Windowsエラー
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Windowsエラー

Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法

一部のWindowsユーザーの間で、パソコンが起動できなくなるトラブルが報告されています。表示されるエラーは「Error 0199: Security Password Retry Count Exceeded(セキュリティパスワードの再試行回数を超えました)」です。このエラーはLenovo製パソコンに特有のもので、比較的新しいWindowsの各バージョンで発生する可能性があります。

Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法

「エラー0199 セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」が発生する原因

このエラーメッセージは、BIOSで事前に設定しておいたハードディスク用のスーパーバイザーパスワード(SVP)を、3回連続で誤入力した場合に表示されます。特に以下のLenovoモデルでの報告が多く見られます。

  • ThinkCentre M90(全モデル)
  • ThinkCentre M90p(全モデル)
  • ThinkServer TS200v(全モデル)
  • ThinkStation E20(全モデル)

注意:エラーは上記の機種に限定されません。別のLenovo構成のパソコンでも発生する可能性があります。

この問題は、スーパーバイザーパスワード(SVP)を3回連続で間違えて入力した直後にほぼ必ず発生します。SVPを紛失するのは深刻な事態であり、最悪の場合はシステムボード(マザーボード)の交換が必要になることもあります。

ただし、SVPを復元できさえすれば、「エラー0199」を解消する手順自体は非常に簡単です。仮にパスワードをどうしても思い出せない場合でも、パソコン本体のカバーを開けてBIOS設定を手動でリセットすることで、エラーを回避できます。

以下では、SVPキーの有無にかかわらず使える2つの対処法を紹介します。ご自身の状況に合った方法を実行すれば、問題を解決できるはずです。

方法1:BIOS設定をデフォルトに戻す(SVPキーがある場合)

正しいSVPキーをお持ちであれば、そのキーを使ってBIOS設定画面にアクセスし、設定を初期状態に戻すことでエラーを回避できます。ただし、この操作を行うと、それまでにBIOS画面から変更していたカスタム設定はすべて失われる点に注意してください。

注意:この現象はLenovoのBIOSに存在した不具合によるもので、後のリリースで修正されています。通常、起動シーケンス中にSVPキーを正しく入力できれば、以降このエラーが表示されることはありません。

BIOS設定を開いてデフォルトに戻す具体的な手順は以下の通りです。

  1. 起動直後のタイミングでセットアップキー(多くの場合F1)を押し、SVPキーを入力します。Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法
  2. LenovoパソコンのBIOS設定画面に入ったら、F9を押してデフォルト設定に戻します。確認を求められたらYesを選択してEnterを押します。Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法
  3. 設定が初期化されたら、F10を押して新しい設定を保存し、BIOSを終了してパソコンを再起動します。
  4. 次回の起動時にはエラーが表示されず、パソコンは正常に立ち上がるはずです。

それでもエラーメッセージが表示される場合は、次の方法に進んでください。

方法2:BIOSバッテリーを取り外す(SVPキーがない場合)

方法1で問題が解決しなかった場合、あるいはSVPキーが分からない場合は、パソコンのBIOSバッテリー(CMOS電池)を物理的に取り外すことで、エラーを解消できる可能性があります。

注意:この作業を行うと、デフォルト値から変更していたBIOS設定はすべて失われます。オーバークロックによる周波数設定なども初期値に戻る点にご注意ください。

手順としては、まずパソコンを完全にシャットダウンし、電源ケーブルを抜きます。次にケースを開け、腕時計にも使われているようなボタン型電池のスロットを探します。電池は指で押し出すか、必要であればドライバーを使用して取り外してください。

Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法

電池を取り外したら、数分ほど待ってから元の位置に装着し直します。その後パソコンの電源を入れ、問題が解決したかどうかを確認してください。この操作により、BIOS設定とともに、エラーの原因となっている管理者パスワード(SVP)もリセットされることが期待できます。

ただし、この作業だけでは解決しないケースもあります。その場合は、マザーボード上のジャンパーピンを使ってBIOSをリセットする(いわゆる手動BIOSリセット)ことで解決できることがほとんどです。

その場合は、パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜いた状態で作業します。ケースを開け(ノートパソコンの場合はマザーボードが見えるところまで分解し)、お使いのマザーボードのBIOS設定用ジャンパーを探します。多くの場合、BIOSバッテリーの近くに配置されています。

Windowsエラー0199「セキュリティパスワードの再試行回数を超えました」を修正する方法

ジャンパーを見つけたら、その位置をピン1・2からピン2・3へ移動させ、10秒以上待ってから元の位置に戻します。その後、パソコンを組み立て直し、電源ケーブルを接続して起動してください。

これでエラーが表示されることなく、パソコンは正常に起動するはずです。

  1. Windows 10でSteamエラー53を解決する方法を徹底解説

    Steamユーザーの多くが遭遇するのが「エラー53」です。これはSteamでよく見られるエラーの一つで、アプリのクラッシュを引き起こすことがあります。「Steamエラーコード53とは何か?」と疑問に思う方も多いでしょう。このエラーは、SteamがPC上でゲームを正常に読み込めない場合に発生します。本記事では、このエラーの原因を詳しく解説し、「Steamのエラーコード53をどうやって直せばいいのか?」という疑問にお答えします。 Windows 10でSteamエラー53を修正する方法 Steamのエラーはさまざまな原因で発生します。考えられる主な原因は以下の通りです。 インターネット接続の不

  2. Windowsセキュリティで「セキュリティ プロバイダーがありません」エラーが表示される問題の解決方法

    Windowsセキュリティアプリは、ウイルスやマルウェアのスキャンからアプリやブラウザーの制御管理まで、デバイスのセキュリティに関するあらゆる操作を一箇所で行える便利なハブです。 しかし、「セキュリティ プロバイダーがありません(No security providers)」というエラーが表示され、スキャンが実行できなくなってしまうことがあります。この記事では、このエラーを解消するための具体的な対処法を6つ紹介します。 「セキュリティ プロバイダーがありません」エラーの修正方法 それでは、順番に見ていきましょう。 1. サービスを手動で有効化する まず、Windowsセキュリティのサービスが