「指定されたパスが見つかりません」エラーの原因と6つの解決策【Windows 11/10】
コマンドプロンプトを使ってディレクトリを移動するのが好きな方は多いのではないでしょうか。しかし、特定のプログラムのディレクトリを変更しようとした瞬間に、「システムは指定されたパスを見つけることができません(The system cannot find the path specified)」というエラーが表示されたら、戸惑ってしまうものです。この記事では、この問題を解決するための効果的な対処法を順番に紹介します。
「指定されたパスが見つかりません」エラーの主な原因
- パスの入力ミス・指定漏れ
- ユーザープロファイルの不具合
- 環境変数に無効なパスが登録されている
- システム自体の問題
- レジストリ内のAutoRunキーの影響
- コンピュータへのウイルス感染
「指定されたパスが見つかりません」エラーの修正方法
対処法1:ファイルパスが正しいか確認する
最初に確認すべきは、入力したパスが正確であるかどうかです。特にコマンドプロンプト上でこのエラーが出ている場合は重要です。コマンドに一文字でも誤りがあれば実行は失敗します。スペルミス、大文字・小文字、区切り文字(\)などを慎重に見直しましょう。
対処法2:マルウェアに感染していないか確認する
Windows 11/10 PCでこのエラーが発生する原因の一つとして、ウイルスやマルウェアの感染が考えられます。まずはウイルススキャンを実行し、脅威を検出・除去しましょう。Windows向けの定評あるセキュリティソフトとして、Systweak Antivirusがおすすめです。主な機能は以下の通りです。
- リアルタイム保護:パソコンの使用中は常時監視を行い、マルウェアの侵入をリアルタイムで検出・ブロックします。
- エクスプロイト保護:OSの脆弱性を突く攻撃(ゼロデイ攻撃など)からシステムを防御します。
- ウェブ保護:不審なサイトやマルウェアを含むページにアクセスしようとした時点で警告を表示します。
- ファイアウォール保護:どのアプリケーションやブラウザにネットワークアクセスを許可するか制御できます。
- スキャンのスケジュール設定:任意の日時に自動スキャンを実行できるため、日常作業を妨げません。
Systweak Antivirusの使い方
- Systweak Antivirusをダウンロードしてインストールします
- 画面左側の虫眼鏡アイコンをクリックし、スキャンモードを選択します

- Scan Now(今すぐスキャン)をクリックします
脅威が存在する場合、Systweak Antivirusが自動的に検出して駆除してくれます。
対処法3:環境変数から無効なパスを削除する
コマンドラインからプログラムを実行する際、環境変数は重要な役割を果たします。実行したいプログラムがカレントディレクトリにない場合、システムはPath変数に登録されたすべてのディレクトリを検索します。該当するプログラムが見つかれば正常に実行されますが、見つからなければ「指定されたパスが見つかりません」というエラーが返されます。無効なパスを削除する手順は以下の通りです。
- ファイルエクスプローラーを開きます
- PC(This PC)を右クリックし、プロパティを選択します

- 右側にあるシステムの詳細設定をクリックします

- 詳細設定タブを開き、環境変数をクリックします

- ユーザー環境変数セクションでPath変数を探します
- 選択して、下部の編集をクリックします

- パスが有効かどうかを確認します。パスをコピーしてファイルエクスプローラーのアドレスバーに貼り付け、Enterを押してください。フォルダが開けばパスは有効です。開けない場合は、そのパスを削除または修正します
- 完了したらOKをクリックします
- 次にシステム環境変数セクションのPath変数を選択し、編集をクリックします

- 同様の手順で、登録されている各パスが有効かどうかを確認します
すべて完了したら、エラーが解消されているかどうかを確認してみてください。
対処法4:新しいユーザーアカウントを作成する

特定のソフトウェアをインストールした際にこのエラーが発生することがあります。原因の一つとして考えられるのが、破損または不具合のあるユーザープロファイルです。この場合は、新しいWindowsアカウントを作成して、同じ操作を試してみましょう。新しいアカウントでエラーが出なければ、元のユーザープロファイルに問題があると特定できます。
対処法5:レジストリのAutoRunキーを確認する
レジストリのAutoRunキーを変更したことはありますか?このキーは、コマンドプロンプトを開くたびに自動的にコマンドを実行する役割を持っています。ここでは、キーのデータが正しいかどうかを確認し、エラーを防ぎます。ただし、レジストリエディターでAutoRunキーを削除・変更する前に、必ず既存のレジストリのバックアップを取ってください。わずかなミスでもWindowsが起動しなくなる恐れがあります。
- Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます
- regeditと入力し、Enterを押します
- レジストリエディターが起動したら、以下のパスへ移動します
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor
4.AutoRunという名前のキーが存在する場合は、削除するか内容を修正します
レジストリのバックアップには、サードパーティ製ツールを活用する方法もあります。例えば、Advanced System Optimizerなら、Windowsレジストリ全体のバックアップだけでなく、PCのパフォーマンス最適化も行えます。バックアップ手順は以下の通りです。
- Advanced System Optimizerをダウンロードしてインストールします
- インストール後、左側メニューからRegistry Optimisersを選択します

- Registry Cleanerをクリックします
- Registry Cleanerウィンドウが開いたら、上部のUndo Changesをクリックします

- 左側のFull Backupsを選択し、画面左下のTake Full Registry Backupをクリックします

その後、「指定されたパスが見つかりません」エラーがまだ発生するかどうかを確認してください。
対処法6:システムの復元を試す

上記のすべての対処法を試してもエラーが解消しない場合は、システムの復元を検討しましょう。ただし、この方法は事前にシステム復元ポイントを作成している場合のみ実行できます。復元ポイントがあれば、エラーが発生する前の状態にシステムを戻せます。
まとめ
今回は、コマンドプロンプトで発生する「指定されたパスが見つかりません」エラーの原因と、6つの解決策を紹介しました。パスの確認から始めて、ウイルススキャン、環境変数の整理、レジストリの修正、そしてシステムの復元まで、順番に試してみてください。きっと問題が解決するはずです。
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