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WDF_Violationブルースクリーンエラー(BSOD)の原因と対処法を徹底解説

WDF_Violationエラーとは

WDF_Violationは、Windows 7/8/10など比較的新しいバージョンのWindowsで発生するブルースクリーンエラー(BSOD)です。主な原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • システムファイルの破損
  • レジストリエントリの破損
  • ウイルスまたはマルウェアへの感染
  • ドライバーの未更新または破損
  • ハードディスクの故障

このBSODは比較的発生頻度が高く、外部デバイスをパソコンに接続した際に起こることが多いのが特徴です。また、iPhoneなどのiDeviceをiTunesと同期する際にも発生することがあります。キーボードやマウスの反応が極端に遅くなるといった症状が現れる場合もあります。このエラーには「システムにログインできる場合」と「ログインできない場合」の2つのケースがあり、それぞれの対処法を順番に解説していきます。

ケース1:システムにログインできる場合

ここでは、デスクトップ画面にアクセスできる場合の解決策を説明します。ログインできない場合は、記事後半の「ケース2」をご覧ください。

解決策1:ドライバーの更新

この問題の最も一般的な原因は、パソコンにインストールされているドライバーが古いか、破損していることです。どのドライバーが問題を引き起こしているかわからない場合は、時間をかけてすべてのドライバーを更新することをおすすめします。

ドライバーの更新方法には「自動」と「手動」の2通りがあります。自動更新ではインターネット接続が必要で、Windowsがデータベースから最適なドライバーを検索してくれます。うまくいかない場合は、メーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードし、手動でインストールしてください。以下はドライバー更新の手順例です。

  1. Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押します。デバイスマネージャーが開きます。
  2. 各ハードウェアを確認し、エラーが発生しているデバイスを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。

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  1. ドライバーの更新方法を尋ねるダイアログが表示されます。2つ目のオプション(コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索)を選択して進みます。

参照ボタンからダウンロード済みのドライバーファイルを選択し、更新を実行します。

WDF_Violationブルースクリーンエラー(BSOD)の原因と対処法を徹底解説

  1. パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

注意:まずは最初のオプション「更新されたドライバーソフトウェアを自動的に検索」を試し、それでも解決しない場合に2つ目のオプションを使いましょう。

解決策2:ドライバー検証ツール(Driver Verifier)の使用

Microsoftが提供する「Driver Verifier」ツールを使用すると、システムやハードウェアの異常な動作をチェックできます。システムモジュールやハードウェアの不正な動作が、このBSODにつながっているケースは少なくありません。なお、作業中にシステムがクラッシュする可能性があるため、必ず事前にデータのバックアップを取っておいてください。

  1. Windows + Sキーを押して検索バーを開き、「コマンドプロンプト」と入力します。アプリを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. 管理者権限のコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。

verifier

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  1. 標準設定を作成する」を選択し、「次へ」をクリックして進みます。

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  1. このコンピューターにインストールされているすべてのドライバーを自動的に選択する」を選び、「完了」をクリックします。Windowsによるエラースキャンが始まります。作業前に必ずデータをバックアップしておいてください。再起動を促すメッセージが表示されたら、パソコンを再起動します。

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解決策3:マルウェアのスキャン

このような異常な動作は、パソコンに潜むマルウェアやウイルスが原因の場合もあります。バックグラウンドで特殊なスクリプトが動作し、データを抜き取ったり設定を勝手に変更したりしている可能性があります。

アンチウイルスソフトを使ってパソコン全体をスキャンし、感染がないことを確認しましょう。専用のアンチウイルスソフトを導入していない場合は、Windows Defender(Microsoft Defender)を使用してスキャンできます。

  1. Windows + Sキーを押してスタートメニューの検索バーを開き、「Windows Defender」と入力して、表示された最初の結果を開きます。

WDF_Violationブルースクリーンエラー(BSOD)の原因と対処法を徹底解説

  1. 画面右側にスキャンオプションが表示されます。「フルスキャン」を選択して「今すぐスキャン」をクリックします。すべてのファイルを1つずつ確認するため時間がかかりますが、完了まで待ちましょう。スキャン終了後にパソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

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解決策4:外部デバイスをすべて取り外す

多くのユーザーに効果があったもう一つの対策が、接続中の外部デバイスをすべて取り外すことです。特定のデバイスが原因で、システムが繰り返しクラッシュしている可能性があります。パソコンをシャットダウンし、すべてのデバイスを取り外してから再度起動してみてください。

BSODが発生しなくなったら、デバイスを1台ずつ接続し直して、どのデバイスが問題を引き起こしているかを特定します。原因のデバイスがわかったら、そのドライバーを必ず更新してください。ドライバーを更新しても改善しない場合は、ほかの要因を切り分けるために、そのデバイスの使用を一時的に控えるのも有効です。

解決策5:iTunesの「ディスク使用を許可」を有効にする

iDeviceをiTunesと同期する際にエラーが発生する場合は、「ディスク使用を許可」機能を有効にして問題が解決するか試してみてください。この解決策は、iTunesをパソコンにインストールしていて日常的に使用しているユーザー向けです。

  1. 管理者アカウントでログインしていることを確認します。iTunesを開き、データケーブルでデバイスを接続します。
  2. 概要」をクリックし、「ディスク使用を許可」のオプションにチェックを入れます。

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ケース2:システムにログインできない場合

デスクトップ画面にたどり着けないほど深刻な状態の場合は、まずハードブートを試します。それでも改善しない場合は、ほかに有効な手段がほとんどないため、Windowsの初期化(リセット)を行う必要があります。

解決策1:パソコンのハードブート

ハードブートを行うには、パソコンを完全にシャットダウンします。電源コードを抜き、マウスなどを含むすべての外部デバイスを取り外します。ノートパソコンの場合は、バッテリーを慎重に取り外してください。その後、電源ボタンを30秒以上押し続けます。途中で離さないよう注意しましょう。

バッテリーを元に戻し、電源コードを接続して、外部デバイスを取り外したままパソコンを起動します。正常に起動できたら、少し間隔を空けながらデバイスを1台ずつ接続していきます。

解決策2:Windows 10の初期化(リセット)

上記のすべての解決策を試しても問題が解決しない場合は、ブータブルメディアを使用してWindowsの修復・再インストールを試みてください。パーティションを分けている場合はデータが残っている可能性がありますが、トラブルを確実に解消するためには、オペレーティングシステムのクリーンインストールを行うことをおすすめします。ブータブルメディアの作成方法については、当サイトの関連記事をご覧ください。作成方法は、Microsoft公式のメディア作成ツールを使う方法と、Rufusを使う方法の2種類があります。

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