Windows 10でCRITICAL_PROCESS_DIEDエラーを修正する7つの方法

Windows 10で突然ブルースクリーン(BSOD)が表示され、「CRITICAL_PROCESS_DIED(重要なプロセスが終了しました)」というエラーメッセージとストップコード「0x000000EF」が表示されることがあります。このエラーは、Windows OSの動作に不可欠なシステムプロセスが予期せず強制終了したことで発生します。
Microsoftの公式サイトには、このエラーについて以下の説明しか記載されていません。
「CRITICAL_PROCESS_DIEDバグチェックの値は0x000000EFです。これは、重要なシステムプロセスが終了したことを示します。」
また、許可されていないプログラムがWindowsの重要コンポーネントに関連するデータを改変しようとした場合も、OSが即座に介入して不正な変更を阻止するため、このエラーが発生することがあります。

CRITICAL_PROCESS_DIEDエラーの主な原因
このエラーの最大の原因は、古い・互換性のない・不具合のあるドライバーです。また、メモリの不良セクターが原因となるケースもあります。
作業前の準備
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておきましょう。
PCに正常にログインできない場合は、セーフモードでWindowsを起動してから、以下の対処法を順番に試してください。
方法1:CCleanerとマルウェア対策ソフトを実行する
- CCleanerとMalwarebytesをダウンロードしてインストールします。
- Malwarebytesを実行し、システム内の有害ファイルをスキャンします。マルウェアが検出された場合は自動的に削除されます。
- 次にCCleanerを起動し、「クリーナー」セクションのWindowsタブで、以下の項目にチェックを入れます。

- 必要な項目にチェックを入れたら「クリーナー実行(Run Cleaner)」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。
- さらにシステムをきれいにするため、「レジストリ」タブを選択し、以下の項目にチェックが入っていることを確認します。

- 「問題のスキャン」を選択してスキャンを実行し、「選択した問題を修復」をクリックします。
- 「レジストリの変更をバックアップしますか?」と聞かれたら「はい」を選択します。
- バックアップが完了したら、「選択したすべての問題を修復」を選択します。
- PCを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
方法2:SFCとDISMツールを実行する
- Windowsキー + Xを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。

- コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sfc /scannow sfc /scannow /offbootdir=c:\ /offwindir=c:\windows(上記が失敗した場合に実行)

- スキャンが完了するまで待ち、完了したらPCを再起動します。
- 再度コマンドプロンプトを開き、以下のDISMコマンドを1行ずつ入力して、それぞれEnterキーを押します。
a) Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth b) Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth c) Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

- DISMコマンドの実行が完了するまで待ちます。
- 上記のコマンドが正常に動作しない場合は、以下を試してください。
Dism /Image:C:\offline /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows /LimitAccess
注意:「C:\RepairSource\Windows」の部分は、実際の修復ソース(Windowsインストールメディアまたは回復ディスク)の場所に置き換えてください。
- PCを再起動して変更を保存し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
方法3:クリーンブートを実行する
サードパーティ製ソフトウェアがWindowsと競合し、この問題を引き起こしている場合があります。クリーンブートを実行することで、最小限のドライバーとスタートアッププログラムだけでWindowsを起動でき、原因となっているソフトを段階的に特定できます。

方法4:ドライバー検証ツール(Driver Verifier)を実行する
この方法は、セーフモードではなく通常どおりWindowsにログインできる場合にのみ有効です。実行前に必ずシステムの復元ポイントを作成しておいてください。ドライバー検証ツールは、問題のあるドライバーを強制的に特定できる便利な標準ツールです。

方法5:古いドライバーを更新する
- Windowsキー + Rを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。

- 各カテゴリ左側の矢印をクリックして展開し、デバイスの一覧を表示します。

- 黄色い感嘆符(!)が付いているデバイスがないか確認します。感嘆符がある場合、そのデバイスのドライバーが古くなっていることを意味します。
- 該当するデバイスを右クリックして「アンインストール」を選択します。

- PCを再起動すると、Windowsが自動的にそのデバイス用の既定ドライバーをインストールします。
方法6:スリープと休止状態を無効にする
- Windowsの検索ボックスに「control」と入力し、検索結果からコントロールパネルを開きます。

- コントロールパネルの検索ボックスに「電源オプション」と入力します。
- 電源オプション画面で「電源ボタンの動作の変更」をクリックします。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」というリンクをクリックします。

- 「スリープ」と「休止状態」のチェックを外します。

- 「変更の保存」をクリックし、PCを再起動します。
方法7:Windows 10を初期化(リセット)する
注意: PCにまったくアクセスできない場合は、自動修復が起動するまでPCを数回再起動してください。その後、「トラブルシューティング > このPCを初期状態に戻す > すべて削除する」へ進みます。
- Windowsキー + Iを押して「設定」を開き、「更新とセキュリティ」をクリックします。

- 左側のメニューから「回復」を選択します。
- 「このPCを初期状態に戻す」の下にある「開始する」ボタンをクリックします。

- 「個人用ファイルを保持する」オプションを選択します。

- 途中でWindows 10のインストールメディアの挿入を求められる場合があるため、事前に準備しておきましょう。
- Windowsのバージョンを選択し、「Windowsがインストールされているドライブのみ」>「ファイルの削除のみ実行する」を選択します。

- 「リセット」ボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って、リセットまたは更新を完了させます。
まとめ
以上が、Windows 10でCRITICAL_PROCESS_DIEDエラーを修正する7つの方法です。まずはマルウェアスキャンやシステムファイルチェッカー(SFC/DISM)など、比較的簡単に実行できるものから順に試すのがおすすめです。すべての方法を試しても改善しない場合は、メモリやストレージなどのハードウェア障害が潜んでいる可能性もあるため、メモリ診断ツールでのチェックや専門業者への相談も検討してみてください。
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