データを失わずにiOS 14からiOS 13へダウングレードする完全ガイド
► このガイドは、iOS 14.5からiOS 14.4へのダウングレードにもそのまま適用できます。
iOS 14には、新しくなった「Appライブラリ」や「ピクチャーインピクチャー」、着信時の全画面表示の廃止など、数多くの新機能が搭載され、iPhoneはさらに進化しました。しかし一方で、不具合やバグも発生しやすく、普段どおりにスマホを使えないという悩みを抱えるユーザーも少なくありません。「もうiOS 14には我慢できない」と感じている方は、このガイドを参考に、iOS 13へのダウングレード方法をマスターしましょう。
►注意:
- この方法はiPadOS 14からiPadOS 13へのダウングレードにも適用できます。
- iOS 14ベータ版からiOS 13へダウングレードしたい方には、別途ガイドをご用意しています:「iOS 14ベータ版とiPadOS 14ベータ版をアンインストールする方法」をご参照ください。
目次
- パート1:iOS 14からiOS 13へのダウングレードは可能?
- パート2:パソコンなしでiOS 14からiOS 13にダウングレードできる?
- パート3:事前準備:ダウングレード前にiPhoneをバックアップする
- パート4:iOS 14からiOS 13へのダウングレード手順
パート1:iOS 14からiOS 13へのダウングレードは可能?
iPhoneを以前のiOSバージョンに戻すには、対応するiOSファームウェア(IPSWファイル)が必要です。AppleのIPSWダウンロードサイトでは、現在署名(アクティベーション)が有効なすべてのIPSWファイルを検索・ダウンロードできます。つまり、iOS 14からiOS 13へダウングレードしたい場合は、正しいiOS 13のIPSWファイルを入手する必要があります。執筆時点では、iOS 13.5.1とiOS 13.6がダウンロード可能です。
しかし現実には、Appleはユーザーが自由に古いバージョンへ戻すことを望んでおらず、新しいバージョンが正式リリースされると、旧バージョンの署名を比較的早い段階で停止します。言い換えれば、iOS 14の公開後、AppleはいつでもiOS 13の署名を打ち切る可能性があるということです。過去の傾向から判断すると、10月中のある時点でiOS 13の署名が停止される可能性が高いでしょう。
まとめると、iOS 14からiOS 13へのダウングレード自体は可能ですが、無期限に実行できるわけではありません。旧バージョンがまだ署名されている期間中にのみ行えます。
パート2:パソコンなしでiOS 14からiOS 13にダウングレードできる?
パソコンをお持ちでない場合、「iPhoneだけで直接ダウングレードできないか」と考えるかもしれません。しかし残念ながら、それは不可能です。上位バージョンから下位バージョンへダウングレードするには、必ずパソコンが必要になります。「パソコンなしでiOS 14からダウングレードできる」と謳う人物やツールを信用しないでください。そうした手法は、iPhoneに深刻なダメージを与える恐れがあります。
パート3:事前準備:ダウングレード前にiPhoneをバックアップしよう
実際にダウングレード作業を始める前に、絶対に忘れてはならないのがデバイスのバックアップです。ダウングレードを行うとiPhoneは初期化され、保存されていた連絡先・メッセージ・写真など、あらゆるデータが削除されます。
ただし、Appleのセキュリティ仕様により、新しいiOSバージョンで作成したバックアップを、古いiOSバージョンを実行するデバイスに復元することはできません。つまり、iTunesやiCloudでiOS 14のiPhoneをバックアップしても、そのバックアップをiOS 13のデバイスに復元することはできないのです。
iOS 14にアップグレードする前にバックアップを作成していれば、それを復元して簡単にデータを取り戻せます。以前のバックアップがない場合は、サードパーティ製のiOSバックアップツールを活用してデータを保護しましょう。
AOMEI MBackupperでデバイスをバックアップする
AOMEI MBackupperは無料で使えるiOSバックアップツールです。iTunesやiCloudと比べて、よりシンプルにiPhone/iPadのバックアップと復元を行えるのが特徴です。
◆ バックアップしたいデータをプレビューしながら選択でき、バックアップファイルはいつでも確認可能。全データではなく、必要なデータだけを選んで復元できます。
◆ さらに、作成したバックアップは、異なるiOSバージョンを実行するデバイスにも復元可能。iOS 13にダウングレードした後でも、最新の写真にアクセスできます。
データを失うことなくiOS 14からiOS 13へダウングレードしたい方は、AOMEI MBackupperでiPhoneをバックアップしておきましょう。
- AOMEI MBackupperをダウンロード・インストールして起動し、iPhoneを接続します。
- 「カスタムバックアップ」を選択し、バックアップしたいデータの種類を選びます。
- 各アイコンをクリックして、バックアップしたい項目を個別に選択します。
- 保存先のストレージを選択し、「バックアップ開始」をクリックします。
パート4:iOS 14からiOS 13/iPadOS 14からiPadOS 13へのダウングレード手順
以下は、iOS 14からiOS 13へダウングレードする具体的な手順です。作業前に、パソコンに最新版のiTunesがインストールされていることを確認してください。また、「iPhoneを探す」機能をオフにしておく必要があります:「設定」>「[あなたの名前]」>「iCloud」>「iPhoneを探す」の順にタップして無効化してください。
- Apple IPSW DownloadsサイトからiOS 13ファームウェアをダウンロードします:https://ipsw.me/ にアクセス > お使いのiPhoneの機種と必要なIPSWファイルを選択 > 「Download」をクリックします。
- iTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
- 画面上のデバイスアイコンをクリックし、「概要」ページを開きます。
- WindowsではShiftキー、MacではOptionキーを押しながら「iPhoneを復元...」をクリックし、事前にダウンロードしておいたIPSWファイルを選択します。
- IPSWファイルを選んで「開く」をクリックします。
- ポップアップウィンドウが表示され、iTunesがデバイスをiOS 13に復元することが通知されます。「復元」をクリックして確定します。
これで完了です!処理が終わると、おなじみの「こんにちは」画面が表示されます。いつものようにiPhoneを初期設定しましょう。
以前のバックアップがある場合は、iCloudまたはiTunesのバックアップから復元できます。あるいは、初期設定の完了後にAOMEI MBackupperを使って、必要なファイルだけを選んで復元することも可能です。
まとめ
以上が、データを失うことなくiOS 14からiOS 13へダウングレードする方法でした。iOS 13へのダウングレードは可能ですが、AppleがiOS 13のIPSWファイルの署名を停止する前に、素早く行動することが重要です。
ご不明な点やサポートが必要な場合は、ぜひコメント欄でお知らせください。できるだけ早くお返事いたします。
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