認します。
- 最後に「完了」をクリックすると、復元プロセスが開始されます。






以上の方法を順番に試せば、Windowsがランダムに予期せず再起動する問題は解決できるはずです。トラブルシューティングを行う前に、まず問題の原因を特定することをおすすめします。原因に応じて最適な解決策を選ぶことが大切です。
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以上の手順がお役に立ち、Windows PCが警告なしに再起動する問題を解決できたなら幸いです。このチュートリアルについてご不明な点があれば、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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