Windowsエラー
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Windowsエラー

【解決】「ソース ファイル名がファイル システムでサポートされるサイズを超えています」エラーの直し方

パソコンでファイルやフォルダーをコピー・削除しようとした際に、「ソース ファイル名がファイル システムでサポートされるサイズを超えています(Source Path Too Long)」というエラーメッセージが表示されて困っているユーザーは少なくありません。このエラーは、長い名前のサブフォルダーが何重にも入れ子になった構造の中にあるファイルで特によく発生します。一度この状態になると、該当するファイルやフォルダーの移動・削除・名前の変更が一切できなくなってしまいます。

厄介なのは、エラーが発生した後はそのファイルやフォルダーに対して何も操作できず、貴重なストレージ容量を占有されたまま放置するしかないように見える点です。

「ソース パスが長すぎます」エラーが発生する原因

このエラーの根本的な原因は、Windowsがフォルダーパス全体の長さに約260文字(正確には258文字)という上限を設けていることにあります。フォルダーの中にさらにフォルダーを作り、それぞれに長い名前を付けていくと、パス全体の文字数がこの上限を超えてしまい、通常の方法ではフォルダーを扱えなくなります。

同じエラーメッセージでお困りの方は、以下で紹介する対処法を試してみてください。いずれも実際に同様の状況から問題を解決できたユーザーが多い方法ばかりです。ご自身の状況に合いそうなものから順番に試してみてください。

方法1:ごみ箱を経由せずに削除する(Shift + Delete)

最も手軽な方法です。通常の削除ではファイルは一度ごみ箱に移動されますが、この過程でエラーが発生することがあります。Shift + Deleteキーを使えば、ごみ箱を完全にバイパスして直接削除できます。

  1. エラーが表示されるファイルまたはフォルダーを選択します。
  2. Shift + Delete を押して、完全に削除します。

多くのユーザーがこのシンプルな操作だけで問題を解決できたと報告しています。まず最初に試す価値のある方法です。

方法2:ダミーフォルダーを作成してフォルダーツリーを削除する

もうひとつの手動によるアプローチとして、中身を一時的に別の場所へ移動させてから削除する方法があります。削除できないフォルダーの中身を、ドライブのルート直下に作った短い名前のダミーフォルダーへ移すことで、パスの長さが上限以内に収まり、削除できるようになります。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 削除したいフォルダーツリーが含まれるドライブのルートディレクトリ(例:C:\)に移動し、アルファベット1文字だけの名前(例:「B」)で新しいフォルダーを作成します。
  2. 次に、削除したいフォルダーを開き、中身をすべて選択して Ctrl + X で切り取ります。
  3. 先ほど作成した一時フォルダーを開き、Ctrl + V で貼り付けます。これにより、深い階層構造が解消され、パスが短くなります。
  4. ルートディレクトリに戻り、一時フォルダーを右クリックして削除します。
  5. 最後に、元の空になったフォルダーに戻って削除します。今度はエラーが出ずに削除できるはずです。

注意: 階層が複数ある場合は、この手順を階層ごとに繰り返す必要があります。

この方法でうまくいかない場合は、次の方法に進んでください。

方法3:Microsoft純正ツール「Robocopy」を使う

コマンド操作に抵抗がない方には、Windows Vista以降に標準搭載されているRobocopyユーティリティを使う方法がおすすめです。空のフォルダーをミラーリングコピーすることで、長いファイル名を持つ対象フォルダーの中身を空にできます。

  1. 対象フォルダーと同じドライブに空のフォルダーを作成します(例:C:\empty)。
  2. Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力して Ctrl + Shift + Enter を押し、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が表示されたら「はい」をクリックします。
  3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、空のフォルダーを対象フォルダーにミラーリングします。
    robocopy /MIR C:\empty C:\対象フォルダー名

注意: 「empty」と「対象フォルダー名」の部分は、実際の環境に合わせて置き換えてください。コマンド実行後、対象フォルダーは空になるので、あとは通常どおり削除できます。

方法4:オープンソースツール「SuperDelete」を使う

上記の方法がどれもうまくいかなかった場合に有効なのが、オープンソースのコマンドラインツールSuperDeleteです。他の方法がすべて失敗した後に、このツールでようやく解決できたという報告も多くあります。コマンドラインツールと聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際はとても簡単です。

  1. SuperDeleteの公式GitHubページから最新版のアーカイブをダウンロードします。
  2. ZIPファイルを展開し、SuperDelete.exe を任意の場所(例:C:\ 直下)に配置します。
  3. Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトを起動します。
  4. CDコマンドでSuperDelete.exeの場所へ移動します。Cドライブ直下に置いた場合は「cd C:\」と入力します。
  5. 以下のコマンドで、エラーが表示されるファイルまたはフォルダーを削除します。
    SuperDelete.exe 削除したいファイルまたはフォルダーのフルパス
  6. 確認メッセージが表示されたら Y キーを押して削除を確定します。

これで、問題のフォルダーやファイルは完全に削除されます。

補足: エラーが発生しているフォルダー内のフォルダー名を変更してみると、エラーが解消されるケースもあります。パスの文字数が上限以内に収まるように名前を短くしてみてください。

  1. Windows 10でファイルシステムエラーを解決する5つの対処法【エラーコード別】

    ファイルシステムエラーが表示される場合、Windowsのシステムファイルが破損しているか、ハードディスクに不良セクターが存在している可能性があります。このエラーの主な原因はハードディスクに関わる障害とされており、chkdskコマンドを実行するだけで簡単に修復できるケースもあります。ただし、ユーザーのシステム環境によって状況が異なるため、必ずしもすべてのケースで解決できるとは限りません。 .exeファイルを開いたり、管理者権限でアプリを実行したりする際に、「ファイルシステムエラー 2147219196」が発生することがあります。管理者としてコマンドプロンプトを実行してみると、同様のエラーが表示

  2. Windows 10のファイルシステムエラー2147219196を解決する15の方法

    「一枚の写真は千の言葉に値する」という言葉があるように、写真にはそれぞれ特別な思い出や意味が込められています。しかし、その大切な写真を開こうとした瞬間、ファイルシステムエラー(-2147219196)というポップアップが表示されたら、焦りや不安を感じるのは当然です。「写真が消えてしまうのでは?」と心配になる方も多いでしょう。 実は最近、多くのWindowsユーザーからこのファイルシステムエラーに関する報告が相次いでいます。特にWindowsフォト(写真)アプリでJPG・JPEG・PNGなどの画像ファイルを開こうとした際に発生しやすいエラーです。このエラーを放置すると、他のファイル形式やアプリへ