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古いTime Machineのバックアップとスナップショットを削除する3つの方法【2022年版】

Macのバックアップ手段として最も優れているのが「Time Machine」です。Time Machineは、Mac上の書類、アプリ、音楽、メールなどのファイルをすべてバックアップするだけでなく、当時稼働していたmacOSのバージョンも保存してくれます。

そのため、Macが故障したときや、macOSを以前のバージョンへダウングレードしたいときにも、Time Machineのバックアップからシステムを復元することが可能です。

しかし、時間が経つにつれて、Time Machineのバックアップは外付けハードドライブのストレージ容量をどんどん消費していきます。空き容量を確保したい場合は、古いTime Machineバックアップを削除する必要があります。この記事では、Time Machineバックアップを削除する3つの方法を詳しく解説します。

目次

  • 1. Time Machineバックアップを削除すべきタイミング
  • 2. 古いTime Machineバックアップの削除方法
  • 3. Time Machineスナップショットの削除方法
  • 4. Time Machineバックアップ削除に関するよくある質問

Time Machineバックアップを削除すべきタイミング

実はAppleは、ストレージが不足するとTime Machineが自動的に古いバックアップを削除する仕組みを採用しています。そのため、通常はユーザーが手動で削除する必要はありません。ただし、以下のようなケースでは手動での削除が必要になることがあります。

例えば、外付けドライブにバックアップ以外のファイルを保存するためのスペースを作りたい場合などです。手動でバックアップを削除すれば、外付けドライブの空き容量を自由に管理できるようになり、必要なファイルをすべて保存できるようになります。

また、特に大きなバックアップを作成しようとした際に、Time Machineが「十分な空き容量がない」と表示し、古いバックアップを自動的に削除してスペースを確保してくれないこともあります。

古いTime Machineバックアップの削除方法

一般的に、古いTime Machineバックアップを削除するには3つの方法があります。状況に応じて使い分けましょう。

Time Machineアプリ内から削除する

Appleサポートが推奨しているのは、Time Machineアプリ自体を使って古いバックアップを削除する方法です。特定の日付のバックアップを削除したり、特定のファイルに関する全期間のバックアップを一括削除したりできます。以下の手順に従ってください。

  1. バックアップ用の外付けハードドライブをMacに接続します。
  2. Launchpadを開いてTime Machineアプリを起動します。または、メニューバーのTime Machineアイコン(時計に矢印が回っているようなアイコン)をクリックし、「Time Machineに入る」を選択しても構いません。
  3. 画面右側のタイムラインまたは矢印を使って、削除したいバックアップの日付まで移動します。
  4. 削除したい日付やファイルを選択したら、フォルダ内容の上にある歯車アイコンをクリックし、「バックアップを削除」または「すべてのバックアップを削除」を選択します。
    古いTime Machineのバックアップとスナップショットを削除する3つの方法【2022年版】
  5. 削除の確認画面が表示されたら、パスワードを入力して操作を承認します。

Finderを使って削除する

macOSのFinderを使ってTime Machineバックアップを削除することもできます。手順は以下の通りです。

  1. DockからFinderを開きます。
  2. 外付けハードドライブを接続し、Finderの左サイドバーに表示されるのを待ちます。
  3. ドライブ内の「Backups.backupdb」フォルダを開き、さらにMacの名前が付いたサブフォルダに移動します。
    古いTime Machineのバックアップとスナップショットを削除する3つの方法【2022年版】
  4. バックアップは作成日ごとに「YYYY-MM-DD」形式の名前が付いたフォルダとして保存されています。削除したいバックアップを右クリックし、「ゴミ箱に入れる」を選択します。
  5. 最後に、バックアップドライブを取り出す前にMacのゴミ箱を空にします。

ターミナルを使って削除する

Finderからの削除で問題が発生することもあります。コマンドライン操作に慣れている方は、macOS標準搭載の「ターミナル」アプリを活用しましょう。ここでは、ターミナルを使ってTime Machineバックアップを削除する方法を紹介します。

  1. Launchpadを開き、「その他」フォルダからターミナルを起動します。
  2. 次のコマンドを入力します:tmutil listbackups
  3. Time Machineが作成したすべてのバックアップが日付順に一覧表示されます。
  4. 削除したいバックアップを見つけたら、以下のコマンドに続けて、リスト表示時に確認したバックアップのパスを入力します:sudo tmutil delete

なお、上記のコマンドが「Operation not permitted(操作が許可されていません)」というエラーで失敗する場合は、「セキュリティとプライバシー」環境設定でターミナルにフルディスクアクセス権限を付与する必要があります。

古いTime Machineのバックアップとスナップショットを削除する3つの方法【2022年版】

Time Machineスナップショットの削除方法

Time Machineバックアップの削除に加えて、スナップショットの削除が必要になる場合もあります。Time Machineスナップショットはバックアップとは異なるものです。Time Machineがバックアップを作成しようとしたものの、外付けバックアップドライブに接続できなかった場合、スナップショットが作成されます。これは、外付けドライブを再接続するまでMacの内蔵ハードドライブに保存される一時的なバックアップです。

多くの場合、これらのスナップショットは一時的なもので、Appleによれば、バックアップドライブに接続した時点、または一定時間の経過後に自動的に削除されます。また、ドライブの空き容量が20%未満になってしまうような場合は、スナップショットを作成しないようになっています。

しかし一部のMacユーザーからは、自動削除が行われず、スナップショットがMacintosh HDドライブの数十GBもの容量を占有しているという声もあります。そこで、ターミナルとtmutilコマンドを使ってTime Machineスナップショットを手動で削除する方法を紹介します。

  1. Finder > アプリケーション > ユーティリティを開き、ターミナルをダブルクリックして起動します。
  2. 次のコマンドを入力します:tmutil listlocalsnapshots /
  3. 「com.apple.TimeMachine.2021-08-25-180516」のような名前のスナップショット一覧が表示されます。特定のスナップショットを削除するには、tmutil deletelocalsnapshots に続けて削除したいスナップショットの日付を入力(またはコピー&ペースト)します。例:tmutil deletelocalsnapshots 2021-08-25-180516
  4. ターミナルウィンドウに「Delete local snapshot '2021-08-25-180516'」と表示されれば、スナップショットの削除は成功です。複数のスナップショットを削除したい場合は、日付部分を変更しながら手順3を繰り返してください。
    古いTime Machineのバックアップとスナップショットを削除する3つの方法【2022年版】

Time Machineバックアップを削除する3つの方法の中で、Time Machine自体を使う方法が最も安全かつ簡単です。もし誤って必要なバックアップを削除してしまった場合でも、心配いりません。データ復旧ソフトウェアを使えば、削除したバックアップを取り戻せる可能性があります。

Time Machineバックアップ削除に関するよくある質問

Q: Time Machineのバックアップが大きすぎるのはなぜ?

A: Time Machineは差分バックアップ方式を採用しています。つまり、最初のバックアップはドライブ全体と同じサイズの完全バックアップとなり、2回目以降は前回のバックアップ以降に変更されたファイルのみが含まれます。

Q: Time Machineを使わずにMacを外付けハードドライブにバックアップするには?

A: 別の方法としては、ディスクユーティリティを使用する方法があります。ハードドライブを接続し、Command + Rを押しながらMacを再起動します。ディスクユーティリティを開き、ドライブを選択して「編集」>「復元」に進みます。これにより、Macのハードドライブから外付けドライブへの復元が実行され、すべてのデータがコピーされます。

  1. Time Machineが「バックアップを準備中」で止まる問題の原因と解決方法

    MacのTime Machineが「バックアップを準備中」と表示されたまま、それ以上進まないことはありませんか?この状態が何時間も続くようであれば、Time Machineに何らかの不具合が発生している可能性があります。「最初のバックアップを待機中」や「Time Machineはバックアップディスクを見つけられません」といったエラーと同様に、「バックアップを準備中」で止まる問題は、macOS Big Sur、Catalina、Mojave、High Sierra、Sierraなど、さまざまなmacOSバージョンで発生することがあります。この記事では、その原因と具体的な解決方法を詳しく解説します

  2. MacのTime Machineバックアップを削除する方法【ストレージ空き容量確保ガイド】

    外付けドライブの容量がいっぱいになり、Time Machineのバックアップを削除したいと思ったことはありませんか?Time Machineはバックアップを外部ドライブに保存しますが、古いバックアップを整理して空き容量を確保したい場面は少なくありません。この記事では、Time Machineのバックアップを簡単に削除する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。まずはTime Machineとは何か、その仕組みから見ていきましょう。 MacのTime Machineバックアップとは? Time MachineはMacに標準搭載されている自動バックアップ機能です。システムファイル、アプリ、メール