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WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説

CMOSチェックサムエラーは、多くのWindowsユーザーを悩ませるトラブルの一つで、前触れなく突然発生することが少なくありません。このエラーはPC起動時のBIOS画面で表示され、最悪の場合、オペレーティングシステム(OS)がまったく起動できなくなってしまいます。

WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説

幸い、CMOSチェックサムエラーは比較的簡単に解決できるケースが多いですが、やや高度なトラブルシューティングが必要になることもあります。そのため、本記事の手順は慎重に読み進めながら作業することをおすすめします。ここでは、過去に多くのユーザーの問題解決に役立った複数の対処法をまとめてご紹介します。

WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生する主な原因

このエラーの原因はそれほど多くなく、ほぼすべてBIOS自体に関係しています。大きく分けて以下の2つの原因が考えられ、後述する対処法もすべてこれらに基づいています。

  • CMOSバッテリーの寿命 – CMOSバッテリーは永久に使えるものではなく、数年が経過するとBIOSを起動するのに必要な電圧を供給できなくなり、このエラーが発生します。新しいバッテリーへの交換を検討しましょう。
  • BIOS設定の破損 – 新しくデバイスを追加したことなどがきっかけで、誤ったBIOS設定によって問題が引き起こされる場合もあります。いずれの場合も、BIOSをデフォルト設定に戻せば解決できることがほとんどです。

対処法1:CMOSバッテリーを交換する

この問題の大きな原因の一つがCMOSバッテリーです。バッテリーが数年経過していると、CMOSに十分な電圧を供給できなくなり、必ずと言っていいほどこの問題が発生します。これはバッテリーを新品に交換すべきタイミングが来た明確なサインです。CMOSバッテリーは安価で入手できますが、これがないとPCを起動できないため、以下の手順に従って交換を行いましょう。

  1. PCのケースを開け、マザーボードに取り付けられたCMOSバッテリーを見つけます。見つからない場合は、マザーボードやPCの取扱説明書を参照してください。インターネットで調べたり、PCメーカーに問い合わせるのも有効です。

注意:機種によっては、CMOSバッテリーに物理的にアクセスするために、ケーブルの取り外しやドライブ・その他パーツの取り外しが必要な場合があります。

WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. コイン型電池を使用している場合、取り外しは比較的簡単です。指で電池の端をつまみ、ソケットから持ち上げて取り出します。マザーボードによっては留め具(クリップ)で固定されているものがあり、その場合はクリップを持ち上げてから電池を取り出してください。
  2. 電池を取り外したまま10分ほど待ちます。その後、新しい電池を同じ向きで装着し、PCの起動を試みてください。CMOSチェックサムエラーが表示されなくなったか確認しましょう。

対処法2:BIOS設定をデフォルト(初期状態)に戻す

もう一つの大きな原因は、BIOS設定の不具合です。BIOS設定が破損することは頻繁にはありませんが、一度起こると厄介な問題になります。誤ったBIOSアップデートが原因の場合もあれば、悪意のあるプログラム(マルウェア)が原因のケースもあります。いずれにしても、BIOSにアクセスできるのであれば、デフォルト設定に戻すことで確実に問題を解決できるはずです。

  1. PCの電源を入れ、システムが起動し始めるタイミングでBIOSキーを押してBIOS設定画面に入ります。BIOSキーは通常、起動画面に「Press ___ to enter Setup(○○キーを押してセットアップに入ってください)」のような表示で案内されています。一般的なBIOSキーはF1、F2、Deleteなどです。
WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. デフォルト設定を読み込むオプションの場所は、お使いのBIOSのバージョンによって異なり、BIOS画面上の2か所のいずれかにあります。
  2. BIOS設定の初期画面の下部に、Exitボタンの隣にRestore Settingsボタンが表示されている場合は、それをクリックし、BIOS Defaults(BIOSデフォルト)を選択してOKをクリックします。その後Exitをクリックすると、PCが再起動します。
WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. そのようなボタンがない場合は、キーボードの右矢印キーを押してBIOS初期画面のExitタブへ移動します。次に下矢印キーRestore Defaults(またはLoad Setup Defaults)という項目まで移動し、Enterキーを押します。
  2. Load Setup Defaultsの確認画面が表示されたら、もう一度Enterキーを押し、PCが起動するのを待ちます。問題が解消されたかどうかを確認してください。

対処法3:BIOSリカバリーを実行する(Intel製デスクトップボードの場合)

Intel製のデスクトップマザーボードでは、特定のバージョンのBIOSにおいて、しばらく使用した後にこのエラーが表示され始めるという問題が確認されています。この場合の唯一の解決策は、起動可能なUSBメモリを使って最新版のBIOSをインストールし、BIOSリカバリーを行うことです。以下の手順は、Intel製デスクトップボードをお使いの場合のみ実行してください。

  1. Intelの公式サイトにアクセスし、お使いの環境に対応した最新版のBIOSを探します。必要なファイルを見つけるために、自分の製品に関する情報を正確に入力してください。見つかったら、必ずPCにダウンロードしておきましょう。
  2. USBメモリにファイルをコピーする前に、USBメモリがFAT32形式でフォーマットされていることを確認します。PCで「ライブラリ」を開くか、任意のフォルダーを開いて左側のメニューから「PC」を選択します。古いバージョンのWindows(Windows 7以前)をお使いの場合は、デスクトップの「コンピューター」を開いてください。WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  3. フォーマットしたいUSBリムーバブルドライブを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「フォーマット…」を選択します。
WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. 「フォーマット」という小さなウィンドウが開きます。「ファイルシステム」の項目でFAT32が選択されていない場合は選び直し、「フォーマット」をクリックして処理が完了するまで待ちます。
WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. ダウンロードしたBIOSファイルをUSBメモリにコピーします。ファイルはルートフォルダー(「PC」でUSBメモリをダブルクリックしたときに開く一番上の階層)に配置してください。
  2. USBメモリを対象のPCのUSBポートに挿入し、PCの電源を切って電源コードを抜きます。ケースを開けてBIOSコンフィギュレーションジャンパーを取り外します。その位置は下記の画像を参考にしてください。
WindowsでCMOSチェックサムエラーが発生したときの直し方|原因と3つの対処法を徹底解説
  1. PCの電源を入れ、アップデートが完了するまで数分待ちます。PCは自動的にシャットダウンするか、手動で電源を切るよう促されます。いずれの場合も、USBメモリを取り外しBIOSコンフィギュレーションジャンパーを元の位置に戻します(上記画像の右側の状態)。
  2. PCのケースを閉じて再起動し、CMOSチェックサムエラーがまだ表示されるかどうかを確認しましょう。
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