Microsoft Edge がクラッシュし続ける!原因と6つの解決策を徹底解説
2015年、Microsoft EdgeはMicrosoftによる本格的な新世代ブラウザとして登場しました。EdgeHTMLレンダリングエンジンをゼロから構築し、「高速・安全・軽量」を掲げて開発された注目のブラウザでした。
しかしその後、さまざまな問題が相次ぎ、初期には一部のユーザーから敬遠され、現在も不満の声が上がっています。
Microsoft Edge が開いたままにならない・クラッシュする症状
Microsoftユーザーの間では、「Edgeがクラッシュし続ける」「突然閉じる」「起動直後に終了する」「開いたままにならない」といった悩みが多数報告されています。あるユーザーは正常に起動できたものの、数秒後にアドレスバーに以下のエラーメッセージが表示され…
ms-appx-web:///assets/errorpages/acr_error.htm#https://www.msn.com/spartan/dhp?locale=en-US&market=US&enableregulatorypsm=0&enablecpsm=0&ishostisolationenforced=0&targetexperience=default
…そのまま警告なしでブラウザが閉じてしまったといいます。
この問題は長期間にわたって続くこともあります。実際に、最新のアップデート適用済みにもかかわらず、2か月間にわたりWindows 10/11環境でEdgeが不調だというユーザーもいました。1日に何度もEdgeが勝手に閉じ、タッチパッドでページをスクロールしようとすると数秒間フリーズするそうです。
予期しないクラッシュの正確な原因は謎ですが、いくつか手がかりはあります。たとえば、Windows InsiderのFastリングでWindows 10/11の先行ビルドを利用していた場合、バグや不具合に遭遇する可能性が高くなります。
クラッシュ対策の前に:PC環境を整えておく
以下の解決策を順に試す前に、まずPC自体が最適な状態にあることを確認しましょう。Outbyte PC Repairのような信頼できるPC最適化ツールを使えば、不要なジャンクファイルの除去やWindowsシステムの診断を行い、システムの安定性を回復できます。Edgeやその他のアプリの動作を妨げるエラーやクラッシュの予防にもつながります。
Microsoft Edge がクラッシュするときの対処法
1. Windows トラブルシューティングツールを実行する
[スタート] > [設定] > [更新とセキュリティ] > [トラブルシューティング] > [Windows ストア アプリ] の順に選択し、トラブルシューティングツールを実行してみてください。
2. システム ファイル チェッカー(SFC)を使用する
Edgeのクラッシュがシステムファイルの破損によるものであれば、SFCでWindowsをスキャンしてファイルを修復できます。手順は以下のとおりです。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。[スタート]ボタンをクリックし、検索ボックスに「cmd」と入力、[コマンド プロンプト]を右クリックして[管理者として実行]を選択します。管理者パスワードや確認を求められたら、パスワードを入力するか[許可]をクリックします。
- SFCの前に、DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールを実行します(Windows 7/Vistaではこの手順は不要)。以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
dism.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth - 続いて、コマンドプロンプトに sfc /scannow と入力してEnterキーを押します。保護対象のすべてのシステムファイルがスキャンされ、破損ファイルはキャッシュされたコピーに置き換えられます。検証が100%になるまでコマンドプロンプトのウィンドウは閉じないでください。
- スキャン完了後、結果として次のようなメッセージが表示されることがあります。
- 「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」
→ 欠落または破損したシステムファイルはないことを意味します。 - 「Windows リソース保護により、破損したファイルが検出され、正常に修復されました。詳細は CBS.Log %WinDir%\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。」
3. システムの復元ポイントから復元する
この方法では、PCを以前の時点(システムの復元ポイント)に戻せます。個人ファイルには影響しませんが、復元ポイント作成後にインストールしたアプリ、ドライバー、更新プログラムは削除される点に注意してください。手順は以下のとおりです。
- [スタート]をクリックし、「control panel」または「コントロール パネル」と入力して、結果一覧から選択します。
- [コントロール パネル]内で「回復」を検索します。
- [回復] > [システムの復元を開く] > [次へ] の順に選択します。
- 問題が発生しているアプリ、ドライバー、または更新プログラムに関連する復元ポイントを選択し、[次へ] > [完了] をクリックします。
復元ポイントが表示されない場合は、[コントロール パネル]から[回復]を開き、[回復] > [システムの復元の構成] > [構成] の順に進み、[システム保護を有効にする]が選択されていることを確認してください。
4. Microsoft Edge を再インストールする
Microsoft Edgeの再登録(再インストール)を試すのも有効です。手順は以下のとおりです。
- [スタート]ボタンを右クリックし、Windows PowerShellを開きます。
- 以下のコマンドをコピーして貼り付けて実行します。
Get-AppXPackage -Name Microsoft.MicrosoftEdge | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml" -Verbose} - 完了したらPowerShellを閉じ、Edgeを再度起動してみてください。
5. クリーン ブートを実行する
Edgeの不具合がソフトウェア同士の競合によるものである場合に有効な手段です。クリーンブートとは、最小限のドライバーとスタートアッププログラムだけでWindowsを起動し、問題の原因を特定するトラブルシューティング手法です。Microsoft公式の手順に従ってクリーンブート状態にし、どのアプリでクラッシュが発生するかを確認しましょう。
6. レジストリを変更する
この方法は、Edgeの起動直後のクラッシュを効果的に解決できることがあります。ただし、レジストリの編集はリスクが高く、誤った操作を行うと取り返しのつかない損害を招く可能性があります。必ず作業前にPC全体のバックアップを作成してください。手順は以下のとおりです。
- キーボードの Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力して[OK]をクリックします。レジストリ エディターが起動します。
- 上部のアドレスバーに以下のパスを貼り付けてEnterキーを押します。
Computer\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppContainer\Storage\microsoft.microsoftedge_8wekyb3d8bbwe\Children - 配下の各サブキー(サブフォルダー)を右クリックして[削除]を選択します。
- [はい]をクリックして削除を確定すれば完了です。
注意:「Children」キー自体は絶対に削除しないでください。削除するとEdgeが起動できなくなります。削除するのはあくまでサブキーのみです。作業後、問題が解決したかどうかを確認しましょう。
まとめ
多くのユーザーから「Edgeがクラッシュし続ける」「起動直後に終了する」「開いたままにならない」といった声が寄せられています。まずは本記事で紹介した解決策をひとつずつ試し、問題が改善するかどうかを確認してください。
なお、その後MicrosoftはEdgeをChromiumベースで再構築する方針を表明し、2020年1月に新版Edgeを正式リリースしました。旧EdgeHTML版をお使いの方は、最新のChromium版Edgeへアップデートすることで、安定性やサイト互換性の面で大きく改善される可能性があります。
あなた自身のEdgeの使用体験についても、ぜひ感想をお聞かせください!
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