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Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

ハードディスクはPCの心臓部とも言える存在で、大切なデータがすべて保存されている場所です。PCのパーツはほとんど交換できますが、ハードディスク内のかけがえのないデータは、最新のバックアップがない限り失われたら取り戻せません。だからこそ、Windows 11でハードディスクの健康状態を定期的にチェックすることが重要です。確認方法は、Windows標準機能からHDDメーカー純正の診断ツールまでさまざまあります。以下に紹介する方法の中から、好みに応じて1つだけ使っても、すべて試してもOKです。

1. BIOSで確認する

比較的新しいマザーボードを使用していれば、OSを介さずにBIOS上で直接ハードディスクのチェックを実行できます。WindowsなどのOSの干渉を受けないため、より純粋な状態でドライブを診断できるのがメリットです。

PCを再起動し、起動画面の表示に従ってDeleteキーやF2キー、F12キーなどを連打するとBIOS画面に入れます。Windows 10では、設定から直接BIOSを起動するように指定することも可能です。

BIOSに入った後の操作手順はマザーボードのメーカーによって異なります。たとえばMSI Mortar WiFi B550Mの場合、「Settings → Advanced → NVME self-test」からNVMeドライブの健康状態をテストできます。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

また、BIOSはチェックしたいハードディスクがPCやマザーボードに正しく認識されているかを確認する場としても最適です。

DellやHPのノートPCであれば、BIOS画面内の「Diagnostics(診断)」項目からハードディスクの健康状態をチェックできることが多いです。

2. Windows 11の「ドライブの最適化」ツールを使う

従来型のSATA接続HDDは高速なSSDにその座を譲りつつありますが、依然として人気が高く、写真や動画など負荷のかからないファイルの保存先としては今もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。SSDは仕組みが少し異なり、断片化(フラグメンテーション)は発生しないためデフラグは不要ですが、代わりに「最適化」が必要になる場合があります。

HDDの動作が遅くなったと感じたら、まず断片化の状況を確認しましょう。Windows 11に標準搭載されたデフラグツールを使えば簡単にチェックできます。「検索」を開いて「ディスク デフラグ」と入力し、「ドライブのデフラグと最適化」を選択してください。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

対象のドライブを選んで「最適化」をクリックすると、断片化したファイルのスキャンが実行され、パフォーマンス向上のための最適化が行われます。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

実際に試してみると、無料アプリのDefragglerの方が断片化の検出・解消に優れていました。ただし、OSに標準機能があるのに追加アプリをインストールしたくない人も多いでしょう。MyDefragも有力な代替候補です。

なお、SSDも同じ「ドライブのデフラグと最適化」ツールから最適化できますが、通常はWindows 11が自動的に処理してくれるため、手動での実行は基本的に不要です。

3. HDDメーカー純正の診断ツールを使う

主要なハードディスクメーカーの多くは、ドライブの健康状態やパフォーマンスを監視できる無料の高機能ツールを公開しています。まず必要なのは、自分のハードディスクのメーカー(ブランド)を把握することです。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

メーカー名がすでに分かっている場合はこの作業はスキップして構いません。分からない場合は、Winキーを押して「デバイス マネージャー」と入力し、検索結果から起動します。

デバイスマネージャーで「ディスク ドライブ」を展開し、ハードディスクの型番を控えましょう。次に、その型番をGoogleなどで検索すれば、メーカー名が判明します。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

あとはメーカーのサポートページにアクセスし、HDDユーティリティを探してダウンロードします。主要ブランドのダウンロードページへのリンクは以下の通りです。

  • Western Digital
  • Seagate(シーゲイト)
  • Samsung(サムスン)

各ツールの操作性はそれぞれ異なりますが、いずれもハードディスクの健康状態をテストできる診断機能を備えている点が共通しています。

4. Windows標準のCHKDSKツールを使う

WindowsのCHKDSKは、システムエラーや不良セクタ(バッドセクタ)をスキャンして検出する標準ツールです。エラーの有無を表示することでハードディスクの健康状態確認にも役立ち、問題のスキャンと修復(可能な場合)を同時に行えます。修復できない重大な問題が見つかった場合は、その旨も通知してくれます。

「検索」を開いて「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」の下にある「管理者として実行」を選択します。

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プロンプトにchkdskと入力してEnterキーを押すと、基本スキャンが開始されます。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

chkdsk /f /rを使えば、不良セクタの修復と読み取り可能なデータの復旧も試みられます。さらにchkdsk /f /r /xを指定すると、実行前にドライブを強制的にマウント解除します。Microsoftの公式サイトには、ハードディスクの健康状態をチェックするためのchkdskオプションの一覧が掲載されているので、参考にするとよいでしょう。

5. WMICを使う

WMICは、さまざまな管理タスクを実行できるコマンドラインインターフェースで、ハードディスクの健康状態確認にも利用できます。HDDが備えるS.M.A.R.T.(自己監視・分析・報告テクノロジー)機能を利用してステータスを取得し、「OK」「Pred Fail(予測失敗)」といったシンプルな判定結果を表示します。提供される情報はごく限定的ですが、Windows標準機能だけで手軽に素早く確認できるのが魅力です。

WMICでハードディスクをチェックするには、Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、cmdと入力して「OK」をクリックし、コマンドプロンプトを起動します。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

続けて以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

wmic

WMIインターフェースの準備ができたら、次のコマンドを入力してもう一度Enterキーを押します。

diskdrive get status

少し待つと、ハードディスクのステータスが表示されます。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

6. サードパーティ製の健康状態チェックツールを使う

サードパーティ製ツールを使えば、「正常/異常」という単純な判定以上の詳細情報を得られます。これらのツールもWMICと同様にHDDのS.M.A.R.T.機能からデータを取得しますが、良し悪しだけでなく、はるかに詳細な情報を確認できるのが強みです。

CrystalDiskInfo

この用途におすすめなのが、シンプルながら高機能な「CrystalDiskInfo」です。無料で使えて非常に軽量なツールで、温度、健康状態、ハードディスクの種類や機能に加え、読み書きエラー率やモーター起動時間(スピンアップタイム)などの各種属性情報まで一括して確認できます。

ファイルをダウンロードして解凍したら、自分のWindowsのバージョンに合ったツールを選びます。64bit版Windowsなら「DiskInfo64」を、32bit版なら「DiskInfo32」を選択しましょう。インストール不要でそのまま起動できるのも便利なポイントです。

Windows 11でハードディスクの状態を確認する6つの方法【BIOS・CHKDSK・CrystalDiskInfoなど】

ツールを起動してから約10秒ほど待つと、完全なレポートが表示されます。

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「機能」メニューからは、より高度なオプションを選択することも可能です。PC起動時に自動でハードディスクの健康状態をチェックするよう設定することもできます。

そのほかにもHard Disk SentinelやHDDScanなど、より多機能で高度なサードパーティ製ツールがあります。ただし、一般ユーザーであればCrystalDiskInfoで十分事足りるでしょう。

以上のツールを使えば、Windows 11でもハードディスクの健康状態を簡単にチェックできます。詳細な情報が不要であれば、Windows標準のツールだけでも十分に役立ちます。

よくある質問

Q1. ハードディスクの寿命はどのくらい?

従来型のHDDの寿命は一般的に3〜5年程度ですが、丁寧に扱えばそれ以上長持ちすることもあります。つまり、その期間中はノートPCを乱暴に扱わないことが大切です。SSDは10年程度持つ傾向があります。もちろん、どんな製品にも初期不良や不具合は起こり得るので、思ったより早く故障する可能性もあります。

Q2. ハードディスクが故障しかけている初期症状は?

通常、ハードディスクの健康状態が悪化する前には何らかの予兆が現れます。ただし、これらのサインが現れてから実際に故障するまで数週間しかないこともあるため、素早く対処し、日頃からデータをバックアップしておくことが重要です。代表的な症状は以下の通りです。

  • 起動時間がどんどん長くなる
  • システムクラッシュが頻発する
  • ブルースクリーン(BSOD)が頻繁に表示される
  • 起動時にBIOSエラーが出る
  • ファイルが消える(セクタの破損を示す兆候)
  • エクスプローラーでファイルを開くのに非常に時間がかかる

Q3. Windows 11へのアップグレードはハードディスクに影響する?

PCが最小システム要件を満たし、十分な空き容量があれば、問題は起こらないはずです。ただし注意点として、Windows 11ではパーティション形式がMBR(マスターブートレコード)からGPT(GUIDパーティションテーブル)へ移行しているため、古いドライブは事前に変換が必要な場合があります。

Q4. 故障しかけたドライブを交換すべき?それとも新しいPCを買うべき?

これはPCの使用年数によります。購入から1〜2年程度なら、新しいハードディスクを買う方がはるかに安上がりです。古いPCの場合は、他のハードウェアも確認しましょう。最近のアプリやWindows 11との互換性はまだ保てていますか?

答えがノーなら、可能であれば新しいPCへの買い替えが賢明です。そうしないと、新しいハードディスクを入れたのに、他のパーツが次々に故障したり時代遅れになったりする可能性があります。

Q5. ハードディスクを長持ちさせるコツは?

HDDを使っている場合は、特に稼働中(プラッタが回転している間)の扱いに注意しましょう。ノートPCを落とすなどの衝撃は、ハードディスクを一瞬で壊す原因になります。また、PCの通気性を確保して過熱を防ぐことも重要です。過熱はドライブの早期故障につながります。

製造上の欠陥は防げませんが、PCを「一生もの」として大切に扱うことで、ハードディスクの寿命を1年以上延ばせることもあります。すでに不調の兆候に気づいているなら、もう手遅れです。今すぐデータをバックアップし、新しいハードディスクか新しいPCへの買い替えを検討しましょう。

まとめ

ハードディスクの健康状態をこまめにチェックすることは、二度と取り戻せないファイルの消失を防ぐことにつながります。故障はいつ起こるか分かりませんからね。

Microsoft標準アプリのせいでWindows 11が応答しなくなった場合は、その対処法をチェックしてみてください。Windows 11が自分に合っているか迷っているなら、ダウングレードする方法も確認しておくと安心です。

  1. ハードディスクドライブを今すぐ高速化する2つの効果的な方法

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  2. Windowsのディスクチェックツールでハードディスクのパーティションを検査・修復する方法

    はじめにディスクエラーは、特にメンテナンスが行き届いていない古いパソコンによく発生するトラブルです。幸いにも、Windowsにはシステムユーティリティの1つとしてディスクチェックツールが標準搭載されており、ハードディスクの各パーティションをスキャンして、不良セクタや失われたセクタ、破損したファイルを検出することができます。ディスクチェックユーティリティによって検出・修復されるファイルは、システムトラブルの原因となることが多く、放置すればするほど深刻化する恐れがあります。そのため、このツールの使い方をマスターし、定期的にディスクチェックを実行して、パソコンを悩ませる問題を早めに解決しておくことが