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Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較

macOSを使い始めたばかりの方なら、「Windowsのメモ帳(Notepad)のようなテキストエディタはMacにもあるのか」と疑問に思ったことがあるかもしれません。NotepadやNotepad++にはおなじみでも、Macで使える同等のアプリが何なのか、意外と知られていないものです。

元Macシステム管理者であり、日々Macを使い続けている筆者の経験をもとに、あなたのニーズに合ったアプリ選びをお手伝いします。

本記事では、Macで使える定番のテキストエディタを5つ厳選して紹介します。コーディング、スクリプト作成、ちょっとしたメモ書きなど、どんな用途にもきっと合う1つが見つかるはずです。

それでは早速見ていきましょう。

1. TextEdit(テキストエディット)

Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較
  • こんな人におすすめ: 手軽に基本的なテキストファイルを作りたい人。追加ソフトのインストールをしたくない人。
  • 価格: macOSに同梱(無料)。
  • 入手方法: OSにプリインストール済み。「アプリケーション」フォルダから起動できます。

Windowsのメモ帳に最も近い存在といえば、やはりTextEditです。macOSに最初から入っているため追加インストールは不要で、余計な機能を排したシンプルな作りになっています。

とはいえ、簡単な文字装飾機能(書体・サイズ・色の変更)は備えており、初期設定ではリッチテキスト形式(RTF)で保存されるため、動作的にはむしろWindowsの「ワードパッド」に近い印象です。

プレーンなテキストエディタとして使いたい場合は、メニューバーの「フォーマット」→「標準テキストにする」を選択すればOK。以降は純粋なテキスト編集専用アプリとして振る舞います。

後述するアプリと比べると機能は少ないものの、「OSに最初から入っている手軽さ」は何物にも代えがたく、最低限の機能さえあれば十分というユーザーにとって有力な選択肢です。

2. BBEdit

Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較
  • こんな人におすすめ: 幅広い機能を1つのアプリで使いこなしたい人。
  • 価格: 基本無料(上位機能は買い切り49.99ドル、Mac App Store版は年額39.99ドルのサブスクリプション)。
  • 入手方法: barebones.com または Mac App Store。

開発元のBare Bones Software社の名前が示すとおり、BBEditの「BB」は「Bare Bones(骨格だけの)」を意味します。しかし名前に反して、実用性の高い機能がふんだんに詰まったエディタです。

Unixコマンドによるテキストのフィルタ処理、複数ドキュメントのタブ表示、HTMLプレビューなど、Mac用テキストエディタの中でも特に多彩な機能を誇ります。1992年から開発が続けられている老舗アプリで、人気が高いのも納得です。

プログラマ向けの機能も充実していますが、ガチのコーダーには後述のVisual Studio Codeなどの方が適しているかもしれません。

筆者自身もTextEditから乗り換えて以来、BBEditをメインエディタとして愛用しています。BashやZshのスクリプト作成、XMLファイルの編集などに重宝しています。

特に強力なのがHTML関連ツールで、最新のWeb標準に対応しながら、アプリ内でマークアップのプレビューまで確認できます。

高度な機能を使うには有料ライセンスが必要ですが、まずは30日間すべての機能を無料でお試し可能。気に入らなければそのまま無料版へ戻れるので、導入のハードルは低めです。

3. Atom

Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較
  • こんな人におすすめ: オープンソースが好きで、プラグインで自由にカスタマイズしたい人。
  • 価格: 完全無料(オープンソース)。
  • 入手方法: atom.io。

新しいエディタを探しているなら、一度チェックしておきたいのがAtomです。

単なるテキスト編集ツールにとどまらず、Atomの実体はChromium(Chromeのベース技術)の特殊版。各テキストファイルがローカルのWebページのように扱われるため、柔軟な拡張が可能になっています。

この仕組みにより、見た目を変えるテーマから、コードの誤りを解析して教えてくれる「Linter」のようなパッケージまで、膨大な数のプラグインを自由に組み込めます。さらに「Teletype」パッケージを使えば、Atom上でのリアルタイム共同編集も可能です。全パッケージはatom.io/packagesで閲覧・検索できます。

Chromiumベースであるもう一つのメリットがクロスプラットフォーム対応で、WindowsやLinuxにもインストールできます。複数OSを行き来するユーザーには嬉しいポイントでしょう。

最大の魅力はなんといってもオープンソースである点。誰もがパッケージを開発でき、コードを自分好みに改変できます。開発元はGitHub(Microsoft買収前のチーム)で、GitHubとの連携パッケージも最初からバンドルされています。

初心者でもすぐに使えるシンプルさと、上級者ニーズに応える拡張性を両立したエディタです。

※補足:Atomは2022年12月15日に開発・サポートを終了(サンセット)することが発表されました。現在はアーカイブとして公開されていますが、新規採用の際は今後の更新がない点にご留意ください。

4. Visual Studio Code

Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較
  • こんな人におすすめ: 本格的なソースコードエディタを求めるプログラマ。
  • 価格: 無料。
  • 入手方法: code.visualstudio.com。

「Microsoft製品がMac向けテキストエディタのベストリストに入る日が来るなんて」と思った方は多いはず。しかしそれほどMicrosoftは変わりました。

2014年にサティア・ナデラ氏がCEOに就任して以降、2018年のGitHub買収、オープンソースへの傾倒、WindowsでのLinux bashシェル対応など、Microsoftは「他社と協調しない企業」というイメージ払拭に努めてきました。Visual Studio Code(VS Code)の登場はその象徴といえます。

ただし、メモ帳やNotepad++の代わりとなるシンプルなテキスト編集アプリを探している人にとって、VS Codeは機能が過剰(オーバースペック)です。テキスト編集はもちろんできますが、名前のとおり本来はコーダーのためのツールです。

2015年に発表されたVS Codeは、Linux・Windows・macOS向けパッケージが提供され、Apple製のSwiftを含む多数のプログラミング言語に対応。自動補完、デバッグ、拡張機能、GitHub連携などを備えています。

Microsoft配布版はプロプライエタリですが、ソースコードの大部分はGitHubで公開されています。

特筆すべき機能が「IntelliSense」。主要な言語に最初から対応したコード補完ツールで、マーケットプレイスの拡張機能を追加すれば対応言語をさらに増やせます。

筆者は本格的なコーダーではありませんが、PowerShellや簡単なバッチスクリプトを書く際にVS Codeを活用しています。

5. iA Writer

Macで使えるおすすめテキストエディタ5選!無料・有料を用途別に徹底比較
  • こんな人におすすめ: ワープロよりもシンプルで集中できる執筆環境を求めるライター。
  • 価格: 14日間の無料トライアル後、29.99ドル。
  • 入手方法: Mac App Store、または ia.net/writer/mac/trial/download から体験版をダウンロード。

スイスと東京を拠点とするデザイン会社 Information Architects GmbH が手がけるiA Writerは、「最もエレガントでシンプルな執筆ソフト」を目指して開発されたアプリです。

一見すると「折り返し機能付きの高級メモ帳」程度に見えますが、そのミニマルな外観こそが実用性の証。スタイルチェック、Markdownプレビュー、構文ビジュアライザーなどの機能は、必要なときにだけ現れる設計です。

コンセプトは「集中して書くこと」。余計な要素を極限まで排除し、優れた文章づくりに没頭できる環境を提供します。

そのために用意されているのが3つのフォーカスモードです。センテンス(今書いている文以外を暗くする)、パラグラフ(カーソルのある段落のみを際立たせる)、タイプライター(文字は暗くせず、入力行を常に画面中央に保つ)。状況に応じて切り替えられます。

HTMLにも対応しており、より集中できる執筆環境を求めるブロガーにとってまさに救世主的存在です。HTMLが分からなくても大丈夫。独自のMarkdown記法で書いた文章は、HTML・PDF・Word(DOCX)形式に書き出せ、内蔵プレビューで仕上がりを確認することもできます。

iA WriterはiOSアプリとして誕生しましたが、現在はWindows・macOS・Androidにも対応しています。

よくある質問(FAQ)

Macとテキストエディタについて、その他よく寄せられる質問をご紹介します。

Macには純正のテキストエディタはある?

はい、macOSには最初から複数のテキストエディタが搭載されています。Windowsのメモ帳に最も近いのは前述のTextEditですが、コマンドラインのVIMや「メモ」アプリもOSに含まれています。

Macで一番良い無料テキストエディタは?

個人の好みや用途によって変わります。総合力でいえばBBEditが優秀です。有料版もありますが、無料版だけでも十分実用的で、しつこくアップグレードを促されることもありません。コーディング目的ならVisual Studio Codeが第一候補になるでしょう。

Notepad++はMacで使える?

残念ながら使えません。人気のNotepad++はWindows専用アプリです。

まとめ:テキストエディタは選び放題の時代

世の中にこれほど多くのテキストエディタが存在するとは思いませんでしたか?

ここで紹介したのは、無数にある選択肢のほんの一部です。選択肢が多すぎると感じるかもしれませんが、ユーザーにとって競争は良いことずくめ。競争がイノベーションを生み、それぞれのアプリが特定の用途で独自のポジションを確立していきます。

あなたのお気に入りのMac用テキストエディタは何ですか?ぜひコメントで教えてください。

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