SurfaceがAmerican Megatrendsの黒い画面で止まってしまう原因と対処法
Surfaceデバイスの電源を入れた際に、American Megatrendsと表示された黒い画面から先へ進めず、起動が止まってしまうことがあります。本記事では、この問題を解決するために試せる対処法を詳しくご紹介します。
「TPM構成の変更が要求されました」という画面とは
この現象が発生すると、画面上部には「American Megatrends」のロゴが表示され、その下にはTrusted Platform Module(TPM)の設定に関する構成オプションが表示されます。
なお、この画面はSurfaceの回復や初期化(リセット)を実行した後にも表示されることがあります。これは「このコンピューターのTPMを消去するための構成変更が要求された」ことを知らせるメッセージです。
Surfaceが黒い画面のまま止まるときの対処法
SurfaceにAmerican Megatrendsの黒い画面が表示されてしまう問題に直面した場合は、以下の手順に従って解決を試みてください。
注意: この解決策を実行するには、Surface Type Cover(キーボードカバー)または別のUSBキーボードが必要です。
- F12キーを押します。(Surface Type Coverを使用している場合はFn + F12キーを押します。)
この操作により、現在のTPM設定が保持されたまま、SurfaceはWindowsの起動を続行します。
- Windowsが正常に起動した場合は、今後のトラブルを防ぐために、最新のSurfaceアップデートおよびWindowsアップデートを必ずインストールしておきましょう。
- Windowsの起動に失敗し、再びAmerican MegatrendsのTPM黒い画面が表示される場合は、Microsoftサポートへの問い合わせをおすすめします。
TPM(Trusted Platform Module)テクノロジとは
Trusted Platform Module(TPM)は、ハードウェアベースのセキュリティ関連機能を提供するために設計された技術です。TPMチップは、暗号化操作を実行するよう設計されたセキュア暗号プロセッサであり、改ざん耐性を高める複数の物理セキュリティ機構を備えています。そのため、悪意のあるソフトウェアがTPMのセキュリティ機能を改ざんすることはできません。
TPMテクノロジを使用することの主なメリットは以下のとおりです。
- 暗号化キーの生成、保存、および使用範囲の制限が可能になる。
- チップ自体に焼き込まれた固有のRSAキーを活用し、プラットフォームデバイスの認証を行える。
- セキュリティ測定値を取得・保存することで、プラットフォームの整合性を確保できる。
TPMの最も一般的な用途は、システム整合性の測定と、キーの作成および管理です。
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