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Windows 11でハードディスクの健康状態を確認する4つの方法

ハードディスクはPCの心臓部とも言える重要な存在です。すべてのファイルやドキュメントが保存され、必要なときにいつでも取り出せる場所となります。しかし、電子機器である以上、その寿命は日々少しずつ縮んでいくのが現実です。

とはいえ、比較的新しいPCであれば、すぐに故障することはないのでご安心ください。それでも、突然のクラッシュによる大切なデータの損失を防ぐためには、日頃からハードディスクの状態をしっかりと把握しておくことが重要です。本記事では、Windows 11でハードディスクの健康状態を確認できる具体的な方法を4つ紹介します。

ハードディスクの異常をチェックするには

Windows OSには、さまざまなトラブルに対応できるアプリケーションが数多く搭載されており、その一部はハードディスクの状態確認にも活用できます。加えて、サードパーティ製ツールを利用するという選択肢もあります。

ここでは、Windows標準ツールを使った手動の確認方法と、専用ツールを使った自動的な方法の両方を解説します。まずはWindows標準のツールから見ていきましょう。

1. WMICコマンドを使う

WMIC(Windows Management Instrumentation Command)は、Windowsの各種タスクを確認・管理できるコマンドラインツールで、ハードディスクのヘルスチェックにも利用できます。

以下の手順で実行してください。

  1. スタートメニューの検索バーに「コマンドプロンプト」と入力し、表示された最適な結果を選択します。
  2. コマンドプロンプトに「wmic」と入力してEnterキーを押します。
  3. WMICインターフェースで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
    diskdrive get status

Enterキーを押すとすぐにツールが起動し、数秒でハードディスクの健康状態が表示されます。「OK」と表示されていれば、ドライブは正常な状態です。

2. CHKDSKコマンドを使う

CHKDSK(check diskの略)も、コマンドプロンプトで使える便利なユーティリティの一つです。名前の通りハードディスクのエラーをチェック・修復するのに役立ちます。さらに、ディスクのセクターを走査して不良箇所を「不良セクター」としてマークし、データの救出を試みる機能も備えています。

このコマンドはほぼすべてのWindows OSで利用可能で、もちろんWindows 11でも問題なく使用できます。

CHKDSKを実行するには、まず方法1と同じ手順でコマンドプロンプトを起動します。次に、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

chkdsk /f

Enterキーを押すとコマンドが実行され、「次回の再起動時にスキャンを実行するか」を尋ねられます。Yを入力してEnterキーを押しましょう。PCが再起動するとCHKDSKのスキャンが自動的に開始され、ドライブの健康状態を確認できます。

3. HDDメーカー純正の診断ツールを使う

もう一つの有効な選択肢が、ハードディスクメーカーが提供する無料の診断ツールです。Western Digital、Samsung、Seagateといった大手HDDメーカーは独自の診断ソフトを公開しており、該当メーカーのドライブをお使いなら一度試してみる価値があります。

お使いのハードディスクのメーカーがわからない場合でも心配いりません。デバイスマネージャーを使えば、ドライブの詳細情報を簡単に確認できます。手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューの検索バーに「デバイスマネージャー」と入力し、最適な結果を選択します。
  2. デバイスマネージャーの一覧から「ディスクドライブ」を探してクリックします。
  3. 表示されているハードディスクの型番をコピーし、検索エンジンで調べます。

これでハードディスクの型番とメーカーが判明するので、対応する純正ツールを見つけられるはずです。

4. 専門のサードパーティ製ツールを使う

Windows標準のツールでも多くの場合は十分ですが、環境によっては思うように動作しないこともあります。そんなときにおすすめなのが、サードパーティ製の専門ツールの活用です。オンラインには多数のアプリがありますが、ここでは多くのユーザーに役立つ2つのアプリを厳選して紹介します。

1. HDDScan

HDDScanは、その名の通りハードディスクの健康状態を点検するための無料ツールです。PCのS.M.A.R.T.値やディスク温度を監視することで、ドライブに関連するさまざまな問題を検出します。

ハードディスクチェッカーとして優れた機能を多数備えているのも魅力です。主な機能は以下の通りです。

  1. バタフライリードモード
  2. リニアベリファイ(線形検証)
  3. リニアリード(線形読み取り)
  4. スピンドルスタートテスト

アプリは完全無料で、シンプルなインターフェースにより初心者でも扱いやすいのが特徴です。公式サイトではWindows XP SP3〜Windows 10までのサポートと案内されていますが、実際にWindows 11環境で実行しても特に問題なく動作しました。

ダウンロード: HDDScan(無料)

2. Hard Disk Sentinel

Hard Disk Sentinelも、Windows 11のハードディスクの健康状態を測定できる人気の無料ツールです。

「テスト→診断→修復」という流れで動作し、ハードディスクの問題を段階的に解決へ導いてくれます。

HDDScanと同様に、温度、スピンアップレート、シークエラーレート、読み取りエラーレートなど、ハードディスクに関するS.M.A.R.T.情報をすべて表示できます。さらに、ディスクの転送速度も計測できるため、今後のスキャン結果と比較してパフォーマンスの変化を追跡するベンチマークとしても活用できます。

アプリには無料版と有料版が用意されており、まずは無料版で自分のニーズに合うかを確認できます。さらに、フル機能版も期間限定で無料トライアルが可能です。

ダウンロード: Hard Disk Sentinel(無料版あり、有料版も提供)

まとめ:Windows 11でハードディスクの健康を管理しよう

PCの健康状態を定期的にチェックすることは、本体の寿命を延ばすことにつながります。Windows 11のハードディスクの健康状態を監視しておけば、ドライブ障害による突然のデータ損失を未然に防げます。ただし、ハードディスクはPCを構成する一部品にすぎません。GPU、RAM、バッテリーなど、他のコンポーネントも同じくらい重要です。快適なPC環境を維持するために、これらのリソースについても定期的にチェックすることをおすすめします。

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