ハードディスクの回転数(RPM)を確認する3つの方法
ハードディスク(HDD)は、大容量のストレージを比較的安価に提供できることから、今なお人気の高い記憶媒体です。標準的なHDDは、回転するプラッタ(円盤)という可動部を持っており、この回転速度を表すのが「RPM(Revolutions Per Minute/1分あたりの回転数)」です。RPMは1分間にディスクが何回転するかを示す指標で、HDDの速度性能を測るうえで重要な基準となります。
なお、近年のパソコンには可動部を持たないSSDが搭載されることも多く、SSDにはRPMという概念自体が存在しません。しかしHDDにおいては、RPMは性能を判断する上で欠かせない指標です。自分のHDDが正常に動作しているのか、交換を検討すべきなのかを見極めるためにも、RPMの調べ方を知っておきましょう。ここでは、HDDの回転数を確認する3つの方法を紹介します。
方法1:HDDのラベルを確認する
HDD本体には、正確なRPM値が記載されたラベルが貼られています。最も確実な確認方法は、このラベルを目視することです。ただし、ラベルを確認するにはパソコンのケースを開ける必要があります。とはいえ、多くの場合、パーツを取り外さなくてもラベルは見える位置にあるため、手間はそれほどかかりません。

方法2:型番をGoogleで検索する
パソコンを開きたくない場合は、HDDの型番(モデルナンバー)をGoogleで検索する方法がおすすめです。型番がわかれば、回転数をはじめとする詳細なスペックを簡単に調べられます。
HDDの型番を調べる方法
すでに型番をご存じなら、そのまま検索してください。わからない場合は、以下の2つの方法のいずれかで確認できます。
方法1:デバイスマネージャーを使う
デバイスマネージャーからHDDの型番を確認する手順は以下の通りです。
1. デスクトップの「PC」を右クリックします。
2. メニューから「プロパティ」を選択します。

3. システム情報の画面が開きます。
4. 左側のメニューから「デバイスマネージャー」をクリックします。

5. デバイスマネージャーの画面で「ディスク ドライブ」をクリックして展開します。

6. HDDの型番が表示されます。
7. 表示されない場合は、「ディスク ドライブ」以下に表示されているドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

8. 「詳細」タブに切り替えます。
9. プロパティのドロップダウンメニューから「ハードウェア ID」を選択します。

10. 型番が表示されます。この例では HTS541010A9E680 です。
注意: 各項目のアンダースコア(_)以降の数字は環境によって異なりますが、これは型番の一部ではありません。
11. この型番をGoogleで検索すると、HITACHI製のHTS541010A9E680であること、そして回転数が5400RPMであることがわかります。

方法2:システム情報ツールを使う
システム情報ツール(msinfo32)からHDDの型番を確認する手順は以下の通りです。
1. タスクバーの検索ボックスに「msinfo32」と入力し、Enterキーを押します。

2. システム情報の画面が開いたら、左側の「コンポーネント」をクリックして展開します。
3. 「記憶域」を展開し、「ディスク」をクリックします。

4. 右側の画面に、型番を含むHDDの詳細情報が表示されます。

型番がわかったら、あとはGoogleで検索するだけでスペックを確認できます。

方法3:サードパーティ製ソフトを使う
フリーソフトを利用すれば、RPMだけでなく、キャッシュサイズ、バッファサイズ、シリアル番号、温度など、HDDのさまざまな情報を一度に確認できます。定期的にHDDの状態や性能をチェックしたい方には特におすすめの方法です。
代表的なツールのひとつが「CrystalDiskInfo」です。セットアップファイルをダウンロードしてインストールし、プログラムを起動すれば、HDDの詳細情報を一覧表示できます。

RPMは、多数の属性の中の「回転数(Rotation Rate)」という項目で確認できます。
より詳細なハードウェア分析を行いたい場合は「HWiNFO」が便利です。公式サイトからダウンロードできます。
また、ディスクのデータ転送速度やシークタイムなどを計測したい場合は、「Roadkil's Disk Speed」というベンチマークツールも利用できます。ダウンロードしてインストールすれば、ドライブの転送速度やシーク時間などを簡単に測定できます。
理想的なRPM値はどのくらい?
一般的な用途のパソコンであれば、5400RPMまたは7200RPMで十分ですが、ゲーミングPCなどでは15000RPMに達するものもあります。一般的に、機械的な耐久性の観点では4200RPM程度が良好とされ、パフォーマンス重視なら15000RPMが推奨されます。つまり、「最適なRPM」は一概には言えず、HDDの選択は常に価格と性能のトレードオフの中で行うものだと言えます。
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以上の方法を使えば、HDDの回転数(RPM)を簡単に確認できます。このチュートリアルについてご不明な点がある場合は、下のコメント欄でお気軽にお尋ねください。
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