【Windows 7】不調なハードドライブをチェックして修復する方法
パソコンが正常に動作するためには、多くの部品が欠かせません。中でも特に重要なのが、電源ユニット、マザーボード、メモリ(RAM)、ハードドライブ、CPUの5つです。このうちハードドライブには、パソコンを使用するうえで最も重要なデータであるオペレーティングシステム(OS)が保存されています。そのため、ここに不具合が発生すると、さまざまなトラブルが起こり始めます。
ハードドライブの不調で起こる症状
ハードドライブに異常が生じると、まずパソコンの起動やプログラムの読み込みが普段より明らかに遅くなります。特定の1〜2つのアプリケーションだけで動作が重くなるケースもあります。また、以前は表示されなかったBSOD(ブルースクリーン)エラーが頻繁に発生するようになるのも特徴的です。これらの症状は物理メモリやその他の部品の不具合でも起こり得ますが、ハードドライブが原因である可能性も決して無視できません。
さらに、同じドライブ内でファイルを別フォルダへ移動した際にCRCエラーが表示されたり、コピーの進行バーが途中で止まったまま何時間も動かなくなったりするのも、ハードドライブ起因の典型的な症状です。

なぜ不具合が起こるのか?
ハードドライブは永久に使えるものではありません。実はSSD(ソリッドステートドライブ)も同様で、むしろハードドライブよりも寿命が短い場合があります。ストレージ内部の劣化はごく自然な現象であり、製造品質にも左右されますが、長年の使用とともに必ず進行していきます。
この劣化は「バッドセクタ(不良セクタ)」として現れます。これは、物理的な損傷によって使用できなくなったドライブ上の小さな領域のことです。ドライブへのさらなるダメージを防ぐためには、Windowsのディスクチェックユーティリティを実行し、使用不能になった領域をマークしておく必要があります。

ディスクチェックを実行する前に
まずはパソコンを再起動してみましょう。一時的な軽微な不具合である可能性もあるからです。ただし、いつものように再起動するのではなく、一度シャットダウンして20秒ほど待ってから、電源を入れ直してください。これにより、ドライブの読み書きヘッドがリセットされ、内部のプラッタが完全に停止します。
また、特定の1つのファイルでのみエラーが発生する場合は、そのファイルのコピーをドライブの別の場所に作成してみてください。コピー先で正常に動作するのであれば問題ありません。それでも動かない場合は、ドライブではなくファイル自体に問題がある可能性があります。
ディスクチェックの実行手順
ディスクチェックユーティリティを実行するには、コマンドプロンプトを開きます。開き方がわからない場合は、「スタート」メニューから「すべてのプログラム → アクセサリ → コマンドプロンプト」を選択してください。
コマンドプロンプトが起動したら「chkdsk /r」と入力し、キーボードの「Enter」キーを押します。確認メッセージが表示されたら「Y」と入力して「Enter」を押しましょう。その後パソコンを再起動すると、ディスクチェックが自動的に実行されます。処理が完了するまで待機すれば、あとはツールがドライブの状態を整えてくれます。
「/r」オプションの意味
ちなみに「/r」オプションは、chkdskユーティリティに対して「ドライブのエラーをスキャンし、バッドセクタから読み取り可能な情報を復元する」よう指示するものです。エラーが検出された場合は、自動的に修正も行われます。「/f」と「/r」の両方を指定するようアドバイスされることがありますが、「/r」には「/f」の機能が含まれているため、「/r」だけの指定で十分です。
写真提供:flickr
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