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Power AppsをMicrosoft Teamsに追加して小規模ビジネスのワークフローを強化する方法

Microsoft Power Appsは、アプリ、サービス、コネクタ、データをひとつにまとめたプラットフォームで、小規模ビジネス向けのカスタムアプリ構築を支援します。ExcelやOfficeなどに保存されたビジネスデータに接続するカスタム業務アプリを素早く作成でき、ワークフロー機能によって業務運営の改善や、従業員によるビッグデータの活用をサポートします。

もちろん、Microsoft Teamsも小規模ビジネスの業務効率化に役立つツールですが、実はこの2つを組み合わせて、Power AppsをTeamsに直接追加することができます。本記事では、その具体的な手順をわかりやすくご紹介します。

Teams向けPower Appの作成方法

Power AppsをMicrosoft Teamsに追加して小規模ビジネスのワークフローを強化する方法

まずは、Teamsに追加するためのカスタムPower Appの作成方法から見ていきましょう。作成を始めるには、Power Appsの公式サイトにアクセスします。Power Appsは有料サービスのため、プランによっては一部の機能が利用できない点に注意してください。ただし、無料のコミュニティプランと30日間の無料トライアルが用意されているので、まずはそちらから試してみるのがおすすめです。

Power Appsにアクセスしたら、作成したいアプリの種類を選択します。選択肢は主に3つあります。

  • キャンバスアプリ: ゼロから自由にデザインできる、カスタマイズ性の高いアプリ形式です。
  • モデル駆動型アプリ: ビュー、グラフ、業務プロセスなどのコンポーネントを組み合わせて構築する、データ中心のアプリ形式です。
  • ポータル: ユーザーがサインインしてデータの作成や閲覧を行える、外部向けWebサイトを構築できます。

「すべてのテンプレート」をクリックすると、アプリ作成をスピードアップできる多数のテンプレートが表示されます。テンプレートに自社のデータを流し込むだけで、短期間でアプリを仕上げることが可能です。各テンプレートにはステップバイステップのガイドが付属しているため、ほとんどの方にとってテンプレートの利用が最短ルートとなるでしょう。より自由度の高いカスタムアプリの作成には時間と手間がかかりますが、Microsoftが詳細なガイドを公開しています。

初心者の方は、まずテンプレートを選んでみましょう。アプリ構築の流れを対話形式で学べるインタラクティブなツアーが用意されています。ツアーを完了すると、テンプレートアプリがツリービューで開きます。サイドバーの各ツリーにはサンプルのテキストやオブジェクトが紐づいているので、ツリーを展開してアプリ内の該当箇所をクリックすれば、テキスト・データ・画像を自社の情報に置き換えられます。

独自のコンテンツへの差し替えが終わったら、ツリービューで「App」をクリックし、メニューバーの三角形の再生ボタンを押してアプリをプレビューします。内容に問題がなければ、「ファイル」→「保存」からアプリを保存しましょう。次のステップでクラウド上のアプリが必要になるため、必ずクラウドへの保存を選択してください。

作成したPower AppをTeamsに追加する

Power AppsをMicrosoft Teamsに追加して小規模ビジネスのワークフローを強化する方法

アプリが完成したら、いよいよTeamsへの追加です。手順は以下の通りです。

  1. アプリを追加したいチームチャンネルを選択します。
  2. Teams上部のバーにある「+」アイコンをクリックして、タブを追加します。
  3. 一覧から「PowerApps」を検索または選択します。
  4. 作成したアプリをクリックし、紫色の「保存」ボタンを押します。

これで、自分を含むチームメンバーのTeamsウィンドウ内にアプリが表示されるようになります。

タブ付近の地球儀アイコンをクリックすれば、アプリを独立した画面でブラウザ表示することも可能です。また、上部のタブバーからは、アプリの再読み込み、全画面表示、アプリを題材にした会話の開始といった操作も行えます。不要になった場合は、上部バーのアプリ名をクリックして「削除」を選択するだけで、いつでも取り外せます。

なお、キャンバスアプリはスマートフォンやタブレットにダウンロードして、デバイス上で直接実行することもできます。お使いのデバイスが対応していることを確認したうえで、後述のGoogle PlayまたはApp StoreのリンクからPower Appsをインストールしてください。モデル駆動型アプリをモバイルで利用する場合は、Dynamics 365のインストールが必要です。

Power Appsで広がるビジネスの可能性

ここまではTeamsとの連携というビジネス活用の側面を見てきましたが、Power Appsでできることはそれだけにとどまりません。

  • 管理者向け機能: Power Apps管理センターを使用して、環境、ユーザー、ロール、データ損失防止(DLP)ポリシーを作成・管理できます。
  • Power Platform管理センター: 環境の管理に加え、Power AppsやPower Automateに関するリアルタイムのセルフヘルプ推奨事項やサポートを利用できます。
  • 開発者向け機能: データやメタデータの作成、Azure Functions・プラグイン・ワークフロー拡張によるサーバーサイドロジックの実装、JavaScriptによるクライアントサイドロジックの適用など、本格的な開発にも対応しています。

関連アプリのダウンロード

本記事で紹介したアプリは、以下のストアから無料でダウンロードできます。

  • Power Apps(iOS版/Android版) – 提供:Microsoft Corporation
  • Dynamics 365 for Phones(iOS版/Android版) – 提供:Microsoft Corporation

TeamsとPower Appsを組み合わせれば、日々の業務に即したカスタムアプリをチーム全員で共有でき、小規模ビジネスの生産性向上に大きく役立ちます。まずは無料トライアルやテンプレートから、気軽に試してみてください。

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