Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

多くのアプリケーションにはMac版とWindows版の両方が用意されていますが、それでもWindows専用としてしか提供されていないプログラムは少なくありません。そのためだけに新しいパソコンを購入するのは、費用対効果の面であまり得策とは言えません。

幸い、M1チップ搭載Macを含むMac上でWindowsアプリを動かす方法は複数存在し、その中には無料で利用できるものもあります。この記事では、MacでWindowsアプリを実行するための人気の方法を、無料の選択肢も含めてわかりやすくご紹介します。

2022年版:MacでWindowsプログラムを実行する5つのベストな方法

  • 仮想マシン — 一部無料。macOSとWindowsを同時に操作可能
  • Boot Campアシスタント — 無料。ゲームプレイに最適
  • Wine — 無料。対応アプリは限定的で設定がやや難しい。Windowsライセンス不要
  • CrossOver — 有料。Wineの高機能版
  • リモートデスクトップ — 有料。機能に制限あり

目次

  1. 仮想マシンでWindowsプログラムを実行する
  2. Boot CampアシスタントでWindowsプログラムを実行する
  3. WineでWindowsプログラムを実行する
  4. CrossOver MacでWindowsプログラムを実行する
  5. リモートデスクトップでWindowsプログラムを実行する
  6. よくある質問(FAQ)

1. 仮想マシンでWindowsプログラムを実行する

現在、Macのデスクトップ上に新しいウィンドウとしてWindowsソフトウェアを表示できる最良の方法が仮想マシンです。Boot Campアシスタントのように再起動する必要がないため、macOSとWindowsをシームレスに行き来できます。

仮想マシンは、Macの中にもう一台のWindows PCがあるような仕組みのため、Macのリソースを大きく消費します。通常、快適なパフォーマンスを維持するには4〜6GBのメモリが必要で、最高のパフォーマンスを引き出すなら16GB程度のRAMを搭載しておくのが理想的です。

Mac向けの人気仮想マシンソフトとしては「Parallels Desktop」「VMware Fusion」「VirtualBox」の3つが挙げられます。最初の2つは有料ですが、特にParallelsはM1 Macへの対応、macOSとの優れた統合性、高速な動作という点で第一の選択肢となっています。

Parallelsには「Coherence(コヒーレンス)モード」があり、FinderやSpotlightから、まるでMacのネイティブアプリであるかのようにWindowsアプリを起動できます。最大の弱点は約80ドルという価格です。

一方、VirtualBoxは無料で利用できます。また、macOS 10.15以降を搭載したM1以外のMacを使用している場合、VMware Fusion Playerには個人利用向けの無料版があります。ただし、オープンソースのVirtualBoxはParallelsやVMwareほど洗練されておらず、使い勝手の面では一歩譲ります。

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

メリット

  • M1 Macに対応
  • ゲームプレイに最適
  • 起動・終了が速い
  • T2チップおよびM1チップ搭載Macに対応
  • Windowsのインストールが非常に簡単
  • WindowsとmacOSを同時に操作できる
  • macOS Mojave、Catalina、Big Sur、Windows 10向けに最適化

デメリット

  • 1ライセンスにつき1台のMacのみ使用可能
  • アップデートに追加料金が必要

2. Boot CampアシスタントでWindowsプログラムを実行する

Boot Campアシスタントは、MacにWindowsをインストールするための第二の選択肢であり、おそらくゲーマーの間で最も人気のあるソリューションです。WindowsがMacに直接インストールされるため、MacのすべてのリソースをWindowsアプリに割り当てられます。その結果、大量のメモリや処理能力を必要とするソフトウェアでも最高のパフォーマンスを発揮します。

ただし、一度に起動できるのは1つのOSのみのため、WindowsとmacOSを同時に実行することはできません。M1 MacではBoot Campを利用できませんが、ValorantのようなVanguardアンチチート技術を採用したゲームをMacでプレイできる唯一の方法ではあります。

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

メリット

  • セットアップが簡単
  • macOS標準の無料ユーティリティ
  • すべてのリソースをWindowsの実行に割り当てられる
  • グラフィックカードに多くの電力を回せるため、ゲーマーに有利

デメリット

  • M1 Macに非対応
  • WindowsとmacOSを同時に実行できない
  • 一部のゲームはBoot Camp環境では動作しない

3. WineでWindowsプログラムを実行する

仮想マシンとBoot CampアシスタントはどちらもWindows OS自体が必要ですが、Wineは仕組みが異なります。ソフトウェアが動作するために依存しているWindowsのコードを書き直し、Mac上で実行できるようにするというアプローチを取っています。

Wineは軽量で完全無料であり、Windowsをインストールする必要もありません。使いたいアプリが1〜2個だけなら良い選択肢と言えます。ただし、Wineは32ビットアプリであるため、64ビットアプリのみをサポートするmacOS Catalina以降では動作しない点に注意してください。

さらに、WineはすべてのWindowsプログラムに対応しているわけではなく、バグも頻繁に発生します。扱いの難しさでも悪名高いため、十分な技術力がないMac初心者にとっては最善の選択とは言えません。

試してみたい場合は、まず公式サイトで、Macで使いたいWindowsアプリがWineで動作するかどうかを確認するのがおすすめです。

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

メリット

  • 無料で利用できる
  • Windows OSのインストールが不要

デメリット

  • 対応アプリが正常に動作する保証はない
  • すべてのWindowsアプリに対応しているわけではない
  • M1 MacおよびmacOS Catalinaに非対応
  • macOSのアップデート後に動作しなくなることが多い
  • セットアップが難しい(サードパーティ製のWineBottlerを使うとやや改善)

4. CrossOver MacでWindowsプログラムを実行する

オープンソースのWineのコードをベースに、CodeWeaversが開発した有料製品がCrossOverです。優れたグラフィカルインターフェースを備え、互換性と人気プログラムへの公式サポートに重点を置いています。商用製品なので、問題が発生した際にはカスタマーサポートに問い合わせることもできます。

Wineと同様に、すべてのWindowsプログラムで動作するわけではありません。CrossOver 20は、Rosetta 2を使ってIntelプロセッサ向けにビルドされたアプリをApple Silicon上で動作させるため、Parallels以外でM1 Mac上のWindowsソフトウェアを実行するもう一つの方法となっています。

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

メリット

  • Wineよりセットアップが簡単
  • M1 Macでも特定のプログラムに対応

デメリット

  • 有料
  • Wine同様、対応できるWindowsプログラムが限られる
  • 新OSのリリースにアップデートが追いつかないことがある

5. リモートデスクトップでWindowsプログラムを実行する

すでにWindows PCを持っているなら、リモートデスクトップアプリを使ってMacの画面からアクセスできます。ただし、WindowsとMac間の通信遅延があるため、ゲームプレイには理想的な選択肢ではありません。

それでも、特定のファイルや特定のプログラムにアクセスしたいだけであれば、リモートデスクトップは優れた選択肢です。Chromeを使用しているなら、Windows PCとMacの両方にChromeリモートデスクトップをインストールすれば、Windows PC上のアプリやファイルに簡単にアクセスできます。

MacでWindowsプログラムを実行する5つの方法【無料の選択肢も解説】

メリット

  • 無料で利用できる
  • セットアップ後は使いやすい
  • Macのストレージを消費しない
  • リモートデスクトップツールの選択肢が豊富
  • M1 Macに対応したソフトもある

デメリット

  • インターネット接続状況によってはラグが多い
  • アクセス時にWindows PCの電源が入っている必要がある
  • ゲームなど負荷の高いアプリケーションのリモート操作は困難

よくある質問(FAQ):MacでWindowsプログラムを実行する方法について

Q. Boot Campを使わずにMacでWindowsを実行するには?

A. Boot CampアシスタントなしでWindowsソフトウェアを実行したい場合は、仮想マシンの利用をおすすめします。パフォーマンス重視ならParallelsが特におすすめです。個人利用で無料の選択肢をお探しなら、VirtualBoxやVMware Fusion Playerも試してみてください。

Q. MacでWindows 10のプログラムは動かせる?

A. はい。適切なツール(Boot Campアシスタント、仮想マシン、Wine、CrossOver、リモートデスクトップなど)を使えば、Intel搭載のすべてのMacでWindowsを実行できます。ただし、M1 Macで動作するのはARM版Windowsのみです。

Q. MacでWindowsを実行するのは良い考え?

A. Mac上でWindowsを実行できれば、Macの携帯性と耐久性を享受しながら、お気に入りのWindowsアプリも使えます。ただし、バッテリー駆動時間が多少短くなることや、いくつかの不具合に対処する必要がある点は覚悟しておきましょう。

  1. MacでWindowsを使う方法|Parallels・Boot Campなど5つの手段を徹底比較

    Macは安全性と快適な操作性で知られています。しかし、「Windows専用のソフトウェアを使いたいから」という理由で、Windowsからの乗り換えをためらっている方も多いのではないでしょうか。 実は、その心配は不要です。仮想マシン(Virtual Machine)などの仕組みを活用すれば、1台のMac上でmacOSとWindowsの両方を利用することができます。再起動なしにOSを切り替えられる方法もあれば、ネイティブ性能でWindowsを動かせる方法もあります。 この記事では、MacでWindowsを実行する代表的な5つの方法(Parallels Desktop、VMware Fusion、B

  2. Windows 10/8.1/7でプログラムを完全にアンインストールする7つの正しい方法

    Windows 10でプログラムをアンインストールする方法には、「正しい方法」と「間違った方法」の2つがあります。残念ながら、Windowsでアプリを適切に削除する手順を知っているユーザーは多くなく、それがPCのパフォーマンス低下やさまざまなトラブルにつながっているのが現状です。 本記事では、PCやノートパソコンで使わなくなった古いソフトウェア・不要なアプリを取り除くための7つの正しい方法を、それぞれの手順付きで詳しく解説します。 それでは早速始めましょう! 注意: 本記事で紹介する手順は、Windows 10・Windows 8.1・Windows 7のすべてに共通して利用できます。