Windows 7・8・10で「テスト トーンの再生に失敗しました」エラーを解決する6つの方法
「テスト トーンの再生に失敗しました」というエラーは、Windowsとパソコンのサウンドデバイスとの間に何らかの問題が発生していることを知らせるメッセージです。音が出なくなった際にサウンドデバイスの動作確認を行うと、このエラーが表示されることがあります。
この問題はMicrosoftのWindows OSの多くのユーザーに発生しており、複数のバージョンに影響を及ぼしています。音が出ないというのは、パソコンに求められる基本機能のひとつに関わるトラブルのため、放置できない重大な問題といえます。
フォーラムの投稿などではハードウェアの故障のように見えることもありますが、実際にはソフトウェア側で解決できるケースがほとんどです。以下で紹介する方法を順番に試して、サウンドの復旧を目指しましょう。

方法1:Windows Audioサービスを再起動する
最初に試したいのがこの方法です。手順が最もシンプルで、短時間で完了します。ただし、一時的に改善しても時間が経つと再発したという報告もある点には注意してください。
- キーボードのWindowsキーとRキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「名前」ボックスにservices.mscと入力し、Enterキーを押すか「OK」をクリックします。
- 「サービス」ウィンドウの一覧からWindows Audioサービスを探します。上部ツールバーの「再起動」ボタンをクリックしてサービスを再起動してください。ウィンドウを閉じれば、音が戻っているはずです。

方法2:管理者権限のコマンドプロンプトでsfc /scannowを実行する
前の方法で解決しなかった場合は、システムファイルチェッカーによるフルスキャンの実行で音が復旧することがあります。
- キーボードのWindowsキーを押してスタートメニューを開き、「cmd」と入力します。検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択すると、管理者権限のコマンドプロンプトが開きます。
- コマンドプロンプトにsfc /scannowと入力してEnterキーを押します。スキャンが完了するまで中断せずに待ち、完了したらパソコンを再起動してください。

方法3:すべての拡張機能(音の効果)を無効にする
多くのユーザーから効果が報告されている方法です。前述の2つの方法で解決しなかった場合に試してみてください。
- スタートメニューで「コントロール パネル」と入力し、表示された結果を開きます。
- 表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に切り替え、「サウンド」を探してダブルクリックで開きます。
- 一覧から使用中のスピーカーをクリックして選択し、下部にある「プロパティ」ボタンをクリックします。
- 「拡張機能」タブを開き、すべての拡張機能と効果音を無効にします。「適用」→「OK」の順にクリックして設定を保存すれば、正常な状態に戻るはずです。

方法4:KB974571アップデートを削除する(Windows 7)
多くのWindows 7ユーザーから、KB974571アップデートが原因でこの問題が発生したという報告があります。手動でアンインストールすることで音が復旧したケースも少なくありません。
- 前の方法と同じ手順でコントロール パネルを開き、アイコン表示に切り替えます。「プログラムと機能」を見つけて開いてください。
- 「プログラムと機能」ウィンドウの左上にある「インストールされた更新プログラムの表示」リンクをクリックします。
- 一覧から「KB974571」のアップデートを探してクリックし、ツールバーの「アンインストール」を選択して削除します。注意:処理の途中でパソコンの再起動が必要になる場合があるため、作業中のデータはあらかじめ保存しておきましょう。
方法5:High Definition Audio Deviceドライバーをインストールする
High Definition Audio Deviceは標準で用意された安定性の高いドライバーです。これをインストールすることで、さまざまなサウンド関連の問題が解決することがあり、このエラーもそのひとつです。
- キーボードのWindowsキーを押して「デバイス マネージャー」と入力し、表示された結果を開きます。
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開し、現在使用中のオーディオドライバーを選択します。「操作」タブから「ドライバー ソフトウェアの更新…」を選択してください。
- 「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索」をクリックし、続いて「コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します」を選びます。
- 一覧から「High Definition Audio デバイス」を選択して「次へ」をクリックします。ユーザー アカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリックしてください。ウィザードが完了したらパソコンを再起動します。
- ドライバーが一覧に見つからない場合は、サウンドカードのメーカーの公式サイトにアクセスし、最新のドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
方法6:ローカルユーザーとグループにLocal Serviceを追加する
一見サウンドの問題とは無関係に思えますが、実際に多くのユーザーがこの方法で問題を解決しています。
- お使いのWindowsのバージョンに応じて「PC」または「コンピューター」を右クリックし、ドロップダウンメニューから「管理」を選択します。
- 左側に表示される「システム ツール」の中から「ローカル ユーザーとグループ」をダブルクリックし、その下にある「グループ」を選択します。
- 中央の一覧にある「Administrators」を右クリックし、ドロップダウンメニューから「グループへの追加...」を選択します。
- 「追加」→「詳細設定」の順にクリックし、「検索」を押します。検索結果から「Local Service」をダブルクリックして「OK」をクリックします。一覧に「NT Authority\Local Service」が表示されたら「OK」をクリックします。最後に「コンピューターの管理」ウィンドウを閉じてパソコンを再起動すれば、問題は解決するはずです。

冒頭でも触れたとおり、パソコンから音が出ない状態は大きなストレスであり、我慢すべきものではありません。幸い、この問題には複数の解決策があり、いずれも多くのユーザーによって効果が確認されています。本ガイドで紹介した方法を順番に試せば、きっと問題を解決できるでしょう。
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