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【Windows 10】一定時間アイドル後にハードディスクの電源を切って電力を節約する方法

PowerCFGツールを使えば、ノートパソコンのバッテリーの健康状態やステータスを詳しく調べることができます。このツールが出力するエラーレポートにはさまざまな問題の原因が列挙されますが、中にはユーザー自身で簡単に対処でき、バッテリー性能の改善につながる項目も含まれています。

これまでにも、バッテリー消費を抑えて駆動時間を延ばすためのさまざまなヒントをご紹介してきました。ノートパソコンのバッテリー使用・最適化ガイドを読んだことがある方もいるかもしれません。また、電源設定を自動的に調整し、バッテリー駆動時間の改善と消費電力の削減をサポートする「電源の自動トラブルシューティング」を試した方もいるでしょう。

Windows 10でハードディスクの電源を切る

さらにできる対策として、一定時間完全にアイドル状態が続いた後にハードディスクの電源を切るという方法があります。AC電源に接続している場合はバッテリー駆動時間の延長は関係ありませんが、それでも省電力には役立ちます。バッテリー駆動時であれば、消費電力の削減とバッテリー駆動時間の延長に直接つながります。前述のとおり、「powercfg」コマンドを実行すれば、ノートパソコンの電源効率診断レポートを取得できます。

【Windows 10】一定時間アイドル後にハードディスクの電源を切って電力を節約する方法

アイドル時に行われるメンテナンス処理

Windowsパソコンがアイドル状態になると、パフォーマンス向上のための一般的なメンテナンス作業が実行されるように設計されています。具体的には、デフラグ、検索インデックスの作成、ページング操作、イベントログの記録、Windows Updateの確認、システム復元ポイントの自動作成、スケジュールされたタスクの実行、Superfetch(SysMain)、ウイルス対策ソフトなどのサードパーティ製アプリの動作、ドライバーやサービスの読み込み、DHCPやAutoNet、ネットワーク検出などが挙げられます。これらは通常、パソコンが初めてアイドル状態になったときに実行され、数分かかることもあります。

こうした処理がすべて完了し、パソコンが完全にアイドル状態になったら、ディスクへのアクセスを停止するよう設定できます。ハードディスクの電源を切ることでバッテリーの節約になり、特に残り電力が少ないときに有効です。

実際のところ、心配はいりません。たとえば5分後にハードディスクの電源を切るよう設定していても、バックグラウンドでメンテナンスタスクが実行中であれば電源は切られず、代わりにシステムがハードディスクのアイドルタイマーをリセットします。

一定時間のアイドル後にハードディスクをオフにする設定手順

  1. スタートメニューの検索ボックスに「電源オプション」と入力し、Enterキーを押します。
  2. コントロールパネルのアプレットが開いたら、「プラン設定の編集」を選択します。
  3. 次に「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
【Windows 10】一定時間アイドル後にハードディスクの電源を切って電力を節約する方法

ここで「ハード ディスク」の項目を展開すると、一定時間アイドル状態が続いた後に電源を切るまでの時間を設定できます。「バッテリ駆動」と「電源に接続」の両方のオプションをクリックし、それぞれ希望の値を入力してください。筆者の場合は「なし(Never)」をダブルクリックして変更し、結果的にバッテリー駆動時は10分、AC電源接続時は30分に設定しています。ご自身の使い方に合わせて適切な数値を決めるとよいでしょう。

【Windows 10】一定時間アイドル後にハードディスクの電源を切って電力を節約する方法

なお、この設定を行った場合、パソコンを復帰させるときに数秒余分にかかることがあります。これは、ハードディスクが回転を開始するまでに時間が必要だからです。

さらに詳しく知りたい方へ

ディスク アイドル検出(Disk Idle Detection)の仕組み、ディスク アイドル検出ポリシーの構成方法、PwrTestを使ったディスク アイドル検出の観察方法など、Windows OSにおけるディスク アイドル検出を支えるインフラストラクチャ全般について詳しく知りたい方は、MSDN(Microsoft Learn)のドキュメントを参照してください。

また、Windowsで利用可能な各種電源プランのメリットとデメリットについても、あわせてチェックしておくとよいでしょう。

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