【エラー0xc0000098】Windowsブート構成データに有効なOSエントリが含まれていない場合の対処法
Windows 10を、Windows 8とUbuntuとのトリプルブート環境としてインストールしたところ、数週間は何の問題もなく快適に動作していました。しかし、ある日ノートパソコンを起動すると、突然エラーメッセージが表示され、Windowsが起動できなくなってしまったのです。
「ブート構成データに有効なOSエントリが含まれていません」とは

このエラー(0xc0000098)は、BCD(ブート構成データ)に有効なOSエントリが存在しない場合に発生します。まずはインストール時の設定を確認しましたが、すべて正しく構成されているように見えました。続いて修復ディスクを使ったトラブルシューティングも試みましたが、残念ながら解決には至りませんでした。最終的に問題を解決できた方法を、同じエラーでお困りの方の参考になるよう以下に紹介します。
0xc0000098ブートエラーの修正手順
この種の問題は、通常chkdskコマンドを実行することで解決できます。しかし私の場合、chkdskを実行すると次のメッセージが表示され、先へ進める状態ではありませんでした。
ファイル システムの種類は NTFS です。現在のドライブをロックできません。
そこで見つけたのが、以下の回避策です。この手順に従うことで、ドライブのロック問題を回避しながら修復を行えます。
1. 管理者権限のコマンドプロンプトでセーフモードを起動します。
2. DISKPARTコマンドを入力します。ディスクパーティションユーティリティが起動します。
3. list volumeコマンドを入力すると、システム上のボリューム一覧が表示されます。Windows 10がインストールされているボリューム番号を必ず控えておきましょう。下の画像はコマンド実行時のイメージです。

4. 次に、select volume ###と入力します(###にはWindowsがインストールされているドライブ番号を指定します)。これで、エラーが発生しているボリューム、つまりWindows 10のドライブが選択されます。
5. 最後に、以下のコマンドを実行します。
attributes volume clear readonly
このコマンドにより、対象ボリュームの読み取り専用属性が解除され、ドライブに関連する書き込みの基本的な問題が修正されます。
6. exitと入力してdiskpartユーティリティを終了します。
以上で手動での作業は完了です。続いてディスクエラーのチェックを行います。次のコマンドを入力してください。
chkdsk /f /r
これで作業は終了です。再起動を求められるので、そのまま再起動するとディスクのチェックと修復が自動的に実行され、通常どおり起動できるようになります。
注意: 手順5のコマンドが有効に機能するのは、システムドライブ自体に問題が発生している場合のみです。エラーが発生していない正常なシステムでこのコマンドを実行しても、コマンドの一覧が表示されるだけで、既定のドライブが書き込み可能になることはありません。
同じエラーでお困りの方は、ぜひこの方法をお試しください。システムの構成パラメータによっては、同じ問題でも異なる対処法が必要になる場合があります。ここで紹介した方法は私の環境で実際に効果があったものですが、もし解決しない場合は、スタートアップ修復の実行も併せて検討してみてください。
-
これだけは覚えておきたい!便利なWindowsコマンド12選
Windowsは、簡単な操作ですら長いコマンドを入力する必要があった旧MS-DOSと比べて、ユーザーフレンドリーな設計で広く知られています。そのため、多くのWindowsユーザーはコマンドプロンプトを敬遠しがちです。しかし、一部の重要な操作は、コマンドプロンプトからしか実行できないことをご存じでしょうか? 日頃からコマンドプロンプトのさまざまなコマンドに関する知識を持っておけば、いざというときに必ず役立ちます。この記事では、覚えておくと便利なコマンドを厳選してご紹介します。 1. ipconfig まずは「ipconfig」から。このコマンドを使えば、コンピューターのIPアドレスを簡単に確
-
Windows 11/10で「起動デバイスが見つかりません」エラーを修正する5つの方法
Windowsで「Boot device not found(起動デバイスが見つかりません)」というエラーに悩まされていませんか?このエラーは、主にシステムのハードドライブに問題がある場合に発生します。原因としては、BIOS設定の誤りや、デバイスがハードディスクを正しく認識できないことなどが考えられます。 この記事では、Windows 11/10で「起動デバイスが利用できません」というエラーを解消するための、実践的なトラブルシューティング方法をご紹介します。 起動デバイスとは? 名前の通り、起動デバイスとは、デバイスの起動に必要なファイルを保存しているハードウェアのことです。起動デバイスには