Windows 10で右クリックが効かない・反応しないときの対処法19選
Windows 10でマウスやタッチパッドの右クリック(副ボタンクリック)ができずにお困りではありませんか?コンテキストメニュー(右クリックメニュー)にアクセスできないと、本格的な作業はおろか日常的な操作すらままなりません。キーボードのショートカット(Shift+F10など)で代用することも可能ですが、長期的な解決策としては実用的とは言えません。
軽微なバグ、古いドライバー、誤った設定など、さまざまな要因によってWindows 10がポインティングデバイスからの右クリックを認識できなくなることがあります。以下では、右クリックが効かない問題を解決するためのトラブルシューティング方法を19個紹介します。順番に試していきましょう。

1. エクスプローラーを再起動する
問題が発生する直前までマウスやタッチパッドの右クリックが正常に動作していた場合は、まずエクスプローラーの再起動を試してみてください。コンテキストメニューの一時的な不具合は、これだけで解消されることがよくあります。
1. Windowsキー+Xキーを押し、「タスクマネージャー」を選択します。
2. 「詳細情報」を選択して、タスクマネージャーの表示を拡張します。
3. 「プロセス」タブで「Windowsエクスプローラー」を見つけて選択し、「再起動」をクリックします。

2. Windows 10を再起動する
エクスプローラーの再起動だけでは問題が解決しない場合は、Windows 10自体を再起動してみましょう。システム全体の軽微な不具合は再起動でリセットできることが多く、意外と見落とされがちな基本の対処法です。次の修正方法に進む前に、まずは再起動を行ってください。
3. マウスを再接続する
外付けのポインティングデバイスをPCから取り外して、再度接続し直すことも有効です。Windows 10で発生する入力関連の奇妙なトラブルは、これで改善することがあります。また、マウスやタッチパッドにON/OFFスイッチが付いている場合は、スイッチを何度か切り替えて内部回路をリセットしてみてください。
4. マウスの設定を確認する
マウスのボタンが入れ替わってしまっている場合(左ボタンで右クリックメニューが開くなど)は、Windows 10の設定アプリで修正する必要があります。
1. 「スタート」メニューを開き、「設定」を選択します。
2. 「デバイス」を選択します。
3. 左側の「マウス」タブに切り替え、「主ボタンを選択してください」のプルダウンメニューから「左」を選択します。

5. タッチパッドの設定を確認する
タッチパッドを使用している場合は、右クリック(副クリック)の操作が意図した通りに登録されているかを確認しましょう。
1. 「スタート」メニューを開き、「設定」を選択します。
2. 「デバイス」を選択します。
3. 左側の「タッチパッド」タブに切り替え、「タップ」セクションの入力設定で、右クリックに関連する項目を確認します。
たとえば、タッチパッドを2本指でタップして右クリックしたい場合は、「2本指でタップして右クリックする」が有効になっている必要があります。
6. マウス/タッチパッドの専用ソフトウェアを確認する
入力デバイスには、Windows 10の設定アプリの標準的なマウス・タッチパッドオプションを上書きする専用ユーティリティが付属していることがあります。そのようなソフトウェアをインストールしている場合は、起動して右クリック操作に関する設定を適宜見直してください。

7. 最近インストールしたソフトウェアを削除する
サードパーティ製アプリケーションをインストールした直後に問題が発生した場合は、ソフトウェア同士の競合が原因である可能性が高いです。該当するプログラムをアンインストールして、問題が解決するかどうか確認してみてください。
8. サードパーティ製カスタマイズツールを無効化する
Mouse Managerなどのサードパーティ製マウスカスタマイズツールも、Windows 10で右クリックが効かなくなる原因になり得ます。この種のアプリをインストールしている場合は、マウスのキーバインド設定が正しく構成されているかを確認しましょう。設定に問題がないようであれば、アプリ自体をアンインストールすることも検討してください。

9. タブレットモードを無効化する
Windows 10をタブレットモードで使用していませんか?タブレットモードのUIはタッチ操作向けに設計されているため、マウスやタッチパッドでの右クリックに問題が生じることがあります。アクションセンターの「タブレットモード」タイルを使って、タブレットモードをオフにしてみてください。
10. マウス/タッチパッドのドライバーを再インストールする
破損した入力デバイスドライバーが原因の問題は、ドライバーの再インストールで解決できます。
1. Windowsキー+Xキーを押し、「デバイスマネージャー」を選択します。
2. 「マウスとその他のポインティングデバイス」を展開し、使用中のマウスまたはタッチパッドを選択します。
3. 「操作」メニューを開き、「デバイスのアンインストール」を選択します。
4. 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れ、「アンインストール」をクリックします。

5. PCを再起動します。ポインティングデバイスが使えなくなっているため、キーボードの方向キーでCtrl+Alt+Delete画面から「電源」>「再起動」を選択してください。再起動が完了すると、Windows 10が自動的にマウス/タッチパッドのドライバーを再インストールします。
11. マウス/タッチパッドのドライバーを更新する
それでも右クリックの問題が続く場合は、マウスやタッチパッドのメーカー公式サイトから最新の専用ドライバーをダウンロードしてインストールしましょう。ドライバー更新ツールを使って自動的にアップデートを取得する方法もあります。
12. Windows 10を更新する
Windows 10の新しいアップデートには、マウスやタッチパッドの既知の問題に対する修正が含まれていることがあります。最近PCを更新していない場合は、今すぐアップデートを実行しましょう。
1. 「スタート」メニューから「設定」を選択します。
2. 「更新とセキュリティ」を選択します。
3. 左側の「Windows Update」タブに切り替え、「更新プログラムのチェック」をクリックします。

アップデートが検出された場合は、そのままインストールしてください。「オプションの更新プログラムの表示」の下にハードウェア関連の更新が表示されている場合は、そちらも併せてインストールすることをおすすめします。
13. USBハブの電源管理設定を変更する
外付けポインティングデバイスの右クリック問題を解決するもう一つの方法として、PCがUSBポートへの給電を勝手に停止しないように設定を変更するやり方があります。
1. デバイスマネージャーを開きます。
2. 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開し、「USB ルート ハブ」の項目を選択します。
3. 「操作」メニューを開き、「プロパティ」を選択します。

4. 「電源の管理」タブに切り替え、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフできるようにする」のチェックを外します。

5. 「OK」をクリックします。
6. 他のすべての「USB ルート ハブ」項目についても同じ手順を繰り返します。
14. マルウェアをスキャンする
悪意のあるプログラムは、Windows 10のさまざまな機能を乗っ取り、正常に動作しなくさせる可能性があります。Windowsセキュリティでマルウェアのスキャンと駆除を行いましょう。何も検出されなかった場合は、Malwarebytesなどの専用マルウェア除去ツールでシステム全体を追加スキャンすると安心です。
15. システムファイルチェッカーを実行する
それでも右クリックの問題が解決しない場合は、システムファイルチェッカー(SFC)を使ってシステムファイルのエラーを修復してみてください。
1. Windowsキー+SキーでWindows検索を開き、「cmd」と入力して「管理者として実行」を選択します。
2. コマンドプロンプトに「sfc /scannow」と入力します。

3. Enterキーを押してシステムファイルチェッカーを実行します。スキャンには数分〜十数分かかることがあります。
16. ローカルグループポリシー設定を無効化する
右クリックがエクスプローラーとデスクトップ上でのみ機能しない場合は、特定のローカルグループポリシー設定が原因である可能性があります。以下の手順で無効化しましょう。
1. Windowsキー+Rキーを押し、「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックし、ローカルグループポリシーエディターを起動します。
2. 「ユーザーの構成」を選択し、「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「エクスプローラー」の順に展開します。
3. 「エクスプローラーの既定のコンテキスト メニューを削除する」というポリシーを見つけてダブルクリックします。

4. 「未構成」または「無効」のラジオボタンを選択します。
5. 「適用」>「OK」をクリックします。
17. サードパーティ製シェル拡張を無効化する
サードパーティ製のシェル拡張は、右クリックのコンテキストメニューにさまざまな項目を追加します。これにより動作が遅くなったり、メニューがまったく読み込めなくなったりすることがあります。ShellExViewという無料ツールを使えば、問題のあるシェル拡張を特定して無効化できます。
1. ShellExViewをダウンロードして起動します。
2. 「Options」メニューを開き、「Filter By Extension Type」を選択します。
3. 「Context Menu」を選んで「OK」をクリックします。

4. 「Description」「Product Name」「Company」の各列を参考に、サードパーティ製(Microsoft以外)のシェル拡張を特定します。
5. サードパーティ製のシェル拡張を選択し、F7キーを押して無効化します。その後、右クリックができるかどうかを確認してください。問題の原因となっている拡張機能が見つかるまで、これを繰り返します。

18. アプリケーションを更新する
右クリックの問題が特定のアプリケーション内でのみ発生する場合は、そのアプリを更新してみてください。多くの場合、アプリの「ヘルプ」メニューや「設定」ページ内にアップデートオプションがあります。開発元の公式サイトで新しいバージョンを確認するのも良いでしょう。場合によっては、アプリの再インストールも検討してください。
19. Windows 10を初期化する
上記のどの方法でも解決しなかった場合はどうすればよいのでしょうか。同じマウスやタッチパッドが他のWindows 10デバイスで正常に動作するなら、OS自体に深刻な問題が潜んでいる可能性があります。その場合は、Windows 10を工場出荷時の状態にリセットすることで解決できます。

一方、ポインティングデバイスが他のPCでも右クリックできない場合(ノートPCの内蔵タッチパッドで問題が続く場合も同様)、デバイス自体の故障が考えられます。修理または交換を検討しましょう。
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