Windows 10で右クリックが効かない・反応しないときの対処法11選
目次:
右クリックが使えなくなる主な症状
Windows 10で右クリックが動作しない原因
Windows 10で右クリックが効かない問題を解決する11の方法
右クリックが使えなくなる主な症状
マウスで右クリックしても何も起こらない——そんな経験はありませんか?Windows 10で右クリックが反応しない、または動作しなくなるケースは、主に以下のような状況に分けられます。
- デスクトップ上で右クリックが効かない・反応しない。
- 右クリックしてもコンテキストメニュー(右クリックメニュー)が表示されない。
- スタートボタンを右クリックできず、イベントビューアー、タスクマネージャー、Windows PowerShellなどにスタートメニューからアクセスできない。
- Microsoft EdgeやGoogle Chrome、Firefoxなどのブラウザー上で右クリックしても反応がない。
- フォルダーを右クリックしてプロパティを開こうとしても失敗する。
- 右クリックが必要な項目自体が表示されず、操作すらできない。
どのケースに該当する場合でも、右クリックは日常的な操作に欠かせません。例えば、PC>プロパティからWindows 10の基本情報を簡単に確認したいとき、右クリックが使えなければそれすら行えません。
一方で、右クリックが動作しなくなる原因はさまざまです。効果的に解決するには、この記事で紹介する方法を一つずつ試してみることをおすすめします。
Windows 10で右クリックが動作しない原因
この不具合は、ノートパソコンとデスクトップパソコンなど、使用している機種によって現れ方が異なります。まず自分の状況を把握し、それに応じた対策を行うことが重要です。
多くの方はマウスを使い慣れているため、デスクトップやアプリ上で右クリックしてもコンテキストメニューが表示されない原因として、まずマウスドライバーの問題が考えられます。
そのほかにも、タブレットモードの有効化、システムファイルの破損、ウイルスに感染したアプリケーション、Windows 10上でのシステム競合などが原因となることがあります。
Windows 10で右クリックが効かない問題を解決する11の方法
ここでは、右クリックが反応しない・動作しない問題に対処するための、最も効果的で実用的な方法を紹介します。
解決策一覧:
方法1:マウスドライバーを更新する
方法2:ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
方法3:Windowsエクスプローラーを再起動する
方法4:タブレットモードを無効にする
方法5:アプリケーションのシェル拡張を削除する
方法6:グループポリシーのコンテキストメニュー設定を変更する
方法7:USBハブの電源管理設定を変更する
方法8:サードパーティ製ソフトウェアをアンインストールする
方法9:システムファイルチェッカーを実行する
方法10:Windowsシステムを完全スキャンする
方法11:Windows Updateを確認する
方法1:マウスドライバーを更新する
普段マウスではなくタッチパッドを使用している方は、この方法はスキップして次の方法に進んでください。通常、マウスドライバーの更新版は、Windows標準搭載のデバイスマネージャーからダウンロードできるほか、メーカーの公式サイトから手動で入手することも可能です。しかし、今はそもそも右クリックができない状態のため、手動での作業が難しいこともあります。
そこで便利なのが、Windows 10向けのプロ仕様ドライバーツールDriver Boosterです。Driver Boosterを使えば、ロジクール製などを含むマウスドライバーを迅速かつ安全に更新できます。
- Driver Boosterをダウンロードし、インストールして起動します。
- スキャン>更新をクリックしてマウスドライバーを更新します。もちろん、マウスドライバーを含むすべてのドライバーを一括で更新することもできます。
マウスドライバーを最新の状態にすれば、Windows 10上のあらゆる項目を自由に右クリックできるようになります。
方法2:ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
マウスの状態をさらに詳しく調べるには、Windows 10に内蔵されている「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールを活用しましょう。
- スタート>設定>更新とセキュリティを開きます。
- トラブルシューティングの項目でハードウェアとデバイスを見つけ、クリックしてトラブルシューティングツールの実行を選択します。
マウスなどのハードウェアやデバイスに異常がある場合、このツールが検出して知らせてくれます。マウスのエラーを修正することで、右クリックが反応しない問題の解決につながるかもしれません。
方法3:Windowsエクスプローラーを再起動する
Windows 10のライブラリ、ファイル、ドキュメント、フォルダーを操作するには、必ずWindows(ファイル)エクスプローラーを使用します。
想像してみてください。もしエクスプローラーが正常に動作していなければ、フォルダーのプロパティを右クリックで表示することもできません。
特に、右クリックしてもコンテキストメニューが起動しないという方には、タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動することが強く推奨されます。
ただし、右クリックが使えない状態では、スタートメニューからタスクマネージャーを開くことができない可能性があります。その場合は、以下の手順に従ってください。
- Ctrl+Alt+Deleteキーを同時に押し、表示されたオプションからタスクマネージャーを選択します。
- タスクマネージャーのプロセスタブで下にスクロールし、Windowsエクスプローラーを見つけて右クリックし、再起動を選択します。
- 変更を反映させるためにパソコンを再起動します。
これにより、エクスプローラーが正常に動作し、右クリックが効かない問題が解消されるはずです。
方法4:タブレットモードを無効にする
タブレットモードとは何か、そしてなぜこれをオフにすると右クリックの問題が解決するのでしょうか?
簡単に言うと、タブレットモードは主にデスクトップユーザー向けに設計された全画面表示モードです。Windows 10でタブレットモードが有効になると、スタートメニューが画面全体に広がり、デスクトップが利用できなくなります。これが、デスクトップ上で右クリックできなくなる原因となることがあります。
そのため、デスクトップ環境ではタブレットモードを無効にすることをおすすめします。
- Windows+Aキーを押してアクションセンターを開きます。
- アクションセンターの通知ウィンドウ下部にあるタブレットモードをクリックします。
ここで注意すべき点として、タブレットモードのアイコンがグレー表示になっていればオフ、そうでなければオンになっています。
タブレットモードを解除した後、改めてマウスの右クリックが使えるかどうか確認してみましょう。
方法5:アプリケーションのシェル拡張を削除する
誰でもWindows 10には何らかのサードパーティ製ソフトウェア、例えばウイルス対策ソフトなどをインストールしているはずです。
しかし、アプリケーションによってはインストール後にコンテキストメニュー(右クリックメニュー)へ独自の項目を追加することがあり、これをシェル拡張と呼びます。
実は、このシェル拡張が右クリックの動作を妨げ、Windows 10で右クリックが反応しない原因になることがあるのです。
ここでは、CCleanerというツールを使って、コンテキストメニューからすべての拡張機能を削除します。
- CCleanerをダウンロードしてPCで起動します。必ず管理者として実行してください。
- CCleanerの画面でツール>スタートアップを開きます。
すると、さまざまなシェル拡張が表示されます。
- これらの拡張機能を選択して削除します。
サードパーティ製ソフトウェアによるシェル拡張がなくなれば、スタートを右クリックしてタスクマネージャーを開いたり、フォルダーを右クリックしてプロパティを表示したりと、自由に操作できるようになります。
方法6:グループポリシーのコンテキストメニュー設定を変更する
右クリックしてもコンテキストメニューが表示されない方には、特別な解決策があります。
ご存じのとおり、Windows ProやEnterpriseエディションでは、グループポリシーがローカルグループポリシーとしてシステムの構成を管理しています。
その中に「ファイルエクスプローラーの既定のコンテキスト メニューを削除する」というポリシーがあり、これが有効になっているとコンテキストメニューが正常に動作しなくなり、右クリックしても何も表示されなくなります。
したがって、この問題を解決するには、ローカルグループポリシーエディターでこの設定を無効化します。
- 検索ボックスに「グループポリシー」と入力し、Enterキーを押してローカルグループポリシーエディターを開きます。
- 左側のウィンドウでユーザーの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>エクスプローラーへ移動します。
- エクスプローラー配下の右側のウィンドウで、「ファイル エクスプローラーの既定のコンテキスト メニューを削除する」を見つけてダブルクリックします。
- 表示されたウィンドウで設定を「無効」に変更し、適用をクリックしてからOKで保存します。
なお、エクスプローラーの既定のコンテキストメニュー関連の設定以外にも、グループポリシーエディターを活用すれば、さまざまなシステムの問題に対処できます。
設定後、デスクトップやフォルダーを右クリックすると、コンテキストメニューが正常に表示されるようになり、Windows 10で右クリックが反応しない問題は解決です。
方法7:USBハブの電源管理設定を変更する
USB機器などの外部デバイスを接続している場合も、右クリックが反応しなくなることがあります。
特に、省電力のためにコンピューターにデバイスの電源をオフすることを許可していると、デバイス間で競合が発生することがあります。
そこで、Windows 10でUSBデバイスの電源設定を調整しておきましょう。
- 検索ボックスからデバイスマネージャーを開きます。
- ユニバーサル シリアル バス コントローラーの下でUSB ルート ハブを見つけ、右クリックしてプロパティを開きます。
USBルートハブが複数存在する場合は、すべてに対して同じ手順を実行してください。
- USBルート ハブのプロパティウィンドウで、電源の管理タブを開き、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフできるようにする」のチェックを外します。
その後、OKをクリックして変更を保存します。
- 変更を反映させるためにPCを再起動します。
その後、Windows 10のスタートメニューやデスクトップ、ブラウザー上で右クリックが正常に動作するか確認してみてください。
方法8:サードパーティ製ソフトウェアをアンインストールする
最近PCにインストールしたばかりのウイルス対策ソフトなどが、Windows 10と競合を起こしている可能性があります。それが、右クリックしても反応がない原因です。
この場合は、特にダウンロードしたばかりのソフトウェアや、問題を引き起こしそうなプログラムをアンインストールするのが賢明です。
- コントロールパネルを開きます。
- 「表示方法」を「カテゴリ」に変更し、プログラムの下にあるプログラムのアンインストールを選択します。
- プログラムと機能ウィンドウで、アンインストールしたいプログラムを右クリックしてアンインストールを選択します。
- PCを再起動します。
問題のあるアプリケーションが取り除かれれば、デスクトップを右クリックして新しいWord文書を作成するなど、Windows 10上のさまざまな操作が再びできるようになるはずです。
方法9:システムファイルチェッカーを実行する
Windows 10に破損したシステムファイルがあり、それが右クリック不能の原因になっているかどうかを確認するには、SFC(システムファイルチェッカー)を実行しましょう。これはファイルの破損をスキャンし、可能であれば修復してくれるシステムツールです。
- 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、結果を右クリックして管理者として実行を選択します。
- コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押してコマンドを実行します。
その後、システムファイルチェッカーがPCのスキャンを開始し、破損したファイルを修復してくれます。これにより、Windows 10で右クリックが効かない・起動しない問題が解決する可能性があります。
方法10:Windowsシステムを完全スキャンする
Windows 10で右クリックが効かない問題に対処するには、内蔵ツールのWindows Defenderを使ってPCを完全にスキャンすることも有効です。
Windows Defenderは、PC上のウイルスや脅威を特定するだけでなく、その除去までサポートしてくれます。
その恩恵を受けるためにも、Windows Defenderを有効化して適切に設定し、脅威からPCを保護しておきましょう。これにより、右クリック機能が復活するかもしれません。
- 検索ボックスに「Windows Defender」と入力し、Enterキーを押してWindows Defenderセキュリティセンターを開きます。
- Windows Defenderセキュリティセンターで「ウイルスと脅威の防止」を選択します。
すると、Windows DefenderがPC上のリスクのスキャンを開始します。
Windows Defenderによってシステムの脅威がWindows 10から取り除かれれば、デスクトップ、ブラウザー、スタートメニューなど、どこでも自由に右クリックできるようになります。
方法11:Windows Updateを確認する
一部の機能がWindows 10と互換性がない場合、システムクラッシュが発生し、それが間接的に右クリックが反応しない問題につながることもあります。
そのような場合は、システムを最新の状態に更新して新機能を取得するのが得策です。これにより、右クリックが正常に戻る可能性があります。
次のパスに従って操作してください:スタート>設定>更新とセキュリティ>Windows Update>更新プログラムのチェック。
Windows 10が更新プログラムを検出すると、自動的にインストールされます。
すべて完了したらPCを再起動し、次回サインイン時に右クリックして、コンテキストメニューが表示されるかどうか確認しましょう。
まとめると、運が良ければ、上記の方法で右クリックが効かない・反応しない問題を解決できます。
しかし、それでもデスクトップ、スタートメニュー、PC内のフォルダーを右クリックできない場合は、システムの復元を検討する必要があるかもしれません。
いずれにせよ、この記事がWindows 10で右クリックが効かない問題の解決に役立ったなら幸いです。
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