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マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

コンピュータは私たちの生活を大きく便利にしましたが、便利さの裏には常にリスクが潜んでいます。技術の発展とともに、サイバー脅威もより強力かつ蔓延するものとなっています。現在、マルウェアによる標的型攻撃は10億件を超え、その危険性はピークに達しています。パソコンの不調から金銭的な損失まで、マルウェアは意図的にさまざまな被害をもたらしているのです。

予防策を講じることで安全性を高めることはできますが、100%の保証を得るのは難しいのが現状です。そこで本記事では、マルウェアについて知っておくべきあらゆる情報を徹底的に解説します。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

マルウェアとは?

マルウェア(malware)は、「malicious(悪意のある)」と「software(ソフトウェア)」を組み合わせた言葉で、コンピュータの正常な機能を妨害するよう設計された悪意あるソフトウェアの総称です。その主な目的は、データの窃取、アクセス制御の迂回、セキュリティへの不正侵入、そしてコンピュータ本体と保存データへの損害です。マルウェアは大きな括りの呼び名であり、その中には多種多様な悪意あるプログラムが含まれています。

マルウェア攻撃を受けても、十分な知識と備えがないと気づかないケースが多くあります。感染に気づいたときにはすでに手遅れで、大切なデータが侵害されていたという事態も珍しくありません。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

マルウェアの主な種類

先述のとおり、マルウェアは総称であり、多くの種類が存在します。悪意あるソフトウェアは、できる限り多くの情報を奪取することを目的に設計されています。盗み出された情報は、後日あなたに不利に利用されたり、さまざまな手法で金銭を騙し取られたりする原因となります。代表的なマルウェアの種類を以下にまとめました。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

1. トロイの木馬(Trojan)

トロイの木馬は、コンピュータ上のマルウェアを指す言葉として最もよく知られているものの一つです。通称「トロイ」とも呼ばれ、普通のファイルや便利ツールに偽装しているため、ユーザーは疑うことなくダウンロードしてしまうのが特徴です。一度侵入されると攻撃者にリモートアクセスを許してしまう可能性があり、金融情報や銀行のログイン情報を抜き取られて、金銭的損失につながる恐れがあります。

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2. ウイルス(Virus)

ウイルスは、自己複製して多数のコンピュータへ拡散できるマルウェアの一種です。プログラムや実行ファイルに自身を貼り付けて感染を広げ、該当ファイルが起動された瞬間に活動を開始します。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

3. アドウェア(Adware)

アドウェアは、ユーザーの意思にかかわらず広告を表示させるために作られた小型プログラムです。サードパーティのサイトから無料版ソフトをダウンロードした際に侵入してくることが多く、ポップアップ広告やWebページ上の広告として姿を現します。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

4. スパイウェア(Spyware)

スパイウェアは、ユーザーを密かに監視することを目的としたマルウェアです。キーストローク(打鍵記録)、アカウント情報、ログイン認証情報、金融・個人情報などを収集し、それらの情報をデータベース化して攻撃者へ送信することもあります。

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5. ランサムウェア(Ransomware)

ランサムウェアは、その名のとおりコンピュータに侵入して金銭を要求するタイプのマルウェアです。誤ってダウンロードすると端末を掌握され、ハードディスクの暗号化やロックによってユーザーのアクセスを遮断します。画面には身代金額が表示され、支払うまで自分のコンピュータへのアクセスを取り戻せません。企業環境において最大級の脅威とされており、2017年には追跡困難な分散型通貨の特性を持つビットコインでの身代金請求が多発しました。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

6. ルートキット(Rootkit)

ルートキットは、侵入は簡単ですが発見が非常に難しいマルウェアです。セキュリティツールに検知されることなく、遠隔からコンピュータへアクセス・操作することを可能にします。攻撃者はこれにより端末の完全な制御権を得て、内部のデータを盗み出せるのです。その隠密性の高さゆえに、防止や検出は極めて困難とされています。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

7. バグ(Bug)

バグはソフトウェアのコードに含まれる欠陥で、意図しない結果を引き起こすものです。人為的なミスから生じるため、コンパイル済みのコードやソースコード内にとどまるケースが多く、マルウェアほどの深刻な被害は生じません。ただしプログラムの挙動には確実に影響を与え、長期間見過ごされることも珍しくありません。重大なバグの場合、プログラムのフリーズやクラッシュを招くこともあります。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

8. ボット(Bot)

ボットは、特定の操作を自動的に実行するよう設計されたプログラムです。本来はインターネットオークション、検索エンジン、オンラインコンテストなど無害な用途で使われますが、悪意ある目的で作成される場合もあります。多数のボットが集まった「ボットネット」は第三者に支配されたコンピュータ群であり、DDoS攻撃などの大規模なサイバー攻撃に悪用されるのです。

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9. ワーム(Worm)

ワームは、OSの脆弱性を突いてネットワーク経由で拡散する、最も一般的なマルウェアの一つです。ワームをウイルスとして扱うツールもありますが、両者を区別できるポイントがいくつか存在します。端末に侵入したワームは、サーバーへの過剰な負荷や帯域幅の浪費によってホストネットワーク全体に被害を及ぼします。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

10. スパム(Spam)

スパムは、同一の内容をインターネット上に大量送信し、強引に注目を集めようとする行為です。その大部分は商業広告や偽の商品・サービスに関するものです。スパム自体は厳密にはマルウェアの一種ではありませんが、マルウェアがスパムを経由して拡散されることは十分にあり得ます。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

マルウェア感染を防ぐための7つの対策

1. パソコンに専用の保護ツールを導入する

マルウェア対策には、Windows向けの「Advanced System Protector」やMac向けの「Systweak Anti Malware」など専用ツールの活用が最も効果的です。これらのツールは膨大なマルウェア定義データベースを備えており、無料でダウンロードできます。インターネットを利用するのであれば、信頼できるアンチマルウェアツールの導入を強くおすすめします。

2. Androidにもセキュリティアプリを入れる

Androidの安全を確保したいなら、基本的な安全ルールを守ることに加えて、ウイルス対策アプリのインストールが有効です。たとえば「Avast Antivirus & Security」は、悪意あるリンクやアプリからデバイスを守るほか、VPNやWi-Fiネットワークスキャナー機能によってオンライン上の安全もサポートします。

3. OSやソフトウェアを最新の状態に保つ

オペレーティングシステムを常に最新の状態に更新することで、マルウェア感染のリスクを大幅に減らせます。OS、ブラウザ、各種ソフトウェアのアップデートには、セキュリティ強化や脆弱性修正のパッチが含まれていることが多いのです。

マルウェアとは?知っておくべき10の種類と感染を防ぐ7つの対策

4. 不要なソフトウェアを削除する

ダウンロードした覚えのないソフトウェアは速やかにアンインストールしましょう。また、使用しなくなったアプリも削除することが、マルウェア攻撃を回避する有効な手段の一つです。

5. メールの開封には細心の注意を払う

メール本文や添付ファイルを開く際は、特別な注意が必要です。大量のメールを受け取っている場合は、それがスパムではないかを慎重に見極めましょう。差出人が不明なメールに添付されたファイルは、絶対に開かないようにしてください。

6. 安全なブラウジングを心がける

Web閲覧はパソコンで最も頻繁に行う作業ですが、ページを訪れる際には常に警戒が必要です。安全性の保証されていないサイトへのアクセスを避け、アドレスバーに「https://」の表記があるかを必ず確認して、ページの正当性を見極めましょう。

7. 利用後は必ずログアウトする

SNSでもオンラインバンクでも、使い終わった後にログインしたまま放置するのはよくある光景です。多くの人はタブやウィンドウを閉じるだけで済ませてしまいます。しかし専門家によれば、ウィンドウを閉じただけではログイン状態が継続することがあり、金銭やID情報の流出につながる恐れがあります。「Advanced Identity Protector」のようなID保護ツールで情報を守ることも可能ですが、利用を終えたら必ず安全にログアウトすることを習慣にしましょう。

まとめ

マルウェアとは、さまざまな目的でセキュリティを突破しようとする小さな悪意あるプログラムの総称です。本記事で紹介したツールや対策を実践すれば、こうした脅威から身を守ることができます。ソフトやファイルは必ず公式サイトからのみダウンロードし、身元不明の発行者や送信者には対応しないことが重要です。さらに役立つ対策のご提案があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。

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