MacBookのTouch Barがちらつく・消える原因とは?実証済みの7つの対処法
RedditやAppleコミュニティでは、MacBook ProのTouch Barがちらつくという問題について多くの報告が寄せられています。代表的な症状は以下の通りです。SMCやNVRAMのリセットといった定番の対策でも改善しないことから、ハードウェア不良を疑う声も少なくありません。
- MacBook Proをアイドル状態にしていると、Touch Barが明るい白い光を発して点滅する
- Touch Barが緑色にちらつく
- Touch Bar自体が表示されなくなる(消失する)
しかし、調査の結果、ソフトウェアの不具合やTouch Barの設定ミスが原因となっているケースもあることが判明しました。Appleサポートに相談して底面ケース一式の交換に多額の費用をかけたり、新しいMacBookの購入を検討したりする前に、まずは本記事で紹介する対処法を試してみてください。きっと解決策が見つかるはずです。
MacBook ProのTouch Barがちらつくときの直し方
2019年または2020年モデルのMacBook ProでTouch Barが緑や白にちらついたり、消えたりする症状でお困りの方も多いでしょう。どのような症状であっても、以下の解決策によってTouch Barが正常に動作しないトラブルを修復できます。
いずれの方法も、2020年13インチM1 MacBook Proを含む、Touch Bar搭載のすべてのMacモデルに適用可能です。
対処法1:Touch Bar関連のプロセスを再起動する
2019年や2020年のMacBook ProでTouch Barのちらつきが頻発し、Macのクラッシュも起こる場合は、「Touch Bar Server」「ControlStrip」「Touch Bar Agent」の3つのプロセスを順番に強制終了してみましょう。システムが自動的に再起動してくれます。
これら3つはTouch Barの機能を制御する主要なプロセスです。1つずつ強制終了することで、どのプロセスが原因なのかを切り分けられます。
アクティビティモニタから操作できない場合は、ターミナルを使ってプロセスを終了させることもできます。
- Launchpad > その他 > ターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを入力して、Touch Barの3つのバックグラウンドプロセスを終了します。
sudo pkill TouchBarServer; sudo killall ControlStrip; pkill "Touch Bar Agent" - 管理者パスワードを求められたら入力してEnterキーを押します。

Touch Barの点滅が止まれば、原因はTouch Barのソフトウェア側にあると判断できます。改善しない場合は、次の方法を試してください。
この解決策をほかの人にもシェアして、MacBookのTouch Barのちらつきを止める方法を広めましょう。
対処法2:Touch Barの設定を調整する
Touch Barの設定を見直すことで、ちらつきの原因となる誤った設定を解消できる場合があります。「システム設定」からTouch Bar関連の項目を確認し、表示内容やControl Stripの構成を変更してみてください。
対処法3:環境光センサーをオフにする
Macに内蔵されている「環境光センサー」は、デバイス周辺の明るさを検出し、画面やTouch Barの輝度を自動的に環境に合わせて調整するための部品です。
このセンサーが正しく動作しないと、MacBook ProのTouch Barがちらつく原因になります。そこで、試しに環境光センサーを無効化してみるのも有効です。実際にこの方法で改善したユーザーもいます。
環境光センサーをオフにするには、ディスプレイ設定で「自動的に輝度を調整」機能を無効にします。
- Appleメニュー > システム設定 > ディスプレイを選択します。
- 「自動的に輝度を調整」をオフにします。

対処法4:システムキャッシュを削除する
システムキャッシュは、Macの動作不良を招く原因となることが多く、Touch Barがランダムにちらつく現象にも関係している可能性があります。まずはシステムキャッシュを削除して、問題が解消されるか確認しましょう。
ただし、システムキャッシュファイルは「~/Library/Caches」「/System/Library/Caches」「/Library/Caches」といった複数のフォルダに散らばっているため、手作業で探し出すのは容易ではありません。
そこでおすすめなのがiBoysoft DiskGeekerです。このオールインワンのディスク管理ツールを使えば、システムキャッシュだけでなく、ユーザーキャッシュ、ユーザーログファイル、ゴミ箱、アプリケーションキャッシュなど、さまざまな種類のジャンクファイルを検索してクリーンアップできます。ジャンクファイルの掃除が格段に簡単かつスピーディになります。
便利なツールは独り占めしないで!周りのMacユーザーにもシェアして、Macのパフォーマンス向上を助けてあげましょう。
対処法5:Touch Barズームをオフにする
Touch Barズーム(仮想Touch Bar)と物理的なTouch Barとの間で競合が発生し、MacBook ProのTouch Barがちらつくこともあります。Touch Barズームを有効にしている場合は、無効にしてみてください。
対処法6:SMCとNVRAMをリセットする
「SMCやNVRAMをリセットしてもTouch Barの不具合は直らない」という声もありますが、これらのリセットで改善したユーザーも確かに存在します。
SMCはIntel製Macにおけるキーボードなどの低レベル機能を管理しており、NVRAMはMacを正常に動作させ続けるための各種設定情報を保存しています。
そのため、上記の方法で問題が解決しなかった場合は、SMCとNVRAMのリセットを試してみる価値は十分にあります。
すでにこの方法を試した方は、次の対処法へ進んでください。
対処法7:macOSをアップデートする
システムのバグがTouch Barのちらつきを引き起こしている可能性も排除できません。お使いのMacが現在のmacOSの最新マイナーアップデートを適用していない場合は、アップデートを実行しましょう。システムがリフレッシュされ、Touch Barの不具合につながる潜在的なバグも修正されます。
MacBook ProのTouch Barちらつき問題のまとめ
Touch Barのちらつきは、多くの場合ハードウェアの問題が原因と考えられます。しかし、Appleは無償対応をしてくれず、MacBookのキーボード交換や新規デバイスの購入を勧めてくるだけというのが実情です。大きな出費をする前に、まずは本記事で紹介した対処法を試すことをおすすめします。
実際に、Touch Barプロセスの再起動、Touch Bar関連設定の変更、システムキャッシュのクリアなどの方法で問題を解決できたユーザーは数多くいます。
MacBookのTouch Barのちらつきを止める方法を知りたい方にも、ぜひこの記事をシェアしてください。
MacBook ProのTouch Barちらつきに関するよくある質問(FAQ)
Q1. Touch Barにファンクションキーだけを表示するには?
A. 「システム設定 > キーボード」を開き、「Touch Barの表示」(または「Touch Barをカスタマイズ」)で「拡張Control Strip」または「F1、F2などのキー」を選択します。アプリ固有のコントロールを削除したい場合は、各アプリの環境設定を開き、Touch Barのカスタマイズ項目で何も表示しないように設定してください。
Q2. Touch Barがフリーズしたときの直し方は?
A. MacBook Proを再起動するか、アクティビティモニタでTouch Barを強制終了してから再度開いてください。
Q3. Control Stripが表示されないときはどうすればいい?
A. 以下の方法を順に試してみてください。
1. Macを再起動する。
2. Touch Barの設定を開き、「Control Stripを表示」が有効になっていることを確認する。
3. 問題のあるアプリを一度終了してから再度開く。または、該当アプリをアップデートする。
4. アクティビティモニタでTouch Barを強制終了してから再度開く。
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