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macOSでExcelがフリーズ・クラッシュする時の対処法|Sequoia/Sonoma/Ventura/Monterey対応の実証済み7つの修正方法

Macには表計算アプリ「Numbers」が標準搭載されていますが、それでもMicrosoft Excelを愛用するmacOSユーザーは少なくありません。AppleとMicrosoftによる数値処理をめぐる競争は、まさにダビデとゴリアテのような構図です。

Microsoftはワープロや数値処理において長年高い評価を受けており、Mac向けにもMicrosoft Officeシリーズを展開しています。しかし多くのユーザーから、使用中にExcelが突然クラッシュするという報告が寄せられています。

Excelはさまざまな環境で動作するため、クラッシュの原因も一様ではありません。この記事では、Excelがクラッシュする原因と、macOS Sequoia(セコイア)、Sonoma(ソノマ)、Ventura(ベンチュラ)、Monterey(モントレー)およびそれ以前のバージョンでExcelのクラッシュを解消する方法を詳しく解説します。

Excelのクラッシュを解消する7つの方法【早見表】

  • 方法1:Excelアプリを再インストールする — iBoysoft MagicMenuなどのアンインストーラーで完全削除し、App Storeまたは公式サイトから再インストール
  • 方法2:Macを再起動する — Appleメニューから再起動し、Excelの動作を確認
  • 方法3:Excelを強制終了して再起動する — アクティビティモニタまたはCommand + Qで強制終了
  • 方法4:macOSとExcelのアップデートを確認する — ソフトウェア・アップデートで最新状態に保つ
  • 方法5:セーフモードでExcelを起動する — Intel製MacとApple Silicon製Macで手順が異なる点に注意
  • 方法6:アプリキャッシュを削除する — ~/Library/Caches内のExcelキャッシュを削除
  • 方法7:環境設定ファイル(plist)を削除する — ~/Library/Preferences内のplistファイルを削除

MacでExcelがクラッシュする原因とは?

問題を根本的に解決するには、まず原因を特定することが重要です。原因がわかれば、同じトラブルの再発も防げます。macOS Sequoia環境でExcelがクラッシュする主な原因は以下の通りです。

  • ExcelとmacOSのバージョンに互換性がない(特に新しくリリースされたmacOS Sequoia)
  • Macのメモリ容量が不足しており、Excelを快適に動かせない
  • バックグラウンドで動作しているアプリが多すぎる
  • Excelアプリ自体に未知のバグや不具合がある
  • 他のアプリやマルウェアがExcelの動作を妨害している
  • 必要なライブラリが欠落しているためExcelがクラッシュする

原因は多岐にわたりますが、心配はいりません。どの原因であっても、この記事で対応する解決策をご紹介します。ご自身のケースに当てはまる原因が見つかったら、ぜひこの記事を共有して他の方の助けにもしてください。

Excelがフリーズ・強制終了・クラッシュする原因はさまざまであるため、解決策も複数用意されています。残存する一時ファイルが原因となっている場合もあるため、まずはMac上のOffice一時ファイルのクリーンアップから試すことをおすすめします。

それぞれの方法を順番に試し、改善しない場合は次の方法へ進んでください。

方法1:Excelアプリを再インストールする

クラッシュの原因がExcel自体のバグやキャッシュにある場合、アプリを一度完全に削除してから再インストールするのが効果的です。ただし、Excelの残存ファイルはMac内のさまざまなフォルダに散らばっているため、すべてを手動で探し出して削除するのは時間と手間がかかります。

単純にゴミ箱へドラッグするだけでは不十分です。そこで活躍するのがiBoysoft MagicMenuです。右クリックを拡張するユーティリティで、不要なアプリを数クリックで関連ファイルごと完全削除できます。

インストール後は、対象アプリを右クリックして「アンインストール」を選択するだけです。

問題のあるExcelとその原因となるファイルを完全に取り除いたら、最新版のExcelをダウンロードして再インストールを完了させましょう。再インストールにより、必要なライブラリや依存関係が正しく配置され、正常な動作が期待できます。

方法2:Macを再起動する

どんなアプリに異常が発生した場合でも、まず試したいのがデバイスの再起動です。単純なグリッチやバグであれば、再起動だけで解消できることが多いからです。Appleメニューから「再起動」を選択し、Macが立ち上がったらExcelを起動して動作を確認してください。

方法3:Excelを強制終了して再起動する

Excelの動作がおかしいと感じたら、強制終了して再度起動してみましょう。「アクティビティモニタ」を使うと簡単です。

  1. LaunchpadまたはSpotlight検索からアクティビティモニタを起動します。
  2. 問題の発生しているExcelを見つけて、「停止」ボタンをクリックして終了させます。macOSでExcelがフリーズ・クラッシュする時の対処法|Sequoia/Sonoma/Ventura/Monterey対応の実証済み7つの修正方法
  3. Excelを再起動し、正常に動作するか確認します。

また、Excelの画面を前面に表示した状態でCommand + Qキーを同時に押して強制終了することも可能です。

方法4:macOSとExcelのアップデートを確認する

Appleは2024年9月にmacOS Sonomaの後継となる新OS「macOS Sequoia」をリリースしました。macOSだけが更新されていてExcelが古いまま、あるいはその逆の場合、互換性の問題でクラッシュが起こることがあります。すぐにアップデートの有無を確認し、両方を最新の状態に保ちましょう。

アップデートは、欠落または破損したExcelの環境設定ファイルやライブラリを修復する効果もあります。特に「'/usr/lib/swift/ADAL4.framework/Versions/A/ADAL4'(no such file, not in dyld cache)」というエラーが表示される場合に有効です。アップデート後は、ストレスなくExcelで数値処理を行えるようになります。

方法5:macOSのセーフモードでExcelを起動する

macOSセーフモードは、Macのトラブルシューティングのための診断モードです。起動時に不要なソフトウェアや干渉する要素を読み込まないため、Excelが正常に動作しない原因を切り分けられます。

セーフモードで起動する手順は、お使いのMacの種類によって異なります。

Intelチップ搭載Macをセーフモードで起動する場合:

ステップ1:Macをシャットダウンし、10秒間待ちます。

ステップ2:電源ボタンを押してMacを起動すると同時に、Shiftキーを押し続けます。

ステップ3:ログインウィンドウが表示されたらShiftキーを離します。

Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)搭載Macをセーフモードで起動する場合:

ステップ1:Macをシャットダウンし、10秒間待ちます。

ステップ2:起動オプションと歯車アイコンの「オプション」が画面に表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。

ステップ3:起動ディスクを選択します。

ステップ4:Shiftキーを押したまま「セーフモードで続ける」をクリックし、その後Shiftキーを離します。

セーフモードで起動できたら、Excelを再起動して正常に動作するかテストしましょう。

方法6:アプリのキャッシュを削除する

再インストールを行いたくない場合は、キャッシュの削除を試してみてください。アプリのキャッシュにはファイル、画像、マルチメディア、JavaScriptなどが含まれ、アプリの動作を高速化する役割があります。削除しても次回起動時に自動的に再生成されるため、安心して削除できます。

以下の手順で不要なキャッシュを削除しましょう。

  1. Finderを開き、Shift + Command + Gキーを同時に押して「フォルダへ移動」ウィンドウを開きます。
  2. 検索ボックスに~/Library/Cachesと入力してReturnキーを押します。macOSでExcelがフリーズ・クラッシュする時の対処法|Sequoia/Sonoma/Ventura/Monterey対応の実証済み7つの修正方法
  3. Excelのキャッシュフォルダを見つけ、ゴミ箱に移動します。

方法7:Excelの環境設定ファイル(plist)を削除する

Excelの環境設定ファイル(plist)は~/Library/Preferences/に保存されており、これを削除すると誤作動していた設定がリセットされ、Excelが正常に戻ることがあります。

環境設定ファイルを削除する手順は以下の通りです。

  1. Finderの「移動」メニューをクリックし、「ライブラリ」を選択します。(メニューに「ライブラリ」が表示されない場合は、「移動」メニューをクリックしながらOptionキーを押してください。)
  2. Preferences」フォルダを開き、対象アプリのplistファイルを探します。
  3. plistファイルを右クリックし、「ゴミ箱に入れる」を選択します。
  4. ゴミ箱を空にします。

まとめ

新しいOSの登場は、新機能や改善をもたらす一方で、ソフトウェアの非互換性、未知のバグ、エラーコード、バッテリー消耗など、新たなトラブルも引き起こします。こうした問題の一つひとつには解決に時間がかかるものですが、Appleが最終的には修正していくはずなので、焦らず待つことも大切です。

この記事では、macOS Sequoia、Sonoma、Ventura、Montereyおよびそれ以前のOSでExcelがクラッシュ・フリーズ・強制終了する問題の解決方法を紹介しました。もし保存せずにExcelがクラッシュしてファイルを失った場合は、再起動後に自動保存(AutoSave)が機能しているか確認するか、iBoysoft Data Recoveryなどのデータ復元ソフトで未保存ファイルのスキャンを試みてください。

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