【修正版】iTunesが動作しなくなったときの対処法12選
Apple製デバイスをお使いの皆さん、その選択は正解です。AppleはIT業界において最も影響力のある企業の一つであり、ハードウェアだけでなく独自のOSやアプリケーションも開発しています。本記事で取り上げるのは、その中でも代表的なアプリケーションである「iTunes」です。iTunesを使えば、MacやWindows PC上の音楽・映画・テレビ番組を整理して楽しむことができます。Windowsユーザーであれば、公式サイトからiTunesをダウンロードしてインストールでき、導入も非常に簡単です。
iTunesが動作しなくなるエラーとは
しかし、ごく単純な操作であっても、さまざまな問題によって妨げられることがあります。その一つが、「iTunesが起動できない・動作が停止する」というトラブルです。この場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。
iTunes has stopped working. A problem caused the program to stop working correctly. Windows will close the program and notify you if a solution is available.
(日本語訳:iTunesの動作が停止しました。問題によりプログラムが正しく動作しなくなったため、Windowsによってプログラムが終了されます。解決策が見つかった場合はお知らせします。)
この問題の原因は何なのでしょうか?原因は多岐にわたります。システムやアプリケーションの不具合、破損したユーザープロファイル、マルウェア感染などが挙げられます。このエラーは、Windows VistaからWindows 10までの各OSで発生することが確認されています。
そこで本記事では、この問題を解決するための12の方法をご紹介します。それでは始めましょう。
方法1:PCをインターネットから切断して再接続する
Windows PCとiTunes Store間の通信が正常に機能していない場合、iTunesの起動に問題が発生することがあります。そのため、一度インターネット接続を切断して再接続することで改善する可能性があります。手順は以下の通りです。
- iTunesのウィンドウを閉じる
- Wi-Fiをオフにするか、イーサネットケーブルを抜くことで、PCをインターネットから切断する(利用している回線方式による)
- 数秒間待つ
- Wi-Fiをオンにするか、ケーブルを再接続して、インターネットに接続し直す
- iTunesを開いて動作確認する
問題が解決しない場合は、次の方法をお試しください。
方法2:iTunesをセーフモードで起動する
iTunesには通常の起動方法のほかに、セーフモードでの起動方法があります。セーフモードで起動すると、プラグインやサードパーティ製スクリプトによる干渉を切り離すことができます。ここでは、Windows 10でiTunesをセーフモードで起動する手順を紹介します。
- キーボードのShiftキーとCtrlキーを押し続ける
- そのままiTunesをダブルクリックすると、「iTunes is running in Safe Mode(iTunesはセーフモードで実行中です)」というメッセージが表示される
- 続ける(Continue)をクリックしてセーフモードでiTunesを起動する
- iTunesの動作を確認する
セーフモードでも問題が発生する場合は、方法4へ進んでください。セーフモードでは問題が発生しない場合は、サードパーティ製プラグインが原因と考えられるため、方法3を実行してプラグインを取り除きましょう。
方法3:サードパーティ製プラグインを削除する
Apple以外が開発したアドオンやスクリプトは、iTunesの動作に干渉することがあります。そのため、サードパーティ製のプラグインやスクリプトを削除する必要があります。ここではWindows 8での手順を紹介しますが、他のOSでも同様の手順が使えます。
- Windowsロゴキーを押しながらEを押して、エクスプローラーを開く
- 画面右側の「PC(This PC)」または「コンピューター(My Computer)」をクリックする
- 次の場所へ移動する:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iTunes Plug-ins および C:\Program Files\iTunes\Plug-ins。64bit版Windowsに32bit版iTunesをインストールしている場合は、C:\Program Files (x86)\iTunes\Plug-ins を確認してください
- プラグインを別の場所(例:デスクトップ)へ移動する
- iTunesを開いて動作確認する
問題が解決しない場合は、次の方法へ進んでください。
方法4:Windowsをクリーンブートする
これは、アプリケーション同士の競合や特定アプリの不具合を特定するための最も有効な方法の一つです。クリーンブートを行うと、アプリケーションサービスやドライバーサービスを読み込まずにWindowsを起動できるため、iTunesと他のアプリケーションの間に競合があるかどうかを切り分けられます。
クリーンブート後も問題が残る場合は、競合が存在しないと判断できるため、他の方法を試してください。逆に問題が解消された場合は、何らかのアプリケーションがiTunesと競合しています。どのアプリが原因かを特定するには、アプリを一つずつ有効化してはWindowsを再起動して確認するのがおすすめです。詳細については、下記リンクをご参照ください。
Windows 8/10のクリーンブート手順: https://appuals.com/how-to-clean-boot-windows-88-110/
方法5:iTunesおよび関連ソフトウェアを再インストールする
この方法では、iTunesと関連コンポーネントを一度アンインストールし、最新版を入れ直します。まず既存のiTunesと関連ソフトウェアを削除し、その後Apple公式サイトから最新版をダウンロード・インストールします。ここではWindows 10での手順を紹介しますが、以前のOSでも同じ手順が使えます。
- Windowsロゴキーを押しながらRを押す
- appwiz.cplと入力してEnterを押し、プログラムと機能を開く
- 一覧からiTunesを見つける
- iTunesを右クリックして「アンインストール」を選択する
- 処理が完了するまで待つ
- 以下の関連コンポーネントも順番にアンインストールする
- iTunes
- Apple Software Update
- Apple Mobile Device Support
- Bonjour
- Apple Application Support 32-bit
- Apple Application Support 64-bit
- 処理が完了するまで待つ
- Windows PCを再起動する
- Webブラウザ(Google Chrome、Mozilla Firefox、Edgeなど)を開く
- Apple公式サイトから最新版のiTunesをダウンロードする
- iTunesをインストールする
- iTunesを開いて動作確認する
方法6:コンテンツファイルに問題がないか確認する
オーディオファイルの中には、iTunesが再生情報を解析する際に、プログラムを強制終了させたり応答不能にしたりするものがあります。ここでは、Windows 10でライブラリの内容を確認する手順を紹介します。以前のOSでも同様の手順が使えます。
- iTunesを閉じる
- 次の場所へ移動する:C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes
- iTunes Library.itlファイルをデスクトップへ移動する
- iTunesを開く。ライブラリは空の状態になります
- キーボードのCtrlキーとBキーを押して、iTunesメニューバーを表示する
- 「ファイル」→「フォルダをライブラリに追加」を選択する
- 音楽が保存されているフォルダを開く:C:\Users\ユーザー名\My Music\iTunes\iTunes Media
- ライブラリに追加したいアーティスト・アルバム・曲を選び、iTunesウィンドウへドラッグする
- iTunesがアイテムをライブラリに正常に追加し、ギャップレス再生スキャンを完了するまで待つ
- スキャンが成功したら、曲の追加を続行する
もし特定のファイルに問題がある場合、そのファイルを追加した時点で症状が再発します。再発した場合は、最初から手順をやり直し、問題の原因となったファイルは追加しないように注意してください。
方法7:QuickTimeをアンインストールする
QuickTimeを削除することでiTunesの問題が解決したユーザーもいます。そのため、Windows PCからQuickTimeをアンインストールすることをおすすめします。ここではWindows 10での手順を紹介しますが、以前のOSでも同様の手順が使えます。
- Windowsロゴキーを押しながらRを押す
- appwiz.cplと入力してEnterを押し、プログラムと機能を開く
- 一覧からQuickTime 7を見つける
- QuickTime 7を右クリックして「アンインストール」を選択する
- アンインストールが完了するまで待つ
- Windows PCを再起動する
- iTunesを開いて動作確認する
方法8:QTMovieWin.dllファイルをコピーする
この方法では、QTMovieWin.dllファイルをC:\Program Files (x86)\Common Files\Apple\Apple Application SupportからC:\Program Files (x86)\iTunesへコピーします。作業はエクスプローラーを使って行います。ここではWindows 10での手順を紹介しますが、以前のOSでも同様の手順が使えます。
- Windowsロゴキーを押しながらEを押して、エクスプローラーを開く
- 画面右側の「PC(This PC)」または「コンピューター(My Computer)」をクリックする
- 次の場所へ移動する:C:\Program Files\Common Files\Apple\Apple Application Support。64bit版Windowsに32bit版iTunesをインストールしている場合は、C:\Program Files (x86)\Common Files\Apple\Apple Application Supportへ移動してください
- QTMovieWin.dllファイルをコピーする
- 次の場所へ移動する:C:\Program Files\iTunes。64bit版Windowsに32bit版iTunesをインストールしている場合は、C:\Program Files (x86)\iTunesへ移動してください
- コピーしたファイルを貼り付ける
- エクスプローラーを閉じる
- iTunesを開いて動作確認する
方法9:iTunesのバージョンを変更する
iTunesをバージョン12.7から12.6.2へダウングレードすることで問題を解決したユーザーもいます。そのため、古いバージョンのiTunesをダウンロードしてインストールすることをおすすめします。古いバージョンをインストールする前に、現在のバージョンを削除する必要があります。削除手順は方法5を参照してください。その後、Apple公式サイトから旧バージョンをダウンロードしてインストールしましょう。
方法10:マルウェアスキャンを実行する
マルウェアは破壊的な性質を持つため、誰も好みません。OS、アプリケーション、ドライバー、データなどを深刻なレベルで破壊する可能性があります。この方法では、Malwarebytesを使用してハードディスクのマルウェアスキャンを行います。まだMalwarebytesを導入していない場合は、ダウンロードしてインストールしてください。マルウェア除去の詳細な手順は、https://appuals.com/remove-malwares-using-malwarebyte/ をご参照ください。また、Avira AntivirやMicrosoft Defenderによるスキャンも併せておすすめします。
方法11:システムの復元を実行する
システムの復元は、すべてが正常に動作していた過去の時点へシステムを戻すことで、問題の解決を助けてくれます。ただし、システムの復元が無効になっている場合は、以前の状態へ復元できない点に注意してください。システムの復元の実行方法については、方法17の手順をご参照ください。
方法12:新しいユーザーアカウントを作成する
ユーザーアカウントが破損していると、iTunesの起動問題などさまざまなトラブルが発生することがあります。この問題は、新しいアカウントを作成することで解決できます。新しいユーザーアカウントを作成するためにOSを再インストールする必要はなく、現在のアカウントから作成可能です。ただし、標準ユーザーアカウントではユーザーアカウントを作成できないため、管理者権限が必要です。また、データを新しいユーザーアカウントへ移行する必要もあります。「ユーザーアカウントの作成」手順の詳細は、https://appuals.com/fix-the-remote-procedure-call-failed/ の方法14をご参照ください。この手順は、Windows VistaからWindows 10までの他のOSでも同じ、あるいは類似の手順で実行できます。
-
「Internet Explorerは動作を停止しました」エラーの原因と8つの解決方法
「Internet Explorerは動作を停止しました(Internet Explorer has stopped working)」というエラーが表示される場合、Internet Explorer自体に何らかの問題が発生しています。この記事では、このエラーの主な原因と、具体的な解決方法を詳しく解説します。 Internet Explorer(IE)は、Webページを閲覧するためのブラウザです。かつてはWindows OSに標準搭載され、Windowsの既定のブラウザとして広く使われていましたが、Windows 10の登場以降はMicrosoft Edgeにその役割を引き継ぎました。 エラー
-
Windows 10で「.exeは動作を停止しました」エラーを解決する7つの対処法
パソコンでプログラムを起動しようとした際に、「.exeは動作を停止しました(.EXE Has Stopped Working)」というエラーメッセージが表示され、アプリが実行できなくて困っていませんか?このエラーは、プログラムの中核となる実行可能ファイル(EXE)が正しく機能できないときに発生します。発生原因はひとつに特定できず、複数の要因が絡み合っていることも珍しくありません。考えられる主な原因は以下の通りです。 システムファイルの破損 互換性設定の問題 マルウェアなど悪意のあるソフトウェアへの感染 ドライバーの旧式化や不足 一時ファイル・ジャンクファイルの蓄積 Windows 10で「