CPUストレステスト完全ガイド|やり方・注意点・おすすめツールを徹底解説
ハイエンドなデスクトップPCの組み立てに多額の費用をかけたり、本格的なゲーム体験のために高性能ノートパソコンを購入したりする方は少なくありません。動画編集のために古いマシンを刷新したばかりという方もいるでしょう。しかし、いざ本格的に使い始める前に、CPUストレステストを実施しておくと安心です。このテストにより、コンピューターの頭脳であるCPUが、高負荷のアプリケーションやリソース集約型のゲームに十分対応できるかどうかを事前に確認できます。
本記事では、CPUストレステストの基本概要、テスト実施時に押さえておきたいポイント、そして実際に利用できるテストツールについて、基礎からわかりやすく解説します。
1. CPUストレステストとは?
CPUストレステスト(CPU負荷テスト)とは、CPUを一定時間にわたって最大性能で動作させ、その安定性をチェックするテストです。専用のストレステストソフトウェアは、さまざまな手法でCPUに高負荷をかけます。例えば、1時間にわたってCPUを最大容量まで動作させ続け、その後にパフォーマンスを分析するといった方法が一般的です。
ストレステスト中は、CPUの速度と温度が限界近くまで引き上げられ、チップ内のすべてのコアがフル稼働します。
2. テスト実施前に行うべき準備
CPUストレステストを実施する前に、まずPCとCPUを適切な状態にしておくことが重要です。最優先すべきは、リソースを大量に消費するバックグラウンドアプリや、テストの妨げになりそうなプロセスをすべて終了させることです。Windows上の不要なプロセスも同様に閉じましょう。
- テスト結果に干渉する可能性のある、不要なバックグラウンドプロセスやアプリケーションをすべて閉じます。この作業はPC全体の速度とパフォーマンス向上にもつながります。まずは、起動中のすべてのアプリケーションを終了してください。
- Ctrl + Shift + Escキーを同時に押してタスクマネージャーを起動し、終了したいアプリやバックグラウンドプロセスを選択して、画面右下の「タスクの終了」をクリックします。

- また、ディスク容量の解放やCPU・RAMの高速化をサポートする「Advanced PC Cleanup」のようなユーティリティを活用するのも有効です。クッキーやキャッシュの削除にも役立ちます。ツールの詳細な仕組みについては、関連記事を参考にしてください。
- 過熱を防ぐため、テスト前に必ずCPU温度を確認しましょう。温度が通常値を超えて上昇すると、CPU内部のチップに深刻なダメージを与える恐れがあります。Windowsで使えるおすすめのCPU温度監視ソフトもぜひチェックしてみてください。

3. PCストレステストソフトは安全に使えるのか?
最近のCPUを使用しているのであれば、それほど心配はいりません。CPUが限界に達したと判断すると、PCは自動的にシャットダウンする保護機能を備えているからです。ただし、旧世代のCPUの場合、長時間にわたってテストを続けるとハードウェアが損傷する可能性があるため、注意が必要です。
4. CPU負荷テストの実施方法
CPUストレステストに最適なツールのひとつが「Prime95」です。Prime95はメルセンヌ素数の計算を利用しており、非常に重いCPUワークロードを生成できます。5〜6時間連続でツールを実行できれば、CPUが単に良好な状態であるだけでなく、絶好調で動作していることの確かな指標となります。

テスト前後の注意点や指標の見方など、詳細情報とツールのダウンロードは公式ページをご覧ください。
5. オンラインでCPUストレステストはできる?
はい、可能です。オンラインツールを使えば、ストレージを消費するオフラインのテストソフトをダウンロード・インストールする必要がありません。例えば「CPU Stress Test Online」という無料のオンラインツールを利用できます。すべてのCPUが高負荷に耐えられるわけではないため、慎重にテストしないとCPUを損傷させる恐れもあります。そこで、このツールでは複数の指標を確認でき、状況に応じて調整することも可能です。主な指標は以下の通りです。
- プロセッサーの速度
- スレッド数
- CPU電力
- FPS
- ポイント

6. 「システムがCPUテストに失敗しました」と表示されたら?
まず最初にお伝えしたいのは、このエラーメッセージが表示されても落ち込む必要はないということです。ほとんどの問題は解決できます。
ハードウェアのアップグレードを検討する
ハードウェアは他の製品と同じく消耗品であり、古いCPUや電源ユニットでは問題が発生することがあります。まずは簡単なところから始めましょう。ファンが埃で詰まっているなら清掃し、必要であればファンの交換や水冷化を検討してください。ヘビーゲーマーでCPUのオーバークロックを頻繁に行う方でRAMが少ない場合は、メモリ増設も効果的です。
ドライバーが古くなっていないか確認する
ストレステストの失敗は、PCに破損または古いドライバーが存在することを示している場合もあります。古い・壊れたドライバーは常にトラブルの元なので、早めに対処しましょう。CPU負荷テストなどのストレステストを実施する予定があるなら、その前にWindows PCのドライバーを更新しておくことをおすすめします。
ドライバーの更新には、ドライバー更新ソフトの利用が最も効率的です。「Advanced Driver Updater」は、破損・古くなったドライバーの検出と更新だけでなく、以下のような安全な機能を備えた優秀なユーティリティです。
- 古いドライバーや破損したドライバーを自動的に特定
- 更新前にドライバーのバックアップを作成
- 新しいドライバーで問題が発生した場合、バックアップから復元可能
- ドライバー更新のスケジュール設定に対応しており、日々の作業を妨げずに好きな日時にスキャンを実行できる
Advanced Driver Updaterの使い方
- 公式サイトからAdvanced Driver Updaterをダウンロードし、インストールして起動します。
- 青色の「今すぐスキャンを開始」ボタンをクリックします。
- 古いドライバーの一覧が表示されたら、個別のドライバー横のチェックボックス、または「ドライバーの詳細」横のチェックボックスですべてを選択し、更新したいドライバーを指定します。
- 個別に更新する場合は「ドライバーを更新」ボタンを、すべてまとめて更新する場合は緑色の「すべて更新」ボタンをクリックします。
- ドライバーをバックアップする場合は、対象ドライバーのチェックボックスを選択して「次へ」をクリックします。

ドライバーの更新が完了したら、必要に応じてBIOSの更新も検討しましょう。
まとめ
CPUストレステストに関するこの記事が参考になったなら、ぜひコメント欄でお知らせください。また、ゲーム好きの友人や、CPUリソースを大量に消費するアプリを日常的に使う方々にもシェアをおすすめします。今後もWeTheGeekで役立つ情報をお届けしていきますので、お楽しみに!
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