bcdeditで「ブート構成データストアを開けませんでした」エラーが出たときの修正方法
「ブート構成データストアを開けませんでした」エラーとは
多くのWindowsユーザーから、コマンドプロンプトでbcdeditコマンドを実行した際に「ブート構成データストアを開けませんでした(Boot configuration data store could not be opened)」というエラーメッセージが表示されるという報告があります。多くの場合、このエラーには「アクセスが拒否されました」や「要求されたシステムデバイスが見つかりません」といったサブエラーが伴います。
なお、この問題は特定のWindowsバージョンに限定されたものではなく、Windows 7、Windows 8 / 8.1、Windows 10のいずれでも発生することが確認されています。

BCDEditとは?
BCDEditは、ブート構成データ(Boot Configuration Data:BCD)を管理するためのコマンドラインツールです。BCDには、ブートアプリケーションおよびその設定内容を記述するストアが格納されています。BCDEditを利用すれば、ブートメニュー項目の追加、既存ストアの編集、新規ストアの作成など、幅広い操作が可能です。
エラーの主な原因
さまざまなユーザーレポートと、実際に問題を解決できた修復手順を調査した結果、このエラーが発生する代表的なシナリオとして次の2つが判明しました。
- コマンドプロンプトに管理者権限がない – 報告されているケースの大半は、BCDEditを実行しようとしたコマンドプロンプトに管理者権限が付与されていないことが原因です。この場合、管理者としてコマンドプロンプトを起動すれば解決できます。
- ブートモードとパーティションタイプの不一致 – ハードディスク作成時のパーティションタイプと異なる形式で起動しようとした場合にも、このエラーが発生することがあります。BCDEditを正しく動作させるには、ハードディスク作成時と同じパーティションタイプで起動する必要があります。
本記事では、このエラーにお困りの方へ向けて、同様の状況で実際に成功したトラブルシューティング手順を紹介します。より良い結果を得るために、効率性と深刻度の順に並べられた以下の方法を、記載どおりの順番で試すことをおすすめします。
方法1:管理者権限でコマンドプロンプトを開く
多くの場合、この問題は権限不足によって発生します。BCDEditが昇格された特権(管理者アクセス)を必要とする操作を実行しようとしている可能性が高いです。特に、サブエラーが「アクセスが拒否されました」である場合は、この原因である可能性がさらに高くなります。
同じエラーメッセージに遭遇していた複数のユーザーが、管理者権限でコマンドプロンプトを開くことで問題を解消し、BCDEdit操作を正常に完了させています。具体的な手順は以下のとおりです。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- cmd と入力し、Ctrl + Shift + Enter を押して管理者用のコマンドプロンプトを起動します。

- UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックして管理者権限を付与します。
- 管理者のコマンドプロンプト上で、以前にエラーが発生したのと同じ操作を再度実行し、問題が解決したかどうかを確認します。
それでも同じエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法2:ブートモードを変更する
一部のユーザーの指摘によると、BCDEditを意図どおりに動作させるには、PCの起動時にハードディスク作成時と同じパーティションタイプで起動する必要があります。これを実現する最も簡単な方法が、BIOSモードの変更です。この操作はBIOS設定画面から行いますが、マザーボードのメーカーやBIOSのバージョンによって手順が異なる点に注意してください。
メーカーに関係なく参考になる一般的な手順は以下のとおりです。
- パソコンの電源を入れ、起動シーケンスの初期段階でセットアップキー(起動キー)を押します。通常、セットアップキーは起動直後の画面に表示されますが、見つからない場合は F2、F4、F6、F8 などのファンクションキー、Dell製PCなら Del キー、あるいは Esc キーのいずれかです。

注意:お使いの機種固有のセットアップキーをインターネットで検索して確認してもよいでしょう。 - BIOS設定画面に入ったら、「Boot」タブを開き、ブートモード(Boot Mode)をパーティション作成時に使用されたタイプへ変更します。この例では Legacy BIOS を選択します。

- ブートモードを変更したら、設定を保存してパソコンを再起動します。
- 再度BCDEditコマンドを実行し、「ブート構成データストアを開けませんでした」エラーがまだ表示されるかどうかを確認してください。
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