【解決済み】Windows 10で「このオブジェクトのプロパティを表示するには、読み取り権限が必要です」エラーが出たときの対処法
Windows 10でファイル、フォルダー、またはローカルディスク(C:ドライブなど)にアクセスしようとした際に、「このフォルダーへのアクセス許可が現在ありません」や「このオブジェクトのプロパティを表示するには、読み取り権限が必要です」といったエラーメッセージが表示されることがあります。
このようなエラーが発生する主な原因は、Windows 10におけるアクセス許可(権限)の制限です。セキュリティタブが表示されない、ファイルにアクセスできないといった問題も、同様の権限設定に起因しているケースがほとんどです。
この権限エラーを解消するには、該当するファイル・フォルダー・ドライブの所有権を取得することが有効です。手順は非常にシンプルで、数分程度で完了します。
Windows 10で「このオブジェクトのプロパティを表示するには読み取り権限が必要です」エラーを修正する方法
「このオブジェクトのアクセス許可の設定を表示または編集する権限がありません」というエラーや、C:ドライブにアクセスできない問題も、読み取り権限に関するエラーと同様の原因によるものです。
つまり、これらの問題を解決するには、ファイル・フォルダー・ドライブの所有権を取得し、PCに対する管理者権限を獲得する必要があります。
解決策一覧:
- 方法1:Windows 10でアカウントの種類を変更する
- 方法2:ファイル・フォルダー・ドライブにフルコントロールを付与する
- 方法3:SFCとDISMを実行する
方法1:Windows 10でアカウントの種類を変更する
Windows 10でC:ドライブにアクセスできない場合は、標準ユーザーアカウントから管理者アカウントへ変更することを検討してみてください。
管理者権限が付与されることで、C:ドライブへのアクセスが可能になる可能性があります。
以下の手順で、ユーザーアカウントを管理者アカウントに変更しましょう。
1. コントロールパネルを開きます。
2. コントロールパネルの表示方法を「カテゴリ」に切り替え、「ユーザーアカウント」の下にある「アカウントの種類の変更」を選択します。
3. 現在ログインしているアカウントをクリックします。
4. 次の画面で「アカウントの種類の変更」をクリックします。
5. 「管理者」にチェックを入れ、「アカウントの種類の変更」をクリックして変更を保存します。
アカウントの種類を変更した直後から、Windows 10でC:ドライブに自由にアクセスできるようになります。
セキュリティタブが表示されないエラーや、「このオブジェクトのプロパティを表示するには読み取り権限が必要です」というメッセージも表示されなくなるはずです。
関連記事:Windows 10で標準ユーザーを管理者に変更する方法
方法2:ファイル・フォルダー・ドライブにフルコントロールを付与する
ファイルやフォルダーへのアクセス権限がない問題に対処するもう一つの方法は、対象のファイル・フォルダー・ドライブに対してフルコントロール(完全な制御)を付与することです。
フルコントロールを取得すれば、C:ドライブにも自由にアクセスできるようになります。
1. デスクトップの「PC」をダブルクリックして、エクスプローラーを開きます。
2. エクスプローラーで「ローカルディスク (C:)」を見つけ、右クリックして「プロパティ」を選択します。
3. ローカルディスク (C:) のプロパティ画面で「共有」タブを開き、「詳細な共有」をクリックします。
4. 「詳細な共有」画面で「このフォルダーを共有する」にチェックを入れ、「アクセス許可」をクリックします。
5. 「C のアクセス許可」画面で「Everyone」のアクセス許可欄にある「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れます。
最後に「適用」→「OK」をクリックして設定を反映させます。
これで、ローカルディスク C: に対するフルコントロールが付与されました。
同様の手順で、Windows 10上の個別のファイルやフォルダーにもフルコントロールを付与できます。設定後は、「このオブジェクトのプロパティを表示するには読み取り権限が必要です」というエラーは表示されなくなります。
方法3:SFCとDISMを実行する
最後に、システムファイルの破損やエラーを修復するために、システムファイルチェッカー(SFC)の実行をお試しください。あわせて、システムイメージの問題を修復するDISM(展開イメージのサービスと管理)ツールも活用できます。
1. 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
2. コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押してSFCスキャンを実行します。
スキャンが完了すると、システムファイルチェッカーによってファイルの問題が自動的に修復されます。
続いて、DISMを使ってWindows 10のシステムイメージの問題を解決しましょう。手順はとても簡単です。
コマンドプロンプトに以下のコマンドをコピー&ペーストし、それぞれEnterキーを押して順番に実行してください。
Dism.exe /online /cleanup-image /scanhealth
Dism.exe /online /cleanup-image /restorehealth
DISMは、Windows 10上のシステムイメージのエラーを取り除くことができると言われています。
これらの処理が完了すれば、ファイルやフォルダーの所有権を取得するよう促されることはなくなります。
以上、「このオブジェクトのプロパティを表示するには読み取り権限が必要です」や「Windowsのファイル・フォルダー・ドライブへのアクセス許可がありません」といったエラーの修正方法をご紹介しました。上記の方法をぜひお試しください。きっと問題の解決に役立つはずです。
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