Windows 10のファイルシステムエラー2147219196を解決する15の方法
「一枚の写真は千の言葉に値する」という言葉があるように、写真にはそれぞれ特別な思い出や意味が込められています。しかし、その大切な写真を開こうとした瞬間、ファイルシステムエラー(-2147219196)というポップアップが表示されたら、焦りや不安を感じるのは当然です。「写真が消えてしまうのでは?」と心配になる方も多いでしょう。
実は最近、多くのWindowsユーザーからこのファイルシステムエラーに関する報告が相次いでいます。特にWindowsフォト(写真)アプリでJPG・JPEG・PNGなどの画像ファイルを開こうとした際に発生しやすいエラーです。このエラーを放置すると、他のファイル形式やアプリへのアクセスが制限される可能性があり、最悪の場合、大切な思い出のデータに影響が出ることもあります。
本記事では、ファイルシステムエラー2147219196の主な原因と、初心者でも順番に試せる15の解決方法を詳しく解説します。
ファイルシステムエラー2147219196の主な原因
画像ファイルをダブルクリックしたときに、Windowsフォトアプリでこのエラーが発生する原因としては、以下が考えられます。
- ディスクまたはキャッシュ内の破損したファイル
- 直近のWindowsアップデートに含まれるバグ
- サードパーティ製アプリケーションの干渉
- フォトビューアーの所有権設定の不具合
- Microsoft Storeアプリの更新未適用
- 複数の類似アプリの存在による競合
以下の方法を記載順に一つずつ試して、問題が解決するまで進めてください。
方法1:PCを再起動する
トラブルの基本対策は、関連するアプリをすべて閉じてPCを再起動することです。これだけで解決するケースも少なくありません。
1. Windowsキーを押します。
2. 電源アイコンをクリックし、再起動を選択します。

3. 再起動が完了したら、Windowsフォトアプリで画像を開き、エラーが解消されているか確認します。
方法2:クリーンブートを実行する
クリーンブートを行うことで、バックグラウンドで動作しているサードパーティ製アプリがエラーの原因になっていないかを特定できます。詳細な手順は「Windows 10でクリーンブートを実行する方法」の記事をご参照ください。
方法3:Windowsストアアプリのトラブルシューティングツールを実行する
Windows 10には、PC上の問題を自動的に検出・修復するトラブルシューティングツールが搭載されています。フォトビューアーのエラーに対しても有効なので、一度実行してみる価値があります。手順は「Windows Updateトラブルシューティングツールの実行方法」の記事をご覧ください。
方法4:Windowsを最新の状態に更新する
このエラーは、過去のアップデートに含まれていたバグが、最新の更新プログラムで修正されている場合があります。Windowsを常に最新の状態に保ちましょう。
1. Windows + I キーを同時に押して設定を開きます。
2. 更新とセキュリティをクリックします。

3. Windows Updateタブで更新プログラムのチェックボタンをクリックします。

4A. 新しい更新プログラムがある場合は今すぐインストールをクリックし、画面の指示に従って更新します。

4B. すでに最新の場合は「最新の状態です」と表示されます。

方法5:フォトアプリを修復する
フォトアプリには、エラーを自動修復する機能が備わっています。以下の手順で修復を試みてください。
1. Windowsキーを押し、設定を選択します。

2. アプリを選択します。

3. 左側のメニューからアプリと機能を選択し、一覧を下にスクロールしてMicrosoft Photosを見つけます。詳細オプションをクリックします。

4. 下にスクロールして終了ボタンをクリックし、続けて修復ボタンをクリックします。

方法6:フォトアプリをリセットする
修復でも改善しない場合は、アプリを初期状態に戻すリセットを試しましょう。
1. 設定を開きます。

2. アプリを選択します。

3. 左側のアプリと機能を選択し、Microsoft Photosを探して詳細オプションをクリックします。

4. 終了ボタンでアプリのプロセスを停止し、リセットボタンをクリックします。
注意: リセットするとアプリ内のデータは削除されます。事前にご注意ください。

5. 画像ファイルを開き、エラーなく表示できるか確認します。
方法7:破損したシステムファイルを修復する
ディスクドライブのエラーはシステム全体の整合性に影響を与えるため、チェックディスク、システムファイルチェッカー(SFC)、DISMスキャンを実行して修復します。
1. Windowsキーを押し、「コマンドプロンプト」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. ユーザーアカウント制御のダイアログではいをクリックします。
3. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
chkdsk C: /f /r /x

4. 「Chkdsk cannot run…the volume is…in use process(ボリュームが使用中のため実行できません)」というメッセージが表示されたら、Yを入力してEnterキーを押します。
5. 続けて次のコマンドを入力し、Enterキーを押してシステムファイルチェッカーのスキャンを実行します。
sfc /scannow

注意: スキャンには数分かかります。作業中に誤ってウィンドウを閉じないよう注意してください。
スキャン完了後、以下のいずれかのメッセージが表示されます。
- Windows Resource Protectionは整合性違反を検出しませんでした。
- Windows Resource Protectionは要求された操作を実行できませんでした。
- Windows Resource Protectionは破損したファイルを検出し、正常に修復しました。
- Windows Resource Protectionは破損したファイルを検出しましたが、一部を修復できませんでした。
6. スキャン完了後、PCを再起動します。
7. 再度管理者としてコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを順番に実行します。
dism.exe /Online /cleanup-image /scanhealth dism.exe /Online /cleanup-image /restorehealth dism.exe /Online /cleanup-image /startcomponentcleanup
注意: DISMコマンドを正しく実行するには、インターネット接続が必要です。

方法8:最近の更新プログラムをアンインストールする
Microsoftは定期的に更新プログラムを配信していますが、まれにこれが不具合の原因になることもあります。アップデート後にフォトアプリの調子が悪くなった場合は、該当する更新プログラムをアンインストールしてみましょう。
1. Windowsキーを押し、設定アイコンを選択します。

2. 更新とセキュリティを選択します。

3. 更新履歴の表示をクリックし、更新プログラムのアンインストールを選択します。

4. 一覧から最新にインストールした更新プログラムを右クリックし、アンインストールを選択します。
注意: セキュリティ更新プログラムはスキップしてください。

方法9:フォトアプリの所有権を変更する
フォトビューアーの所有権設定が変わっていることがエラーの原因になる場合があります。手順がやや複雑なので、以下の説明に沿って慎重に進めてください。
1. Windowsキーを押し、「コマンドプロンプト」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. 管理者用コマンドプロンプトに以下のコマンドをコピー&ペーストし、実行します。
takeown /F “%ProgramFiles%\WindowsApps” /r /d y

3. Windows + E キーを同時に押してエクスプローラーを開きます。

4. メニューバーの表示タブを開き、隠しファイルにチェックを入れます。

5. ローカルディスク C > Program Files > WindowsApps の順に移動し、WindowsAppsフォルダをダブルクリックします。

6. 続行をクリックしてフォルダへのアクセス許可を取得します。

7. ファイル名にx64を含むMicrosoft.Windows.Photos_[バージョン番号]フォルダを右クリックし、プロパティを選択します。

8. セキュリティタブを開き、詳細設定をクリックします。

9. 詳細セキュリティ設定ウィンドウで所有者の横にある変更をクリックします。

10. オブジェクト名にNT SERVICE\TrustedInstallerと入力し、OKをクリックします。

11. サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換えるにチェックを入れ、適用→OKの順にクリックします。

12. プロパティウィンドウでもう一度OKをクリックします。
13. 再び管理者としてコマンドプロンプトを起動します。

14. 以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterを押します。
PowerShell -ExecutionPolicy Unrestricted -Command “& {$manifest = (Get-AppxPackage *Photos*).InstallLocation + ‘\AppxManifest.xml’ ; Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $manifest}”

15. システムを再起動し、エラー2147219196が解消されたか確認します。
方法10:管理者権限でレジストリエディターを使用する
レジストリエディターは、Windowsが使用するアプリやプログラムのすべての構成情報を保存する階層型データベースです。ここで所有権を変更することでエラーを解決できる場合があります。
注意: レジストリの編集を誤るとシステムが破損する恐れがあります。必ず事前にシステムのバックアップを作成してください。
1. Windowsキーを押し、「regedit」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. レジストリエディターで以下のパスに移動します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppModel\Repository\Family\Microsoft.Windows.Photos

3. フォルダの数は環境によって異なります(例では3つ表示されています)。

4. エントリを右クリックし、アクセス許可をクリックします。

5. 詳細設定をクリックします。

6. 所有者欄の変更を選択します。

7. 所有者名をAdministratorに変更し、OKをクリックします。

8. 手順4~7を、残りの各フォルダに対しても繰り返します。
9. 最後にPCを再起動し、フォトビューアーを起動して確認します。
方法11:Microsoft Storeのキャッシュを削除する
Microsoft Storeは利用中にログファイルやサムネイル、ダウンロードファイルなどのキャッシュを蓄積します。このキャッシュが破損するとStoreアプリの動作に支障をきたし、フォトアプリにも影響することがあります。キャッシュをリセットしてエラーを解消しましょう。
1. Windows + R キーを同時に押してファイル名を指定して実行ダイアログを開きます。

2. 実行ボックスにWSReset.exeと入力し、Enterを押します。

3. 黒い空白のウィンドウが表示されます。

4. 画面にWindows Storeが表示されるまで待ちます。その後、画像ファイルを開いてエラーが解消されたか確認します。
方法12:フォトアプリを再登録する
再登録の方法は、フォトアプリ内のデータを失うことなく実行できるのがメリットです。やや特殊な方法ですが、これで解決できれば他の手段を試す必要はありません。
1. Windowsキーを押し、「コマンドプロンプト」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. 以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterを押します。
PowerShell -ExecutionPolicy Unrestricted -Command “& {$manifest = (Get-AppxPackage *Photos*).InstallLocation + ‘\AppxManifest.xml’ ; Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register $manifest}”

方法13:すべてのMicrosoft Storeアプリを再登録する
フォトアプリ単体の再登録で効果がなかった場合は、Microsoft Storeの全アプリをまとめて再登録する方法を試しましょう。
1. Windowsキーを押し、「powershell」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Get-AppXPackage | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml”}

方法14:フォトアプリをアンインストールして再インストールする
アプリ自体のファイル破損が原因の場合は、Windowsフォトアプリを完全にアンインストールして再インストールするのが最も確実な従来型の解決策です。多くのユーザーがこの方法で成功しています。
1. Windowsキーを押し、「powershell」と入力して管理者として実行をクリックします。

2. Windows PowerShellに以下のコマンドをコピー&ペーストし、Enterキーを押します。
Get-AppxPackage Microsoft.Windows.Photos | Remove-AppxPackage

3. アプリのアンインストール処理が完了するまで待ちます。

4. 公式サイトからPsToolsパッケージをダウンロードします。

5. ダウンロードフォルダを開き、ダウンロードしたPSTools圧縮ファイルを右クリックしてすべて展開を選択します。

6. 展開先のフォルダを指定し、展開をクリックします。

7. ファイルの展開が完了するまで待ちます。

8. Windowsキーを押し、「コマンドプロンプト」と入力して管理者として実行をクリックします。

9. 以下のコマンドを実行し、Enterキーを押します。
<PsExecの場所>PsExec.exe -sid c:\windows\system32\cmd.exe
注意: 「<PsExecの場所>」には、展開したファイルを保存したパスを指定します。例:C:\PSTools\PsExec.exe -sid C:\Windows\System32\cmd.exe

10. 開いた新しいダイアログでSysinternalsソフトウェアライセンス条項に同意するためAgreeをクリックします。

11. 新しいコマンドプロンプトウィンドウが開くので、以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。
rd /s “C:\ProgramFiles\WindowsApps\Microsoft.Windows.Photos_2017.37071.16410.0_x64__8wekyb3d8bbwe

12. 確認メッセージが表示されたらYを入力してEnterキーを押します。

13. 完了後、Microsoft Storeを起動してフォトアプリをダウンロードします。任意の画像ファイルを開き、エラー2147219196が解消されたか確認してください。
方法15:別の画像ビューアーアプリを使う
ここまでの方法をすべて試しても解決しなかった場合は、サードパーティ製の画像ビューアーアプリを導入するのも一つの手です。お好みの代替アプリをダウンロードして、画像ファイルを開いてみてください。
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