「ブート構成データストアを開けませんでした」エラーの原因と解決方法
BCD(ブート構成データ)ファイルには、Windowsが正しく起動するために必要な指示情報が含まれています。パソコンの起動に問題が発生した場合、その原因はBCDファイルの設定ミスや破損である可能性が高いです。bcdedit.exeでコマンドを実行中に「ブート構成データストアを開けませんでした(The boot configuration data store could not be opened)」というメッセージが表示された場合は、この記事で紹介する方法を試してみてください。
エラーが発生する主な原因
このエラーは、次のような状況で発生することがあります。
- 指定されたファイルが見つからない
- 要求されたシステムデバイスが見つからない
まずは「システム構成(msconfig)」を開いて状態を確認することをおすすめします。ブートデータが表示されないケースがあります。この問題が発生する最も多い原因は、デュアルブート環境を構築しようとした際に、インストーラーが既定のブートローダーを上書きしてしまうことだと報告されています。
「ブート構成データストアを開けませんでした」の解決方法
作業を始める前に、いくつか知っておくべき点があります。以前のバージョンのWindowsでは、ブート情報はBoot.iniファイルに保存されていました。一方、EFIベースのOSでは、EFIファームウェアブートマネージャー(\EFI\Microsoft\Boot\Bootmgfw.efi)内にエントリが格納されています。
この問題を解決するための選択肢は、次の3つです。
- BCDにエントリオプション値を設定する
- 詳細オプションメニュー(F8メニュー)を有効にする
- BCDを再構築する
これらの手順は、パソコンを高度な回復モードで起動し、「詳細オプション」から利用できる「コマンドプロンプト」を使って実行します。
また、BCDEditのオプションを設定する前に、BitLockerとセキュアブートを無効化または一時停止しておく必要がある場合がある点にも注意してください。
1. BCDにエントリオプション値を設定する
コマンドプロンプトを管理者として開き、次のコマンドを実行します。
bcdedit /set {current} Description "任意の名前"
/setオプションはエントリポイントを設定し、既定では信頼されていないWindowsのバージョンをシステムが信頼できるようにします。
2. BCDファイルを指定する
管理者権限で開いたコマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。
bcdedit /store c:\Boot\BCD
オプションの一覧が表示されます。続けて、次のコマンドを実行してください。
bcdedit /store c:\Boot\BCD /set bootmenupolicy legacy
その後、パソコンを再起動し、Windowsを選択したらすぐにF8キーを押します。
レガシーオプションを選択することで、起動時に詳細オプションメニュー(F8)が利用可能になり、起動するOSを選択できるようになります。
3. BCDを再構築する
上記の方法でも問題が解決しない場合は、BCDの再構築が必要になることがあります。Windows回復環境(WinRE)でBootrec.exeツールを使用してブート構成データストアを手動で再構築するか、無料のBCDエディターツールを利用してBCDを修復できます。
この記事が問題の解決に役立てば幸いです。
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