【解決済み】Windows Updateで「更新サービスの1つが正しく実行されていません」と表示される場合の対処法
Windows Updateのサービスが正常に動作しない原因として、StopUpdates10Guardなどのアプリケーションがシステムの更新モジュールの動作を妨げている可能性があります。また、Windows UpdateサービスやBITS(バックグラウンドインテリジェント転送サービス)の設定が誤っている場合にも、このエラーが発生することがあります。
この問題は、Windows Updateが最新の更新プログラムを確認できず、以下のメッセージが表示されるときに発生します。
「エラーが発生しました。更新サービスの1つが正しく実行されていません。トラブルシューティングツールを実行して問題を解決できる可能性があります。[スタート]ボタン > [設定] > [更新とセキュリティ] > [トラブルシューティング] の順に選択し、[Windows Update] を選択してください。」
しかし、実際にトラブルシューティングツールを起動しても、ツール自体が正常に機能せず問題を修復できないケースが報告されています。
修正作業に進む前に、まず別のネットワーク環境で更新できるかどうかを確認してください。たとえばWi-Fi接続を使用している場合は、有線(イーサネット)接続に切り替えることで問題が解決するか試してみましょう。モバイル回線や従量制課金接続で問題が発生したという報告もあるため、該当していないか事前に確認しておくことをおすすめします。
解決策1:BITSおよびWindows Updateサービスのスタートアップの種類を「自動」に設定する
重要な更新サービスのいずれかがエラー状態になっていたり、無効化されていたりすると、Windows Updateの問題が発生することがあります。この場合、これらの更新サービス(BITSとWindows Updateサービス)のスタートアップの種類を「自動」に設定することで、問題が解決する可能性があります。
- Windowsキーを押し、検索ボックスに「services」と入力します。検索結果の「サービス」にマウスカーソルを合わせ、スタートメニュー右側のペインから「管理者として実行」を選択します。

- Windows Updateサービスをダブルクリック(または右クリックして「プロパティ」を選択)し、スタートアップの種類を「自動」に変更します。

- 「開始」ボタンをクリックし、「OK」を押して変更を適用します。

- 次に、BITS(Background Intelligent Transfer Service)についても同じ手順を繰り返し、スタートアップの種類を「自動」に設定してサービスを開始します。

- PCを再起動し、更新サービスの問題が解決したかどうかを確認します。
- 解決しない場合は、Windowsキーを押して「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」を選択し、左側のペインから「トラブルシューティング」タブに移動します。

- [更新とセキュリティ]ウィンドウの右側のペインで、「追加のトラブルシューティングツール」を開きます。

- 「起動しない・動作しないときの修復」(Get Up and Running)セクションで、「Windows Update」オプションを展開します。
- 「トラブルシューティングツールの実行」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。

- 完了後、推奨されたトラブルシューティングの手順を適用し、Windows Updateが正常に動作しているか確認します。
解決策2:競合するアプリケーションをアンインストールする
システム上のアプリケーションが更新サービスの動作を妨げている場合(特にWindowsの自動更新を無効化する目的で導入されたアプリ)、この問題が発生することがあります。この場合は、競合するアプリケーションを削除することで問題が解決する可能性があります。StopUpdates10Guardが本件の原因であるという報告が多数寄せられています。
- まずシステムのクリーンブートを実行します(Autorunsなどのツールを使って問題のあるアプリを特定することもできます)。そのうえで、Windowsを更新できるか確認します。解決策1で説明した手順に従って、Windows Updateサービスを有効化する必要があるかもしれません。
- 更新できた場合は、クリーンブート時に無効化したアプリケーション/プロセス/サービスを1つずつ有効化していき、問題の原因となっているものを特定します。
- 原因が特定できたら、そのアプリケーションをシステムのスタートアップで無効化するか、完全にアンインストールします。
StopUpdates10Guardアプリケーションがこの問題を引き起こすとの報告があります。以下の手順でアンインストールできます。
- Windows + Xキーを同時に押してパワーユーザーメニューを開き、「アプリと機能」を選択します。

- StopUpdates10Guardを展開し、「アンインストール」ボタンをクリックします。
- アンインストールの確認画面が表示されたら承認し、処理が完了するまで待ちます。
- PCを再起動し、更新サービスの問題が解決したかどうかを確認します。
- StopUpdates10Guardをアンインストールしたくない場合は、システムのスタートアップ時に無効化するだけでも構いません。

タスクマネージャーの「スタートアップ」タブには表示されるのにアプリの一覧には表示されない場合は、StopUpdates10Guardをダウンロード・インストールしてから、「アプリと機能」から削除するとよいでしょう。
解決策3:BIOSとドライバーを最新版に更新する
システムのBIOSやドライバーが古い、あるいはOSのモジュールと互換性がない場合にも、更新サービスの問題が発生することがあります。この場合は、BIOSとドライバーを手動で最新版に更新することで、問題が解決する可能性があります。
- PCのドライバーとBIOSを手動で更新します。最新のBIOS/ドライバーはOEM(PCメーカー)の公式サイトからダウンロードしてインストールできます。また、OEMが提供する更新ユーティリティ(Dell SupportAssistなど)がある場合は、それを活用してドライバー/BIOSを更新しましょう。
- 更新後、更新サービスの問題が解消されたかどうかを確認します。
解決策4:SoftwareDistributionフォルダを削除して手動で更新する
SoftwareDistributionフォルダが破損している場合にも、この問題が発生することがあります。フォルダを削除してからシステムを手動で更新することで、問題が解決する可能性があります。
SoftwareDistributionフォルダを削除する
- 解決策1と同じ手順でサービス管理ツールを起動し、Windows Updateサービスを右クリックします。

- 表示されたメニューから「停止」を選択し、サービスウィンドウを最小化します(閉じないでください)。
- Windowsボタンを右クリックして「ファイル名を指定して実行」を選択します。

- 次のパスに移動します(コピー&ペーストしてください):
C:\Windows\SoftwareDistribution

- SoftwareDistributionフォルダ内のすべての内容を削除します(安全のため、フォルダごと名前を変更するだけでも構いません)。その後、サービスウィンドウに戻ります。

- Windows Updateサービスを右クリックして「開始」を選択します。

- 更新サービスの問題が解消されたかどうかを確認します。
システムを手動で更新する
- Webブラウザを起動し、Microsoft Updateカタログのページにアクセスします。
- 最新のWindows 10累積更新プログラムをダウンロードし、管理者権限でインストールします。

- PCを再起動すれば、Windows Updateが正常に動作するはずです。
それでも問題が解決しない場合は、上書きインプレースアップグレード(Windows 10のISOファイルをダウンロードし、セットアップを管理者として実行)を行うことで、更新の問題が解決する可能性があります。
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