【解決法】プログラムインストール時のエラーコード2203を修正する方法
エラーコード2203とは?主な原因
エラーコード2203は、管理者権限を必要とするプログラムやゲームをインストールしようとした際に、十分なアクセス権限がない場合に表示されることが多いエラーです。さまざまなソフトウェアで発生が報告されており、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれでも確認されています。
このエラーが発生する主な原因は以下のとおりです。
- 管理者権限の不足 ― 最も一般的な原因です。インストーラーが必要なファイルをインストール先フォルダへコピーするための管理者権限を持っていない場合に発生します。インストーラーを「管理者として実行」すれば解決できる可能性があります。
- Tempフォルダの所有者が現在のユーザーではない ― インストール中に一時ファイルをTempフォルダへ保存する必要があるものの、現在のユーザーアカウントにそのフォルダへの書き込み権限がない場合に発生します。Tempフォルダの所有権を取得することで解決できます。
- ウイルス対策ソフトによる干渉 ― KasperskyやAviraなどのセキュリティソフトが誤検知(false positive)によってインストールをブロックするケースがあります。また、信頼された発行元によって署名されていないプログラムの場合にも同様の問題が起こることがあります。この場合は、サードパーティ製ウイルス対策ソフトとWindowsファイアウォールの両方を一時的に無効化する必要があります。
方法1:インストーラーを管理者として実行する
エラーコード2203が発生する最も典型的なケースは、インストーラーにファイルのコピーやTempフォルダの利用に必要な権限が不足している場合です。
まず、Administrator(管理者)アカウントでログインしていることを確認し、インストーラーを管理者権限で実行してみてください。
手順は簡単です。インストーラーの実行ファイルを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「管理者として実行」を選択します。UAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログが表示されたら「はい」をクリックして管理者権限を付与してください。
その後、通常どおりインストール手順を進め、エラーコード2203が再び表示されずにインストールが完了するかどうかを確認してください。
それでも同じエラーが発生する場合は、次の対処法に進んでください。
方法2:Tempフォルダの所有権を取得する
2番目に多い原因は、インストーラーが一時ファイルの保存にTempフォルダを使用しようとしても、現在のユーザーアカウントがそのフォルダの所有者ではないため利用できないケースです。
解決策自体はシンプルですが、手順はやや煩雑です。インストールを再試行する前に、Tempフォルダの所有権を取得する必要があります。以下の手順に従ってください。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに %temp% と入力し、Enter キーを押してTempフォルダを開きます。
- Tempフォルダが開いたら、エクスプローラーの上部にある上向き矢印アイコンをクリックして、ひとつ上の階層であるLocalフォルダへ移動します。
- Localフォルダ内でTempフォルダを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- Tempのプロパティ画面で「セキュリティ」タブを開き、「詳細設定」ボタンをクリックします。
- Tempの詳細なセキュリティ設定画面が表示されたら、所有者欄の横にある「変更」リンクをクリックします。
- 「ユーザーまたはグループの選択」画面で Everyone と入力し、Enter キーを押した後、「適用」をクリックして変更を保存します。
- Tempのプロパティ画面に戻ったら、「セキュリティ」タブ内の「編集」ボタンをクリックしてアクセス許可を変更します。
- 「追加」をクリックし、新しいアカウントとして Everyone を追加します。その後、「許可」のチェックボックスをすべてオンにしてフルコントロールを付与し、「適用」をクリックして保存します。
- ユーザーアカウント制御(UAC)のダイアログが表示されたら、「はい」をクリックして変更を承認し、管理者権限を付与します。
- パソコンを再起動し、起動が完了したら再度インストールを試みてください。
それでもエラーコード2203が発生する場合は、次の対処法に進みましょう。
方法3:ファイアウォール/ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
この問題は、過剰に保護的なウイルス対策ソフトが誤検知によってインストールをブロックすることでも発生します。AviraやKasperskyでの発生が確認されていますが、信頼された発行元が署名していないインストーラーについては、Windows Defenderでも同様の問題が起こる可能性があります。
サードパーティ製のセキュリティソフトを使用している場合は、問題が発生していたインストールを実行する前に、リアルタイム保護機能を無効化することでエラーコード2203を回避できるはずです。
もちろん、製品ごとに無効化の手順は異なります。幸い、ほとんどのセキュリティソフトではタスクトレイのアイコンから直接操作できます。アイコンを右クリックし、無効化のオプションがないか探してみてください。
一方、署名されていないソフトウェアのインストール時にWindows Defenderでこのエラーが表示される場合は、ウイルス対策機能とファイアウォールの両方を一時的に無効化する必要があります。
該当する場合は、以下の手順に従ってください。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、
windowsdefender:と入力してEnter キーを押します。Windowsセキュリティの画面が開きます。 - Windowsセキュリティ画面で「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、「ウイルスと脅威の防止の設定」の下にある「設定の管理」リンクをクリックします。
- 次の画面で、「リアルタイム保護」のトグルスイッチをオフにして変更を保存します。
- Windowsセキュリティの最初の画面に戻り、「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックします。
- 現在アクティブになっているネットワークをクリックし、Windows Defenderファイアウォールのトグルスイッチをオフにします。
- 両方の機能を無効化したら、パソコンを再起動し、起動完了後にインストールを再試行してください。
注意: セキュリティ機能を無効化したままの状態は危険です。インストールが完了したら、必ずリアルタイム保護とファイアウォールを再度有効に戻してください。
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