【解決済み】Windows 10で「この場所に保存するアクセス許可がありません」と表示されるエラーの直し方
Microsoft Officeのファイルを特定のフォルダ(例:C:\users\Jane\documents\xxxx.docx)に保存しようとした際、保存できずに困った経験はありませんか?その際、「この場所に保存するアクセス許可がありません。管理者に連絡してアクセス許可を取得してください。代わりにxxxフォルダに保存しますか?」というエラーメッセージが表示されることがあります。
このような「この場所にファイルを保存する権限がありません」というエラーが発生した場合、管理者権限に何らかの問題が生じている可能性が高いです。
この記事では、Windows 10のアクセス許可の問題を効果的に解決し、目的の場所にファイルを保存できるようにする方法を詳しく解説します。
Windows 10で「この場所に保存するアクセス許可がありません」エラーを修正する方法
エラーメッセージに「管理者に連絡してアクセス許可を取得してください」と表示されていることからも分かるように、Windows 10で管理者権限を取得するためのさまざまな対処法を試す必要があります。
以下の解決策を順番に試して、目的の場所にファイルを保存できるようになるまで確認していきましょう。
解決策一覧:
解決策1:フルコントロールを許可してアクセス許可の問題を解決する
解決策2:プログラムを管理者として実行する
解決策3:ユーザーアカウント制御(UAC)設定をオフにする
解決策4:保護モードを無効にする
解決策1:フルコントロールを許可してエラーを解決する
まずはPCに対してフルコントロールを許可し、すべてのアプリケーションに対する管理者権限を取得することで、「この場所にファイルを保存する権限がありません」というエラーを解消しましょう。
Windows 10にフルコントロールを付与することで、アクセス許可の問題が発生しなくなります。手順は以下の通りです。
1. エラーが発生しているフォルダまたはディレクトリを見つけ、右クリックして「プロパティ」を開きます。
2. プロパティウィンドウで「セキュリティ」タブを選択し、「編集」をクリックします。
3. 「Administrators」を選択し、「フルコントロール」のチェックボックスにチェックを入れます。最後に「適用」と「OK」をクリックして変更を保存します。
フルコントロールを許可すると、「許可」列のすべてのチェックボックス(最後の「特殊なアクセス許可」を除く)にチェックが入り、「拒否」列のすべてのボックスが未選択になっていることを確認できます。
同様の手順で「Users」など、PC上の他のアカウントにもフルコントロールを付与しておきましょう。
これにより、管理者権限によるフルコントロールが可能になり、Office 2003、2007、2010などのファイルをエラーなく自由に保存できるようになります。
なお、Photoshopなど特定のアプリケーションでのみこのエラーが発生する場合は、問題のあるソフトウェアに対して個別にフルコントロールを付与してみてください。
解決策2:プログラムを管理者として実行する
Excelやhostsファイルなどでこのエラーが発生している場合は、該当するプログラムを管理者として実行することで、目的の場所に保存できるかどうかを確認できます。
1. エラーが発生しているソフトウェアを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
問題のアプリケーションはデスクトップ上や任意のフォルダ内にある可能性があります。
2. 「互換性」タブで「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、「適用」と「OK」をクリックして設定を有効にします。
同じ方法をMicrosoft WordやExcelなど、他のアプリケーションにも適用できます。
この方法は、Windows 7やWindows 8で同様のエラーが発生した場合にも有効です。
解決策3:ユーザーアカウント制御(UAC)設定をオフにする
通常、PCのセキュリティを確保するため、Windows 10ではプログラムやソフトウェアに変更が加えられた際に通知を行うUAC(ユーザーアカウント制御)が有効になっています。しかし実際には、このUAC設定が原因で、特定の場所へのファイル保存などの操作が妨げられるケースがあります。
そこで、一時的にユーザーアカウント制御を無効にして、これがアクセス許可の問題の原因かどうかを確認してみましょう。
1. 検索ボックスに「ユーザーアカウント制御」と入力し、Enterキーを押して「ユーザーアカウント制御設定の変更」ウィンドウを開きます。
2. ユーザーアカウント制御設定の変更画面で、スライダーを一番下まで下げて「通知しない」に設定します。
ユーザーアカウント制御による制限がなくなれば、「この場所に保存する権限がありません」というエラーは発生しなくなります。
設定後は、忘れずに「OK」をクリックして変更を保存してください。
解決策4:保護モードを無効にする
Windowsシステムには、保護モード(Protected Mode)と呼ばれる実行モードが存在することをご存じない方も多いかもしれません。これは、ウイルスや脅威の可能性があるアプリケーションからコンピュータを守るためのもので、このモードが有効な間はWindows 10上での権限が制限されます。
そのため、保護モードが原因で指定した場所にファイルを保存できない場合があります。このモードを無効にして、エラーが解消されるかどうかを確認してみましょう。
1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、inetcpl.cplと入力します。
入力後、「OK」をクリックして次へ進みます。
2. 「セキュリティ」タブで「保護モードを有効にする」のチェックを外し、「適用」と「OK」をクリックして変更を保存します。
スクリーンショットにある通り、設定を反映させるにはInternet Explorerの再起動が必要です。
再起動後、ファイルを特定の場所に保存してみてください。「この場所に保存するアクセス許可がありません」というエラーメッセージが表示されなくなるはずです。
まとめ
この記事では、Windows 10で「この場所に保存するアクセス許可がありません」というエラーを修正するための、最も効果的な4つの解決策を紹介しました。フルコントロールの付与、管理者としての実行、UACの無効化、保護モードの解除といった方法を順番に試してみてください。
もし上記の方法でも問題が解決しない場合は、システムの復元を実行して、管理者権限の問題が発生する前の状態に戻すことを検討してみてください。
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