Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

【解決済み】Macのファイル共有ができない・動作しないときの対処法

ファイル共有を設定しておけば、ネットワーク上の他のデバイスとファイルやフォルダをやり取りできます。他のユーザーにMac全体へのアクセスを許可することも、特定のフォルダのみに制限することも可能です。

しかし2017年、AppleがmacOS High Sierraで発見された重大なセキュリティ脆弱性に対して実施した暫定的な修正が、新たな問題を引き起こしました。このアップデートによってバグが発生し、ファイル共有が正常に動作しなくなったのです。

また、macOS Mojaveへアップデートした際にもファイル共有の不具合が発生することがあります。そのほか、マルウェアへの感染、破損または欠落したシステムファイル、互換性のないシステム設定、システム内に蓄積されたゴミデータなども原因として考えられます。

この記事では、Macのファイル共有が機能しない問題の解決方法を詳しく解説します。

パート1:Apple公式が案内するファイル共有の修復方法

「Macのファイル共有権限が機能しない」「ファイル共有の接続に失敗する」「SMBでファイルが表示されない」「共有フォルダにアクセスできない」——こうした問題に遭遇した場合は、以下の解決策を試してみてください。

解決策1:ターミナルを使ってHigh Sierraのファイル共有を修復

High Sierraでは、ユーザー名とパスワードなしでも管理者権限を取得できてしまう深刻なセキュリティ上の欠陥が発見されました。Appleはすぐさま対応に乗り出しましたが、その修正によってファイル共有が誤って動作しなくなってしまったのです。一部のユーザーから「ファイル共有がうまくいかない」という報告が相次ぎました。

これを受けてAppleは、迅速な修正手順を公開しています。以下の手順に従ってください。

  1. 「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」からターミナルを起動します。
  2. 次のコマンドを入力し、Returnキーを押します。
    sudo /usr/libexec/configureLocalKDC
  3. 管理者パスワードを入力してReturnキーを押します。
  4. ターミナルを終了します。

以上の手順で、ファイル共有は再び問題なく動作するようになるはずです。

解決策2:不要なファイルを削除する

ジャンクファイル、重複ファイル、大容量の無用なファイルなどの余分なデータが蓄積すると、ファイル共有機能に支障をきたすことがあります。定期的なクリーンアップでMacのパフォーマンスを維持しましょう。

PowerMyMacのようなクリーニングツールを使えば、Macの動作を低下させる不要データを簡単に特定できます。無料で試用でき、ワンクリックで500MB以上の空き容量を取り戻せるほか、削除前にアイテムをプレビューできるため、システムの整合性を保ちながら安全に整理できます。アプリ本体と関連ファイルをまとめてアンインストールする機能も備えています。

解決策3:アンチウイルスソフトの設定を見直す

一部のアンチウイルスソフトには、Macのファイル共有を妨げる設定が含まれている場合があります。まずは、アンチウイルスのファイアウォールが「パブリックネットワーク」に設定されていないか確認してみましょう。

環境設定から「ファイアウォール」>「ネットワーク接続」を選択し、設定を「パブリック」から「職場」または「自宅」に変更します。その後、ファイル共有を試して問題が解消されたか確認してください。

なお、Apple Filing Protocol(AFP)経由ではApple File System(APFS)形式のデータを共有できない点にも注意が必要です。

パート2:Macのファイル共有が機能しないときの対処法

方法1:ファイル共有の設定を調整する

システム環境設定と「公開」フォルダでファイル共有を設定すれば、自動的にファイルを転送できます。また、ファイル共有オプションを使えば、プロトコルや各項目の詳細設定を指定することも可能です。Mojaveでファイルを共有できない場合は、まず設定を確認しましょう。「ファイル共有」を有効にすることで問題が解決することがあります。

  • Appleメニューから「システム環境設定」>「共有」を選択します。
  • ウィンドウ下部の追加(+)ボタンをタップし、共有したい項目を指定します。移動したいフォルダを選択して「追加」をクリックします。
  • Controlキーを押しながら項目名をクリックし、「詳細オプション」を選択して好みの設定を行います。最後に「OK」をクリックします。
  • アクセスを許可するユーザーを限定することもできます。「共有フォルダ」リストから対象の項目を選択し、追加(+)ボタンをクリックしてユーザーを指定します。ネットワーク上のユーザー、Macのユーザー、連絡先から選べます。
  • さらに、アクセスできるユーザーを指定するだけでなく、アクセス範囲(読み込み専用/読み書きなど)を制限することも可能です。

方法2:iCloudを活用する

ファイル共有以外の方法で、Macから他のデバイスへファイルを共有することもできます。Appleが推奨しているのがiCloud Driveです。iCloud Driveは、「書類」と「デスクトップ」フォルダ内のファイルを自動的にクラウドへ保存します。多くのユーザーがここにファイルを保存しているという前提に基づいた設計です。

iCloud Driveのデスクトップと書類フォルダへのアクセスを有効にする手順は以下の通りです。

  1. Appleメニュー>「システム環境設定」を開き、「iCloud」をクリックします。
  2. メニューから「iCloud Drive」を選択し、「オプション」をクリックします。
  3. 「書類」のアイコンまでスクロールしてクリックします。
  4. 新しい「デスクトップと書類フォルダ」の項目を探し、チェックボックスにチェックを入れて有効化します。
  5. これで完了です。iCloudがファイルをクラウドに保存します。大量のファイルを移行する場合は、同期が完了するまで十分な時間を確保してください。

ファイル共有の不具合は、原因さえ特定できれば比較的簡単に解決できることが多いです。まずは上記の方法を順番に試してみてください。

  1. MacでHandoffが動作しない?原因と解決策を徹底解説

    MacでHandoffがうまく動作せず、Appleデバイス間でコンテンツを同期できないことでお困りではありませんか?この記事では、MacのHandoff機能を復旧させるために試せる複数の解決策をわかりやすくご紹介します。Handoff機能をあまりご存じない方のために、まずは概要を簡単に説明します。HandoffはAppleユーザーにとって非常に便利な機能で、あるAppleデバイスで行っていた作業やファイルを、別のデバイスへシームレスに引き継ぐことができます。たとえば、Macでメールを下書きしたりToDoリストを作成したりしている途中で、そのままiPhoneやiPadに切り替え、中断した箇所から

  2. Macの内蔵カメラが動かない?原因別の直し方を徹底解説!

    スマートフォン、ノートパソコン、タブレット、デスクトップPCなど、デバイスの種類を問わず、Webカメラは現代の生活に欠かせない存在となっています。写真撮影はもちろん、ビデオ会議や友人・家族とのコミュニケーションにも、内蔵カメラは大活躍します。 特に在宅ワークが一般化した昨今では、SkypeやZoomといったビデオ会議アプリの利用頻度が急増しました。チームメイトとの連携や日々のタスク管理をスムーズに行い、自宅にいながら家族や友人とのつながりを保つためにも、カメラが正常に動作することは非常に重要です。 そんな中、Macのカメラが突然動かなくなったら、焦ってしまいますよね。しかし心配いりません。こ