macOS High SierraからEl Capitanへダウングレードする方法【事前準備と手順を解説】
El CapitanからmacOS High Sierraへアップグレードした後、「Macの動きがおかしい」と感じたことはありませんか?メールが正しく動作しない、アプリケーションが応答しなくなる、バッテリーの減りが異常に速い――このようなトラブルに直面した場合、El Capitanへのダウングレードが有効な解決策となります。
ただし、ダウングレードの手順を知らないと、作業は難しく感じられるかもしれません。この記事では、High SierraからEl Capitanへ安全に戻すための事前準備と具体的な手順を、わかりやすく解説します。
パート1:ダウングレード前に行うべき準備
実際にダウングレード作業を始める前に、以下の点を必ず確認しておきましょう。
- すべてのファイルをバックアップする:High Sierraに移行した後に保存したデータは、ディスク消去の際に失われます。重要なファイルは必ず外付けハードディスクやUSBメモリなどにコピーしておきましょう。
- Time Machineのみに頼らない:新しいOS環境で作成されたTime Machineバックアップは、旧OSへの復元時に互換性の問題が発生する可能性があります。大切なデータは個別に手動でバックアップすることをおすすめします。
- High Sierra上でEl Capitanのインストーラーを実行しない:システムは常に最新のバージョン(High Sierra)を選択してしまうため、そのままではダウングレードできません。El Capitanをインストールする前に、必ずHigh Sierraを消去しておく必要があります。
- 安定したネットワーク環境を用意する:復元作業中はWi-Fiまたは有線ブロードバンドに接続しておきましょう。途中で通信が切断されると、インストールが失敗する恐れがあります。

これらの準備が整えば、あとはHigh Sierraを消去してEl Capitanを再インストールする作業に進むだけです。続いて、具体的な手順を見ていきましょう。
パート2:High SierraからEl Capitanへのダウングレード手順
ステップ1:macOS High Sierraを消去する
- まず、Macの画面左上部にあるAppleメニューから「再起動」を選択します。
- Macが再起動し始めたら、すぐにキーボードの「
Command + R」を押し続けます。 Appleロゴが表示されれば、リカバリーモードの起動に成功しています。 - 起動後、「macOSユーティリティ(OS Xユーティリティ)」画面が表示されるので、「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリックします。
- 左側のリストから「起動ディスク(Macintosh HD)」を選び、上部の「消去」ボタンをクリックします。
- ディスク名を任意で入力し、フォーマットには「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。消去が完了したら、ディスクユーティリティを終了し、ユーティリティ画面へ戻ります。

ステップ2:OS X El Capitanをダウンロードして再インストールする
- ユーティリティ画面から「OS Xを再インストール」を選択し、「続ける」をクリックします。
- 画面の指示に従ってEl Capitanのインストールを進めます。インターネット経由で最新のEl Capitanインストーラーが取得されます。
- ソフトウェア使用許諾契約の条件が表示されたら、内容を確認して同意します。これにより、MacにEl Capitanをインストールできるようになります。
- インストールが完了したら、Macを再起動します。初期設定を済ませたら、事前に保管しておいたバックアップファイルを元に、データを復元しましょう。

以上の手順で、High SierraからEl Capitanへのダウングレードは完了です。作業前にバックアップを確実に取っておけば、データを失う心配なく安心して旧バージョンへ戻すことができます。ダウングレード後も動作が不安定な場合は、アプリケーションの互換性やキャッシュの整理も合わせて確認してみてください。
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