Windows 10で発生する「MULTIPROCESSOR_CONFIGURATION_NOT_SUPPORTED」エラー(0x0000003E)の解決方法
複数の異なる種類のプロセッサを組み合わせて搭載しているWindows PCでは、ソフトウェアのインストール時やWindowsのアップグレード時に、「MULTIPROCESSOR_CONFIGURATION_NOT_SUPPORTED(マルチプロセッサ構成はサポートされていません)」というエラーが表示されることがあります。このバグチェックコードは0x0000003Eで、プロセッサ同士が互いに非対称であることを示しています。アップグレードを実行するには、すべてのプロセッサが同じ種類・同じレベルである必要があります。この記事では、Windows 10でこのエラーを解決するための方法をご紹介します。
MULTIPROCESSOR_CONFIGURATION_NOT_SUPPORTEDエラーとは
このエラーは、Windows 10のインストール中、ドライバーの読み込み中、あるいはWindowsの起動時やシャットダウン時など、さまざまな場面で発生する可能性があります。ブルースクリーン(BSOD)が表示される確率も非常に高いのが特徴です。このエラーが表示された場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
1. BIOSでハイパースレッディングを無効にする
ハイパースレッディング(Hyper-Threading)とは、1つのマルチスレッド対応プロセッサが複数のタスクを同時に実行できるようにする技術です。これを無効にするには、PCを再起動してBIOS画面を開きます。多くの場合、起動時にF2キーを押すことでアクセスできます。BIOSに入ったら、「Performance(パフォーマンス)」セクション内にある「Hyper-Threading」のオプションを探してください。同じセクションには「Multi-core support(マルチコアサポート)」や「Rapid Start technology(ラピッドスタートテクノロジー)」などの項目も並んでいます。無効化したら、必ず設定を保存してから終了してください。
なお、ハイパースレッディングは必要な場合にのみ使用される技術ですが、一部のOEM(パソコンメーカー)では無効化のオプションが用意されていないことがあります。その場合は、ユーザー側でできる対策はほとんどありません。
2. BIOSで仮想化(Virtualization)を無効にする
仮想化技術を使うと、サーバーやストレージデバイスといった1つの物理リソースを、あたかも複数の論理リソースであるかのように動作させることができます。「HYPER-V」という名称でも広く知られています。BIOSを起動し、「Security(セキュリティ)」オプションを探してください。その中に「Virtualization Technology」や「VTX」といった項目があるはずです。これをオフに設定して、PCを再起動しましょう。
Windows 10には「コア分離」や「メモリ整合性」などのデバイスセキュリティ機能も備わっていますが、ソフトウェアレベルでこれらをオフにしてもこの問題は解決しません。まずはエラーを解消することを優先し、その後で改めて調査を行い、ソフトウェアまたはハードウェアのどのような修正が有効かを確認するとよいでしょう。
3. お使いのPC向けのBIOSアップデートがないか確認する
BIOSを常に最新の状態に保つことは非常に重要です。多くのOEMは、BIOSファームウェアをダウンロードして手間なく更新できるユーティリティソフトを提供しています。アップデートには通常、機能強化や不具合修正が含まれており、ハードウェアとソフトウェアの互換性を維持することにつながります。
これらの方法で問題が解決したかどうか、ぜひフィードバックをお寄せください。
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