解決済み:Windows 10でテストトーンが再生できない原因と11の対処法
目次:
テストトーン再生エラーの概要
Windows 10でテストトーンが再生できない原因
Windows 10でテストトーンが再生できない問題の解決方法
テストトーン再生エラーの概要
PCから音が出ない、あるいは音が割れて聞こえるといったトラブルが発生した際、多くの方は「サウンド」のプロパティを開き、テストトーンを再生してスピーカーやヘッドホンの動作確認を試みるでしょう。ところが、いざテストトーンを再生しようとしても失敗してしまうことがあります。
Windows 10でテストトーンの再生に失敗した場合、それはオーディオデバイスに何らかのエラーが発生し、正常に動作できていないことを意味します。このまま放置すると、音が出ない、音が途切れるなど、さまざまなサウンド問題に発展する恐れがあります。できるだけ早めに対処しましょう。
Windows 10でテストトーンが再生できない原因
オーディオデバイスでテストトーンの再生に失敗する場合、その原因を特定するのは容易ではありません。切り分けを行うには、オーディオ関連サービス、オーディオドライバー、サウンド設定、そしてシステム自体の順に確認していく必要があります。
たとえば、Windows Audioサービスが意図せず停止している場合、当然ながらテストトーンは再生できません。また、オーディオドライバーが欠落していたり、破損・不具合を抱えていたりする場合にも、スピーカーやヘッドホンでテストトーンの再生に失敗します。
Windows 10でテストトーンが再生できない問題の解決方法
オーディオデバイスに関わるすべての項目を切り分けていく必要があるため、根気よく作業を進めましょう。その前に、まずはWindows 10の再起動だけでも試してみてください。「単純にPCを再起動しただけで問題が解決した」という報告も多くあります。
解決策一覧:
- 1:Windows Audioサービスを再起動する
- 2:オーディオドライバーをアンインストールする
- 3:High Definition Audioドライバーを再インストールする
- 4:オーディオドライバーを更新する
- 5:システムファイルチェッカーを実行する
- 6:すべてのオーディオ拡張機能を無効化する
- 7:オーディオ形式を変更する
- 8:ウイルス対策ソフトをアンインストールする
- 9:AdministratorsグループにLocal Serviceを追加する
- 10:外部ディスプレイを使用する
- 11:Windows 7でのテストトーン再生エラーを修正する
解決策1:Windows Audioサービスを再起動する
まず最初に試したいのが、スピーカーやUSBヘッドホン向けのWindows Audioサービスの再起動です。この方法だけで問題が解決するケースは非常に多いです。
1. Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、services.mscと入力してOKをクリックします。
2. 「サービス」ウィンドウが開いたら、一覧から「Windows Audio」を見つけて右クリックし、「再起動」を選択します。
Windows Audioサービスが再起動されたら、すぐにヘッドホンやスピーカーでテストトーンを再生できるようになっているはずです。
解決策2:オーディオドライバーをアンインストールする
オーディオドライバー自体に問題があると、Windows 7、8、10のいずれでもサウンドテストに失敗します。そこで、問題のあるドライバーを一度削除し、後ほどHigh Definition Audioドライバーを入れ直す方法を試してみましょう。
1. デバイスマネージャーを開きます。
2. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開し、オーディオドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
3. 確認画面が表示されたら、オーディオデバイスドライバーのアンインストールを実行します。
この時点ではPCを再起動せず、そのまま次の手順でドライバーの再インストールまたは更新に進んでください。
解決策3:High Definition Audioドライバーを再インストールする
メーカー純正のドライバーよりも、Windows標準のHigh Definition Audioドライバーの方が安定して動作するケースがあります。手動でHigh Definition Audioドライバーをインストールしてみましょう。
1. デバイスマネージャーで「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開し、オーディオドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
2. 「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選び、次に「利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。
3. 表示された一覧から「High Definition Audio デバイス」を選択します。
4. 互換性に関する警告画面が表示されたら、「はい」をクリックしてインストールを完了させます。
HDオーディオドライバーが導入されれば、スピーカーやヘッドホンでテストトーンの再生に失敗することなく、ノートPCでもデスクトップPCでもサウンドテストが行えるようになります。
解決策4:オーディオドライバーを更新する
High Definition Audioドライバーでもエラーが解消されない場合は、Driver Boosterなどのドライバー更新ツールや、オーディオデバイスメーカーの公式サイトから最新のオーディオドライバーを入手してインストールしましょう。
時間がない方にはDriver Boosterがおすすめです。自動でスキャンから更新まで行ってくれるため、手間を大幅に削減できます。
1. Windows 10にDriver Boosterをダウンロード・インストールして起動します。
2. 画面上の「スキャン」ボタンをクリックすると、古いRealtek High Definition Audioドライバーなど、欠落・旧版・破損したオーディオドライバーが自動的に検出されます。
3. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目を探し、オーディオドライバーを更新します。
複数のオーディオドライバーが見つかった場合は、すべて更新しておくと安心です。あるいは、オーディオデバイスメーカーやPCメーカーの公式サイトから最新ドライバーを自分でダウンロード・インストールしても構いません。
最新のオーディオドライバーによって、ヘッドホンでテストトーンが再生できない問題が解決することを願っています。
解決策5:システムファイルチェッカーを実行する
サウンドに関連するシステムファイルが破損していると、Windows 10でテストトーンの再生に失敗することがあります。そこで、システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、PC内のシステムファイルを検出・修復しましょう。
1. 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、表示された結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
2. コマンドプロンプトにsfc /scannowと入力し、Enterキーを押してSFCを実行します。
SFCによるシステムファイルのスキャンが始まり、問題が見つかれば自動的に修復されます。これにより、Windows 10でテストトーンが再生できないエラーを解消できる可能性があります。
解決策6:すべてのオーディオ拡張機能を無効化する
サウンド設定の中でも、まず疑わしいのがオーディオ拡張機能です。拡張機能は音質向上に役立つ一方で、テストトーンの再生失敗をはじめとする各種サウンド問題の原因になることもあります。一旦すべて無効化してみましょう。
あわせて、スピーカーまたはヘッドホンを既定のデバイスに設定しておくことも重要です。
1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、一覧から「サウンドの設定」または「サウンド」を選択します。
2. 「再生」タブ(または「録音」タブ)で、使用するスピーカーやヘッドホンを選択して「既定として設定」をクリックします。
デバイスを右クリックして「既定のデバイスとして設定」を選んでも構いません。
3. 次に、既定のデバイスを右クリックして「プロパティ」を開きます。
4. 「拡張」タブを開き、「すべての拡張機能を無効にする」にチェックを入れます。
「適用」と「OK」をクリックしたら、サウンド画面に戻ってオーディオデバイスを右クリックし、「テスト」を実行してみましょう。今度はUSBヘッドホンでテストトーンが再生できないエラーに遭遇しなくなっているはずです。
解決策7:オーディオ形式を変更する
サンプルレートやビット深度の設定も、オーディオデバイスの動作に影響を与えます。現在高い品質設定を使用している場合は、より低い品質の形式に変更してみると改善する場合があります。
オーディオ形式(サンプルレートとビット深度)を変更するには、スピーカーやマイクなど対象デバイスの「プロパティ」を開きます。「詳細」タブの「既定の形式」で、現在使用中の設定を別のものに変更してください。
たとえば、「16ビット、48000 Hz(スタジオ品質)」を選択してみましょう。
変更後、Windows 10で曲を再生し、正常に動作するかどうかを確認します。
解決策8:ウイルス対策ソフトをアンインストールする
ユーザーからの報告によると、Avastなどのサードパーティ製ウイルス対策ソフトが、テストトーンの再生を妨げているケースがあるとのことです。多くのユーザーと同じように、サードパーティ製セキュリティソフトを一度削除して、スピーカー・マイク・ヘッドセットのテストトーン再生エラーが解消するか試してみましょう。
1. コントロールパネルを開きます。
2. 「表示方法:カテゴリ」に切り替え、「プログラム」>「プログラムのアンインストール」を選択します。
3. 「プログラムと機能」ウィンドウが開いたら、該当するサードパーティ製アプリケーションを見つけて右クリックし、「アンインストール」を実行します。
ウイルス対策ソフトによる干渉がなくなれば、再度テストトーンを再生できます。今回はうまくいくかもしれません。
関連記事:Windows 10でAvastをアンインストール・無効化する方法
解決策9:AdministratorsグループにLocal Serviceを追加する
AdministratorsグループにLocal Serviceを追加する方法は、テストトーン再生エラーの解決策として実際に効果があったと報告されている有効な手段です。ぜひ試してみてください。
1. デスクトップの「PC」を右クリックし、一覧から「管理」を選択します。
2. 「コンピューターの管理」画面で、「ローカルユーザーとグループ」>「グループ」>「Administrators」の順に移動します。
3. 「Administrators」を右クリックして「グループへ追加」を選択します。
4. 開いたウィンドウで、「追加」>「詳細設定」>「今すぐ検索」の順にクリックします。
5. 検索結果の一覧から「LOCAL SERVICE」を選択します。
6. Local Serviceが追加されたことを確認し、「OK」をクリックして完了です。
コンピューターの管理を閉じたら、テストトーンを再生して、エラーが表示されなくなったかどうかを確認しましょう。
解決策10:外部ディスプレイを使用する
Windows 10でテストトーンが再生できないということは、PCのサウンド機能にエラーが発生しています。ここでは、HDMI端子を備えたテレビなど、音声出力に対応した外部ディスプレイを接続して、エラーの状況を確認する方法を紹介します。
1. 別の外部ディスプレイをWindows 10 PCに接続します。可能であれば、HDMIオーディオに対応したテレビに接続するのがおすすめです。
2. 接続先ディスプレイの入力ソースを変更します(たとえばテレビのHDMI入力に切り替え)。
3. PC側で「スタート」>「設定」>「システム」>「ディスプレイ」の順に移動します。
4. 「ディスプレイ2のみ表示」を選択します。これで外部ディスプレイがPCに接続されます。
5. デスクトップ右下のスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」>「HDMI」を選択します。
以上の手順が完了すれば、オーディオデバイスが復帰し、テストトーンも再生できるようになります。デスクトップPCをお使いの場合、スピーカーでテストトーンが再生できないときは、ヘッドセットを接続して試すのも一つの手です。
解決策11:Windows 7でのテストトーン再生エラーを修正する
特にWindows 7でテストトーンの再生に失敗している場合は、更新プログラムKB974571が原因である可能性が高いです。この更新プログラムがWindows 7でのテストトーン再生エラーの犯人であることが確認されています。
コントロールパネルの「プログラムと機能」から、この更新プログラムをアンインストールすることをおすすめします。
その後、PCを再起動して変更を適用します。再ログオン後、テストトーンがスムーズに再生できるか確認してみてください。
まとめ:オーディオ関連のエラーが発生すると、テストトーンの再生に失敗します。そんなときは、本記事で紹介したWindows 10向けの対処法を一つずつ試して、問題の解決を目指しましょう。
-
解決済み:Windows 10 バージョン 21H2 の機能更新プログラムがインストールできないときの対処法
Microsoftはついに、Windows 10 バージョン 21H2(通称「2021年11月の更新プログラム」)を全ユーザー向けにリリースしました。この大規模なアップデートには、多数の新機能、セキュリティの強化、さまざまなバグ修正が含まれています。最新の機能更新プログラムであるバージョン 21H2 は、Windows Update を通じて互換性のあるすべてのデバイスに提供されており、「ダウンロードとインストール」をクリックするだけで導入できます。しかし、一部のユーザーからは「機能更新プログラム Windows 10 バージョン 21H2 のインストールに失敗しました(エラー 0xc1900
-
【解決】Windows 10でWindows Media Playerの「サーバー実行に失敗しました」エラーが出たときの対処法
Windows Media Player(WMP)で音楽や動画ファイルを再生しようとした際に「サーバー実行に失敗しました(Server execution failed)」というエラー(0x80080005)が表示され、メディアファイルが再生できなくなった経験はありませんか?多くのユーザーから報告されているこの問題は、Windows Media Playerを再インストールしても解決しないことがあります。 原因はさまざま考えられます。ファイル自体やシステムの問題、DLLファイルの破損、サードパーティ製ソフトウェアとの競合、WMPがファイル形式を認識できなくなる不具合のあるアップデートなどが挙げ