Windows 11でクリップボードの履歴が機能しないときの対処法5選
Windows 11でクリップボードの履歴にアクセスできなくなっていませんか?クリップボードはWindows OSに欠かせない機能のひとつで、テキストや画像のコピーや貼り付けを頻繁に行う際に非常に便利です。何かをコピーまたは切り取ると、そのアイテムが一時的に保存される記憶領域として機能します。

また、Windowsデバイスでクリップボードの履歴を有効にすると、ピン留めした直近25件のアイテムにアクセスできるようになります。複数のアイテムをクリップボードに保存して後から利用できるのは、かなり便利な機能ですよね。クリップボードの履歴機能は、もともとWindows 10のアップデートで初めて搭載されました。さらにWindows 11では、この機能がより使いやすく生産性の高いものへと進化しています。刷新されたWindows 11のクリップボードには、絵文字、記号、GIFなども含まれています。

Windows 11/10では、「Windows + V」キーを押すだけで、クリップボードの履歴にすばやくアクセスできます。
ただし、デバイスでクリップボードの履歴にアクセスできない場合は、いくつかの対処法を試してみる価値があります。この記事では、Windows 11で「クリップボードが機能しない」問題を解決するための、シンプルかつ効果的なトラブルシューティング方法をご紹介します。
関連記事:クリップボードを使ってWindows 10デバイス間でコピペする方法
それでは始めましょう。
Windows 11でクリップボードの履歴が機能しない問題の解決方法
1. 設定からクリップボードの履歴を手動で有効にする
クリップボードの履歴機能がデフォルトでオンになっていない場合は、設定アプリから手動で有効化できます。手順は以下の通りです。
タスクバーの検索アイコンをタップし、「設定」を選択します。左側のメニューから「システム」セクションに切り替えます。

リストを下にスクロールして「クリップボード」をタップします。

「クリップボードの履歴」がオフになっている場合は、オンに切り替えます。
クリップボードの履歴機能を有効にすると、「Windows + V」キーのショートカットで最近コピーしたアイテムにすばやくアクセスできるようになります。
2. エクスプローラーを再起動する
タスクバーの検索アイコンを押し、「タスクマネージャー」と入力してEnterキーを押します。

タスクマネージャーのウィンドウで、「プロセス」タブに切り替えます。

リストから「エクスプローラー(Windows Explorer)」を探して選択し、「再起動」ボタンをクリックします。
デバイスを再起動し、クリップボードの履歴にアクセスできるかどうかを確認してください。
3. クリップボードのデータを消去する
「Windows 11でクリップボードの履歴が機能しない」問題を解決するもうひとつの方法は、以前保存されたデータを消去することです。手順は以下の通りです。
「設定」>「クリップボード」を開きます。
「クリップボードのデータを消去」の横にある「消去」ボタンをクリックします。

デバイスを再起動して、改めて動作を確認しましょう。
4. グループポリシーエディターでクリップボードの履歴を有効にする
「Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。テキストボックスに「Gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押してローカルグループポリシーエディターを起動します。

グループポリシーエディターのウィンドウで、次のフォルダーの場所に移動します。
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > OSポリシー
ウィンドウ右側にある「クリップボードの履歴を許可する」をダブルクリックします。

プロパティウィンドウで「有効」を選択します。

「適用」および「OK」ボタンをクリックして変更を保存します。
5. レジストリを編集する
「クリップボードが機能しない」問題を解決するもうひとつの方法は、レジストリ値の編集です。作業前にレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。以下の手順に従ってください。
「Windows + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「Regedit」と入力してEnterキーを押します。

レジストリエディターのウィンドウで、次のフォルダーの場所に移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System
「System」フォルダーを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択します。

新しい値の名前を「Allow Clipboard History」に変更し、値のデータフィールドに「1」を入力します。

完了したら「OK」をクリックします。デバイスを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
まとめ
以上のように、Windows 11のクリップボード履歴機能を最大限に活用すれば、プロのようにコピー&ペーストが行えます。上記の解決策が、クリップボードの不具合を解消して再び快適に使うための助けになれば幸いです。Windows 11の刷新されたクリップボード履歴は、一度試してみる価値のある機能です。サードパーティ製のクリップボード管理ツールに頼る前に、まずは本記事で紹介した対処法でトラブルシューティングしてみてください。
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