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Windows・Macで「Wordでドキュメントを開けません(ユーザーにアクセス権限がありません)」エラーを解決する方法

Windows PCやMacでWordドキュメントにアクセスしようとした際、「Wordでドキュメントを開けません:ユーザーにアクセス権限がありません」というメッセージが表示されることがあります。Macの場合は、ファイルへのアクセスに追加の権限付与を求められることもありますが、許可してもエラーが消えないケースがあります。

このエラーはWordファイルを一切開けなくなることもあり、ドキュメントの情報を急いで確認したい場合には大きな支障となります。本記事では、このエラーの原因と、Windows・Macそれぞれでの具体的な解決策を詳しく解説します。

「ユーザーにアクセス権限がありません」エラーが発生する原因

このエラーは、名前のとおり、ドキュメントを閲覧するための十分な権限がない場合に表示されます。主な原因としては以下が考えられます。

  • ユーザーアカウントにコンテンツへのアクセス権限がない
  • Wordドキュメント側ですべてのユーザーのアクセスが拒否されている
  • Wordファイルが破損しており、正しいアクセス許可設定を適用できない
  • Suitcase Fusionなどのサードパーティ製フォント管理ツールがWordと競合している
  • アンチウイルスソフトがドキュメントへのアクセスをブロックしている
  • ファイルの親フォルダへのアクセス権限を持っていない
  • ユーザーアカウント自体に問題がある

以下では、MacとWindowsそれぞれの環境に分けて、効果的な対処法を紹介します。

Macで「ユーザーにアクセス権限がありません」エラーを修正する方法

MacBook、Mac mini、iMacなどのMacでこのエラーが表示された場合は、以下の7つの方法を順番に試してみてください。

対処法1:Wordを最新版にアップデートする

まず試したいのが、Wordを最新バージョンに更新して再起動する方法です。これにより、Wordがファイルを開けなくなる不具合や一時的な問題を解消できることがあります。

Mac App Storeからダウンロードした場合は、App Storeを開き、左側の「アップデート」を選択して、Wordの横にある「アップデート」ボタンをクリックします。Microsoft.comからダウンロードした場合は、Wordアプリを開き、メニューバーの「ヘルプ」>「更新プログラムのチェック」を選択してください。

なお、最新版のWordにアップデートした直後から問題が発生している場合は、一度Wordをアンインストールして旧バージョンを再インストールすることも検討しましょう。

対処法2:MacでWordファイルのアクセス権限を変更する

多くのユーザーが、Wordドキュメントの権限設定を変更することでエラーを解消できたと報告しています。自分のアカウントに読み書き権限を付与するには、以下の手順を実行します。

  1. Finderを開き、Wordファイルが保存されている場所へ移動します。
  2. ファイルを右クリックし、「情報を見る」を選択します。
  3. 右下の黄色い鍵アイコンをクリックし、パスワードを入力してロックを解除します。
  4. 「共有とアクセス権」で、自分のアカウントに「読み/書き」権限を設定します。
  5. 鍵アイコンをクリックして変更を保存します。
  6. Wordファイルを再度開いてみます。

それでも開けない場合は、ファイルが格納されているフォルダ自体にも同じ手順で権限を付与します。フォルダを右クリックして「情報を見る」を開き、アクションポップアップメニューから「内包している項目に適用…」を選択すると、フォルダ内のすべての項目に一括で権限を適用できます。

対処法3:フォントキャッシュをクリアする

FontExplorer ProやSuitcase Fusionなどのフォント管理ツールは、起動中にファイル権限と干渉し、WordなどのOfficeアプリがファイルを開けなくなることがあります。こうしたツールを使用している場合は、キャッシュのクリアや完全なアンインストールを検討してください。

アプリのフォントキャッシュをクリアするには、アプリを開いてメニューバーの「ファイル」>「フォントキャッシュを消去」を選択し、Macを再起動します。該当機能がない場合は、開発元のサポートに問い合わせて詳細を確認しましょう。

対処法4:Wordにフルディスクアクセスを許可する

フルディスクアクセスは、許可されていないアプリがファイルにアクセスするのを防ぐmacOSのセキュリティ機能です。Appleによると、macOS 10.13以降では、ストレージ全体へのアクセスが必要なアプリはシステム環境設定で明示的に追加する必要があります。「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「フルディスクアクセス」でWordを追加してみてください。

対処法5:Wordファイルがローカルに保存されているか確認する

Dropboxなどからファイルにアクセスした際にこのエラーが出る場合は、ファイルがオンラインのみの状態になっている可能性があります。FinderでDropboxフォルダを開き、目的のファイルをダブルクリックしてローカルにダウンロードしてから開くようにしましょう。

対処法6:セーフモードで起動する

Macをセーフモードで再起動した後、通常どおり再起動する方法も有効です。セーフモードは必要最低限のカーネル拡張機能だけでMacを起動するトラブルシューティングモードで、サードパーティ製ソフトウェアの影響を切り分けられます。また、システムキャッシュのクリアや起動ディスクのチェックも行われます。

対処法7:新しいユーザーアカウントを作成する

問題がアカウントに起因しているか確認するため、新しいユーザーアカウントを作成し、そこからドキュメントを開いてみましょう。正常に開ける場合は、現在のアカウントから新しいアカウントへデータを移行すればエラーを回避できます。

Windows 11/10/8/7で「ユーザーにアクセス権限がありません」エラーを修正する方法

Windowsでこのエラーが発生した場合は、以下の6つの対処法を試してください。各方法を試すたびに、Wordファイルを再度開いて結果を確認しましょう。

対処法1:Wordファイルの所有権とアクセス権限を変更する

自分のアカウントがWordファイルの所有者でない場合は、所有者としてアカウントを追加する必要があります。以下の手順でセキュリティ設定を調整します。

  1. Wordファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  2. 「セキュリティ」タブを開きます。「このオブジェクトのプロパティを表示するには、読み取りアクセス許可が必要です」というメッセージが表示された場合は、「詳細設定」ボタンをクリックします。
  3. 「アクセス許可」タブで「追加」をクリックします。
  4. 「プリンシパル」の横にある「プリンシパルの選択」をクリックします。
  5. 「詳細設定」→「今すぐ検索」の順にクリックします。
  6. リストから「Authenticated Users」を選択して「OK」をクリックします。
  7. オブジェクト名に表示されたら「OK」を押して進みます。
  8. 「フルコントロール」「変更」「読み取りと実行」「読み取り」「書き込み」を含むすべての基本アクセス許可にチェックを入れ、「OK」→「適用」の順にクリックします。

対処法2:「拒否」のアクセス許可を修正する

アカウントがアクセス許可の一覧に含まれていても、Wordファイルへのアクセスが「拒否」に設定されているケースがあります。これは複数のファイルを別のPCに移動した際によく発生します。以下の手順で修正できます。

  1. Wordドキュメントを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  2. 「セキュリティ」タブを開き、「編集」をクリックします。
  3. 「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れます。
  4. 「適用」をクリックして変更を保存し、画面を閉じます。

対処法3:プロパティと個人情報を削除する

Wordは更新日時や作成者名などの情報をファイル情報として保存しています。この情報がファイルを開く妨げになることがあるため、プロパティと個人情報を削除してみるのも一案です。ファイルを右クリック→「プロパティ」→「詳細」タブ→「プロパティおよび個人情報を削除」から実行できます。

対処法4:Wordファイルを別の場所に移動する

問題の原因がファイルの保存場所にあることもあります。別のドライブなど異なる場所に保存し直せば、あっさり解決する場合があります。ファイルを選択して「Ctrl + C」でコピーし、移動先で「Ctrl + V」で貼り付けてください。

対処法5:アンチウイルスソフトによる保護を確認する

アンチウイルスソフトは、特定のファイルやフォルダを自動的に保護対象領域に追加することがあり、アクセス障害の原因になります。使用中の場合は、保護ファイルの一覧を確認し、自由にアクセスしたいファイルを除外設定に加えましょう。

対処法6:「親からの継承を無効化」する

「親からのアクセス許可の継承」は、Windows内の権限や設定の一貫性を保つための機能で、デフォルトで有効になっており、親フォルダの設定や属性を子フォルダやファイルが引き継ぎます。ただし、この機能が今回のようなアクセス権限エラーを引き起こすことがあります。以下の手順で無効化を試してみてください。

  1. ファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  2. 「セキュリティ」タブ→「詳細設定」をクリックします。
  3. ウィンドウ下部にある「継承の無効化」ボタンを探します。
  4. クリックして「適用」を選択します。

どうしても開けないWordファイルはデータ復元ソフトで救済できる

上記の方法をすべて試してもWordファイルにアクセスできない場合は、iBoysoftデータ復元ソフトの利用を検討しましょう。Windows PCとMacの両方に対応しており、アクセス不能になったWordドキュメントのほか、画像、写真、音声ファイル、PPT、Excelなどさまざまなファイルタイプの復元をサポートしています。

プロフェッショナルなデータ復元ソフトでドライブをスキャンし、Wordファイルを無料でプレビューしてから復元できます。大切な文書を失わずに済むよう、まずはスキャン結果を確認してみてください。

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