MacBookが充電中なのに電源が入らない!原因と実証済み7つの解決策
「Macの電源がまったく入らなくなってしまいました。充電器に接続していて、ランプは緑色(フル充電)を示しています。通常ならこの時点で起動するはずなのですが、充電器を外して電源ボタンを長押ししても何も反応がありません。」——Appleコミュニティより
バッテリーが完全に切れた状態では、Macの電源は入りません。通常、充電中またはフル充電の状態であれば、電源ボタンを押せばMacは反応して起動するはずです。しかし、「充電しているのにMacの電源が入らない」という場合は、深刻なハードウェアの問題を示していることが少なくありません。「もう自分では直せない」と結論づける前に、まずは以下の方法を順番に試して、Macの起動を試みてみましょう。
MacBookが充電中なのに電源が入らない原因は?
MacBookが充電されているのに電源が入らない原因には、ソフトウェアとハードウェア両方の問題が考えられます。ただし、このようなケースではハードウェア側の問題が主な原因であることが多い傾向にあります。
バッテリーの問題:バッテリーが完全に放電していたり、故障していたりすると、充電器に接続していてもMacBookの電源が入らないことがあります。
充電器やケーブルの問題:充電器の故障やケーブルの断線などにより、MacBookに十分な電力が供給されず、接続しているにもかかわらず電源が入らないケースがあります。
ハードウェアの不具合:ロジックボードや電源ユニット(PSU)などの内部パーツに問題があると、MacBookが正常に起動しない場合があります。
ソフトウェアの不具合:システムファイルの破損やファームウェアの問題など、ソフトウェア関連のトラブルによって、充電中でもMacBookが起動できなくなることがあります。
以下のトラブルシューティング手順は、Apple公式の解決策、AppleコミュニティユーザーKaptan08さんが共有した情報、そして私たち自身がMacが起動しない問題を解決した経験をもとにまとめたものです。
MacBookが充電中なのに電源が入らない正確な原因を特定するのは難しいため、問題が解決するまで、各対処法を順番に試していくのがおすすめです。
対処法1. 電源アダプタとケーブルを確認する
以下のポイントをチェックして、電源接続が確実に行われているか確認しましょう。
- 電源アダプタがMacとコンセントの両方にしっかりと差し込まれているか確認する。
- コンセント自体が正常に機能しているか、別の機器などで確認する。
- 電源ケーブルに断線やコネクタの曲がりなど、目に見える損傷がないか点検する。
対処法2. 電源ボタンを長押しする
Macのシステムが応答しなくなったり、フリーズしたり、正常に起動しなかったりする場合は、強制再起動が必要になることがあります。
電源ボタンを約10秒間押し続け、Macの電源が切れるまで待ちます(Touch ID搭載のノートブック型Macの場合はTouch IDを押し続けます)。その後、通常どおり電源ボタンを押して離し、Macを起動します。

対処法3. 周辺機器とアクセサリを取り外す
Macに接続された外部デバイスやそのケーブルが過剰な電力を消費していると、バッテリーに十分な残量があるにもかかわらず、Macの電源が入らなくなることがあります。
プリンタ、ドライブ、USBハブ、モバイルデバイスなど、Macに接続されているすべてのアクセサリを取り外します。その後、再度Macの電源を入れてみてください。
対処法4. SMCをリセットする(Intel製Macのみ)
システム管理コントローラ(SMC)は、Macの電力管理を担う重要な役割を持っています。MacBookでバッテリーアイコンは表示されるのに電源が入らない場合は、SMCに問題が発生している可能性があります。SMCをリセットすることで、この問題が解決することがあります。なお、この手順はIntel製Mac専用です。AppleシリコンモデルのMacは、再起動時に自動的にSMCがリセットされます。
対処法5. ディスプレイの問題を確認する
MacBook Proの電源が入らないのにMagSafe充電器のランプが点灯している場合は、外部モニターにMacBookを接続して、映像出力があるかどうかを確認してみましょう。外部モニターに画面が表示されれば、MacBookの内蔵ディスプレイに問題がある可能性があります。

iMacやMacBook Pro/Airの電源が入らない・ブラックスクリーン問題を解決する完全チュートリアルです。macOSリカバリーモードでiBoysoft Data Recoveryを使ってファイルを救出する方法も合わせてご紹介します。
対処法6. macOSリカバリーモードを起動する
Macから起動音が鳴る、あるいは真っ暗な画面や点滅する画面が表示される場合は、Mac自体は動作しているものの、最後まで起動できていない状態と思われます。Macをリカバリーモードで起動し、以下の起動オプションのいずれかを使うことで、充電中でも電源が入らない問題を解決できる可能性があります。

ディスクユーティリティ:ディスクユーティリティは、Macディスクのフォーマットやディレクトリ構造に関連するエラーを検出・修復できます。起動ディスクを修復する前に、バックアップがない場合はiBoysoft Data Recovery for Macなどでデータを復旧しておきましょう。起動ディスクにFirst Aidを実行した後、Macを再起動します。
Time Machineから復元:最近のTime Machineバックアップがある場合は、外付けドライブをMacに接続し、Macを正常に動作していた状態へ復元します。
macOSを再インストール:それでもMacが完全に起動しない、あるいは再起動すると真っ暗な画面に戻ってしまう場合は、macOSの再インストールを検討してください。これにより、起動プロセスを妨げているmacOSの不具合を解消できる可能性があります。
対処法7. Appleに問い合わせる
macOSリカバリーにアクセスできず、充電してもMacBook Proが反応しない場合は、自分でトラブルシューティングできる範囲を超えたハードウェアの問題を抱えている可能性が高いです。考えられるのは、電源ボタンの故障、ロジックボードの損傷、バッテリーの破損、その他の部品の不具合などです。
その場合は、Appleサポートに連絡してさらなる支援を受けるのが最善です。
まとめ
MacBookのバッテリーが満充電なのに電源が入らないのは、非常にストレスの多い状況です。この問題は、電源ユニット、ロジックボード、内蔵ディスプレイなどのハードウェアに潜在的な不具合があることを示していることが多いですが、強制再起動や周辺機器の取り外しといった簡単な操作で解決できる場合もあります。これらの手順を試しても改善しない場合は、無理せずAppleへの相談をおすすめします。
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