Windows 11/10で「オレンジスクリーン・オブ・デス」を解決する5つの方法
Windows 11/10で発生するオレンジスクリーン・オブ・デス(Orange Screen of Death)は比較的まれなエラーですが、原因の多くがハードウェア側にあり、その中でも特にGPU(グラフィックス)関連の不具合が主な要因とされています。このストップエラーに直面したときの具体的な対処法を解説します。
Windowsのオレンジスクリーン・オブ・デスとは
オレンジスクリーン・オブ・デスの発生原因はさまざまです。YouTube動画の視聴中に発生したという報告がある一方で、Windows自体が起動できず、「FAULTY_HARDWARE_CORRUPTED_PAGE」や「WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR」といったエラーコードが表示されるケースもあります。さらに、スリープからの復帰時、BitLockerの利用時、セカンドモニターの接続時に発生した例も報告されています。まずは以下の対処法を順番に試してみてください。
- ドライバーの更新
- GPUのクロック速度を下げる
- DRIVER_IRQLエラーへの対処
- 自動修復の実行
- 最近インストールしたソフトウェアのアンインストール
1. グラフィックスドライバーの更新
この問題の最も一般的な原因は、GPUおよびグラフィックスドライバーです。ドライバーが破損しているか、新しくインストールしたバージョンが現在のシステムと互換性がない可能性があります。対策としては、グラフィックスドライバーを最新版に更新するか、逆に最近新しいバージョンを入れた場合は以前のバージョンへロールバックしてください。
そもそもWindowsがまったく起動できない場合は、高度な回復モードからセーフモードで起動しましょう。そのうえでグラフィックスドライバーの詳細を確認し、お使いのPCに適合するバージョンかどうかをチェックします。Windows Updateでダウンロードできない場合は、PCメーカー(OEM)の公式サイトから手動でダウンロードするのも有効です。
2. オーバークロックされたGPUのクロックを下げる
クロック速度を変更できるGPUをお使いの場合は、クロックを下げて、オレンジスクリーン・オブ・デスが収まるかどうか確認してみてください。GPUはオーバークロックして使われることも多いですが、環境によっては期待どおりに動作しないことがあります。
3. DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUALエラーへの対処
オレンジ画面とともにこのエラーメッセージが表示される場合、ドライバーに誤ったアドレスが割り当てられていることが原因です。また、カーネルモードのドライバーが、プロセスIRQLに対して高すぎるレベルでページング可能なメモリにアクセスしようとしたことを示している場合もあります。
4. セーフモードで起動し、自動修復を実行する
グラフィックスドライバーの更新で改善しない場合は、正常に動作していた時点までシステムを復元するのが得策です。高度な回復モードで起動し、できれば1週間ほど前の復元ポイントを選択することをおすすめします。デスクトップ上のデータは失われる可能性があるため、必ず事前にバックアップを取ってください。そのうえで「自動スタートアップ修復」を実行し、改善するかどうかを確認します。
5. 最近インストールしたソフトウェアのアンインストール
何らかのソフトウェアをインストールした直後にこの問題が発生していませんか? 特定のソフトウェアが原因でこの問題が起きたという報告は数多くあります。最近追加したソフトウェアの一覧を確認し、心当たりのあるものがあればアンインストールして、問題が解消するかどうかチェックしてください。
最後に、これらの方法がすべて効果がない場合は、イベントビューアーのシステムログを確認し、追加のエラーメッセージを探してみましょう。原因がGPUではなく別のデバイスやドライバーにある場合でも、ログから特定できることがあります。該当するドライバーを無効化して、問題が再現するかどうか試してみてください。
ちなみに、よく知られたブルースクリーンのほかにも、パープル・ブラウン・イエロー・レッド・グリーンなど、さまざまな色の「スクリーン・オブ・デス」が存在することをご存じでしたか?
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