個人情報が盗まれたかも?なりすまし被害の見分け方と対処法を徹底解説
現代ではほとんどの人が日常的にインターネットを利用しており、つい気軽にさまざまな情報を開示しがちです。しかし、ハッカーはその油断を狙い、金銭情報や個人情報を盗み出して悪用しようとしています。なりすまし被害(個人情報盗難)は信用スコアの低下や金銭的損失につながることもあります。被害の兆候を早めに察知し、迅速に行動することで、損害を最小限に抑えることができます。
個人情報盗難はどのように起こる?

フィッシング詐欺:メール、郵便物、偽サイトなどを通じて行われる手口です。銀行や保険会社など、あなたが信頼する企業になりすまし、個人情報を引き出そうとします。
データ漏洩:インターネットプロバイダや医療機関など、多くの企業があなたの情報を保有しています。例えば、よく利用するオンラインショップに決済情報を登録している人も多いでしょう。こうした企業がハッカーの標的になると、あなたの個人情報が流出・閲覧される恐れがあります。
SNS:犯罪者はSNSアカウントを監視し、生年月日や住所などの情報を収集することがあります。これらの情報はパスワードとして使い回されているケースも少なくありません。
ハッキングツール:ウイルスなどの悪意あるソフトウェアを使って、パソコンやタブレット、スマートフォンへの侵入を試みる手口です。ウイルス対策ソフトの導入が有効です。
単純な窃盗:すべての犯人が高度な技術を使うわけではありません。スマホを奪われれば、保存されている個人情報は簡単に見られてしまいます。重要なアカウントのパスワードを端末に保存している人は多いため、盗まれやすいのです。

ゴミあさり(ダンプスターダイビング):古くからある手口の一つです。個人情報が記載された書類をそのまま捨てると、ゴミから必要な情報を拾い集められてしまいます。書類は必ずシュレッダーにかけてから廃棄しましょう。
個人情報が盗まれたかどうかを見分けるポイント
適切な対策を実践すれば、データを守り、なりすまし被害を防ぐことができます。オンライン生活を安全に続けるためには、被害の警告サインに常に目を配ることが大切です。早期に気づけば、迅速な対応で影響を軽減できます。以下に、注意すべき重要なサインを紹介します。
身に覚えのないクレジットカード利用の通知が届く
ネットバンキングやアプリの設定で、不正なカード利用があった際にメール・電話・SMSで通知を受け取れるようにしておきましょう。通知が届いた場合は、個人情報が盗まれた可能性があります。
クレジットカードやローンの審査に落ちた

ローンやカードの審査に落とされた場合は、さらに調査が必要です。審査落ちの背景には、実際より信用スコアが低くなっている可能性があり、それが不正利用によるものかもしれません。例えば、他人があなたの情報で新しいカードを作り、支払いを怠れば、その責任はあなたに及びます。
クレジットレポートのスコアが変動した
信用スコアの変化は、なりすまし被害のサインである可能性があります。例えば、他人があなたの名義で光熱費などの契約を結び、未払いにすると、スコアに悪影響が出ます。主要な信用情報機関からクレジットレポートを取り寄せて確認しましょう。
自分が開設していない新しい口座が存在する
ハッカーは氏名や住所など十分な情報を手に入れると、新しいクレジットカードや銀行口座を申し込める可能性があります。クレジットレポートを確認する際は、心当たりのない新規口座がないかチェックしてください。知らない口座宛の請求書や明細書が届き始めたら、それも危険信号です。
データ漏洩で自分の情報が流出した
企業は顧客に影響を与えるデータ漏洩が発生した場合、通知する義務があります。例えば、音楽ストリーミングサービスのサイトに住所や決済情報を保存していて、そのデータベースが侵害されれば、犯人にあなたの情報が渡る恐れがあります。
心当たりのない口座について債権回収業者から連絡が来る
債権回収業者から連絡が来たら注意が必要です。特に、見覚えのない口座の話が出た場合は要注意。ただし、電話先で個人情報を伝えるのはフィッシング詐欺の可能性があるため避けましょう。まずはクレジットレポートで新規口座の有無を確認するのが賢明です。
受けていない医療行為の請求書が届く
他人になりすまして医療サービスや医薬品を受け取る行為は「医療なりすまし」と呼ばれます。不正な医療記録が残ると、保険料の上昇や、将来必要な治療を受けにくくなる恐れがあります。
他人の名前で自分の住所が郵送先として使われている
これは「合成なりすまし」の兆候かもしれません。複数人の実在する情報を組み合わせて偽の身元を作り出す手口です。例えば、あなたの住所と他人のマイナンバー(米国なら社会保障番号)・顔写真を組み合わせ、信用力のある架空人物を作り上げ、その名義でカードを申し込むといったことが可能になります。
知らないうちに自分の名義で税務申告がされている
自分が申告する前に、税務申告の完了通知が届いたら注意してください。犯罪者が他人名義で還付金をだまし取ろうとするケースがあります。
個人情報が盗まれた疑いがあるときの対処法

- 誰もなりすまし被害に遭いたくはありませんが、万が一に備えておくことは重要です。上記の危険信号に気づいたら、以下の対応を検討してください。
- 影響を受けたすべてのアカウントのログイン情報とパスワードを変更する。
- 不審な取引があった銀行口座やカード(デビットカード・クレジットカード)は、凍結または利用停止を依頼する。
- まだであればクレジットレポートを確認し、不正の疑いを信用情報機関に報告する。
- 紛失・盗難されたカードや運転免許証などについては、最寄りの警察署に連絡し、被害届を提出する。
- 税関連の不正の場合は、所轄の税務当局の不正相談窓口に通報する。
- マイナンバーや社会保障関連の不正行為は、所轄の行政機関に届け出る。
- クレジットレポートの情報を凍結(ロック)する。第三者によるアクセスが遮断され、あなたの名義で新たな与信枠が開設されるのを防げる。
- 米国在住の場合はIdentityTheft.govで被害届を提出し、回復手順のガイダンスを活用する。日本では警察相談専用電話(#9110)や各機関の相談窓口を利用しましょう。
おまけ:デジタル金庫「Advanced Identity Protector」で認証情報を保護

Advanced Identity Protectorのデジタルセーフは、パスワードなどの機密情報をなりすまし犯から守ります。このソフトは、個人情報盗難の防止とユーザーの保護を支援します。主な機能は以下の通りです。
機密情報の保護:メールアドレス、クレジットカード番号、マイナンバー、ユーザー名などはすべて機密情報に該当します。これらの情報はPC内のさまざまな場所に散在していますが、本ソフトがまとめて安全に保護します。
プライベートで安全なデジタル金庫:Advanced Identity Protectorは個人情報をPC上の仮想金庫に保存します。情報はオンラインやサーバー上ではなく、あなたのPCの中だけに保管されます。
個人情報の痕跡を完全除去:Chrome、Edge、Operaなどの主要ブラウザに残った個人情報の痕跡を、安全なデジタルボールトへ移動させることで除去します。
まとめ:個人情報が盗まれたかどうかを見分けるために
特に認証情報が漏洩した場合、なりすまし被害がどれほど危険かをお分かりいただけたと思います。Advanced Identity Protectorを使えば、マスターパスワード(PCのどこにも保存されない)でしか開けられない安全なデジタル金庫に、認証情報をロックできます。
Facebook、Instagram、YouTubeでも情報を発信しています。ご質問やご意見があればお気軽にお問い合わせください。よくあるテクノロジーの問題に関するヒントや解決策を随時公開しています。
-
匿名シークレット共有アプリ「Whisper」、長年にわたりユーザーの個人情報を漏洩していたことが判明
匿名で秘密や告白を共有できるアプリ「Whisper(ウィスパー)」が、長年にわたってユーザーの個人情報を公開状態にしていたことが判明しました。2012年に登場したWhisperは、その独自のコンセプトによって瞬く間に人気を博しました。ユーザーは世界中のコミュニティに向けて、匿名のまま告白や秘密を投稿できるのです。しかし、米ワシントン・ポストの最新報道によると、このアプリは何年にもわたってユーザーの機密性の高い情報を露出し続けていたことが明らかになりました。Whisperがこの種のスキャンダルに巻き込まれるのは今回で2度目であり、今回は簡単には収まりそうにありません。Whisperとは?秘密を共
-
「ブレークポイントに到達しました」エラーを解決する10の方法【2023年版】
あるユーザーがフォーラムに次のような投稿をしていました。「PCをシャットダウンしようとするたびに、『アプリケーションで例外ブレークポイント0x80000003が発生しました』というエラーが表示されます。もううんざりしているので、この問題を解決する方法を探しています。助けてください!」そこで今回は、この問題について詳しく掘り下げ、同じトラブルを経験した多くのユーザーに効果が実証された対処法をご紹介します。「ブレークポイントに到達しました」エラーとは?エラーが発生すると何が起こるのかこの「ブレークポイントに到達しました(breakpoint has been reached)」エラーは、PCのシャ