【Windows 10】「診断ポリシーサービスが実行されていません」エラーの解決方法
インターネットに接続できない、またはWi-Fiが正常に動作しない場合、多くの方がまず試すのがWindows 10に内蔵されたネットワークトラブルシューティングツールです。しかし、トラブルシューターが問題を解決できず、代わりに「診断ポリシーサービスが実行されていません(The Diagnostics Policy Service Is Not Running)」というエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、自分自身で問題を切り分け、根本的な原因を取り除く必要があります。

診断ポリシーサービスとは?
診断ポリシーサービス(Diagnostic Policy Service)は、Windowsの内蔵トラブルシューターがPCの問題を検出し、Windowsコンポーネントの解決策を提示するために利用される重要なサービスです。このサービスが何らかの理由で停止していたり実行されていなかったりすると、Windowsの診断機能は一切動作しなくなります。
なぜ診断ポリシーサービスが実行されないのか?
そもそも、なぜこのような問題が発生するのでしょうか?主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 診断ポリシーサービスが無効化されている
- ネットワークサービスに管理者権限が付与されていない
- ネットワークドライバーが古い、または破損している
それでは、「診断ポリシーサービスが実行されていません」によるインターネット接続不可エラーを解消するための手順を、以下のチュートリアルで順番に見ていきましょう。
「診断ポリシーサービスが実行されていません」エラーの修正方法
注意: 万が一のトラブルに備えて、作業を始める前に必ず復元ポイントを作成しておきましょう。
方法1:診断ポリシーサービスを開始する
1. Windowsキー + R を押し、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。

2. サービス一覧の中から「Diagnostics Policy Service」を探して右クリックし、「プロパティ」を選択します。

3. サービスが実行中の場合は「停止」をクリックし、「スタートアップの種類」のドロップダウンから「自動」を選択します。

4. 「開始」をクリックし、「適用」→「OK」の順にクリックします。

5. エラーが解消されたかどうかを確認してください。
方法2:ネットワークサービスに管理者権限を付与する
1. Windowsキー + X を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。

2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、それぞれ入力後にEnterキーを押します。
net localgroup Administrators /add networkservice net localgroup Administrators /add localservice

3. コマンドが正常に実行されたら、変更を保存するためにPCを再起動します。
方法3:ネットワークアダプタードライバーを再インストールする
1. Windowsキー + R を押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。

2. 「ネットワークアダプター」を展開し、対象のデバイスを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

3. 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れ、「アンインストール」をクリックします。
4. デバイスマネージャーのメニューから「操作」をクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。

5. PCを再起動すると、Windowsが自動的に標準のネットワークドライバーをインストールします。
6. それでも問題が解決しない場合は、PCメーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
方法4:システムの復元を使用する
1. 「スタート」を開くか、Windowsキーを押します。
2. Windows検索ボックスに「復元」と入力し、「復元ポイントの作成」をクリックします。

3. 「システム保護」タブを選択し、「システムの復元」ボタンをクリックします。

4. 「次へ」をクリックし、希望するシステム復元ポイントを選択します。

5. 画面の指示に従ってシステムの復元を完了させます。
6. 再起動後、エラーが解消されているか再度確認しましょう。
方法5:SFCとDISMを実行する
1. Windowsキー + X を押し、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。

2. コマンドプロンプトに以下を入力してEnterキーを押します。
Sfc /scannow sfc /scannow /offbootdir=c:\ /offwindir=c:\windows (上記が失敗した場合に試してください)

3. 処理が完了するまで待ち、終了したらPCを再起動します。
4. 再度コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを1つずつ入力してEnterキーを押します。
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

5. DISMコマンドが完了するまで待ちます。
6. 上記のコマンドで改善しない場合は、以下を試してみてください。
Dism /Image:C:\offline /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows /LimitAccess
注意: 「C:\RepairSource\Windows」の部分は、お使いの修復ソース(Windowsインストールディスクや回復ディスク)の場所に置き換えてください。
7. PCを再起動して変更を保存し、エラーが解消されたか確認します。
方法6:Windows 10をリセットする
注意: PCにログインできない場合は、自動修復が起動するまで数回再起動を繰り返すか、高度なスタートアップオプションからアクセスしてください。その後、「トラブルシューティング > このPCを初期状態に戻す > すべて削除」へ進みます。
1. Windowsキー + I を押して設定を開き、「更新とセキュリティ」アイコンをクリックします。

2. 左側のメニューから「回復」を選択します。
3. 「このPCを初期状態に戻す」の項目にある「開始する」ボタンをクリックします。

4. 「個人用ファイルを保持する」オプションを選択します。

5. 次のステップでWindows 10のインストールメディアの挿入を求められる場合がありますので、あらかじめ準備しておきましょう。
6. お使いのWindowsのバージョンを選択し、「Windowsがインストールされているドライブのみ」>「ファイルの削除のみ」を選択します。

7. 「リセット」ボタンをクリックします。
8. 画面の指示に従ってリセットを完了させます。
まとめ
以上の手順で「診断ポリシーサービスが実行されていません」エラーを解消できるはずです。まずはサービスの状態確認や権限の付与といった簡単な方法から試し、それでも改善しない場合にドライバーの再インストールやシステムの復元、最終手段としてWindowsのリセットを行うのがおすすめです。この記事についてご不明な点がありましたら、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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