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エラー0x800710FE・0x8007112aでファイルを削除できない場合の対処法【Windows】

Windowsでオフラインファイルを利用する場合、その実体はクライアント側キャッシング(CSC:Client Side Caching)と呼ばれるキャッシュおよびデータベースによって管理されています。このキャッシュにより、Windowsは外部サーバー上のファイルとの同期を行うことができます。データベースに軽微な破損が発生した場合は、システムが自動的に再構築する仕組みが備わっています。しかし、コンポーネントが深刻な破損を起こしていると、ファイルの削除操作時に問題が発生することがあります。

実際に、Windows 10/8.1のマシンでファイルを削除しようとした際に、以下のようなエラーが表示されるケースが報告されています。

「予期しないエラーにより、ファイルを削除できません。このエラーが引き続き発生する場合は、エラーコードを使用してこの問題のヘルプを検索できます。」

このとき表示されるエラーコードとメッセージは次のとおりです。

エラー 0x800710FE:このファイルは現在、このコンピューターでは利用できません。

エラー 0x8007112a:要求で指定されたタグと、再解析ポイントに存在するタグが一致しません。

これらのエラーコードを調査すると、原因はオフラインファイルのキャッシュが破損していることであると分かります。解決するには、キャッシュの修復または消去が必要です。同じ問題でお困りの方は、以下の手順を試してみてください。

「予期しないエラーにより、ファイルを削除できません」への対処方法

まずはファイルとフォルダーのトラブルシューティングツールを実行し、問題が解決するかどうかを確認してください。それでも改善しない場合は、以下の手順に進みます。

手順1:オフラインファイルの一時ファイルを削除する

1. コントロールパネルを開き、「すべてのコントロールパネル項目」→「Sync Center(同期センター)」→「オフライン ファイルの管理」へ移動します。表示された「オフライン ファイル」ウィンドウで「ディスク使用量」タブに切り替え、「一時ファイルの削除」ボタンをクリックします。

エラー0x800710FE・0x8007112aでファイルを削除できない場合の対処法【Windows】

この時点で問題が解決していれば、作業は完了です。改善しない場合は、次のレジストリ操作を試してください。

レジストリに関する注意事項:以降の手順ではレジストリを編集します。レジストリの操作を誤ると、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。編集前に必ずシステムの復元ポイントを作成し、慎重に作業を行ってください。

手順2:レジストリエディターでFormatDatabaseを作成する

2. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「regedit」と入力してEnterキーを押します。これでレジストリエディターが起動します。

エラー0x800710FE・0x8007112aでファイルを削除できない場合の対処法【Windows】

3. レジストリエディターの左ペインで、以下のキーへ移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\CSC\Parameters

エラー0x800710FE・0x8007112aでファイルを削除できない場合の対処法【Windows】

4. 上記キーを選択した状態で右ペインを右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。作成した値の名前を「FormatDatabase」に変更し、ダブルクリックして編集画面を開きます。

エラー0x800710FE・0x8007112aでファイルを削除できない場合の対処法【Windows】

5. 最後に、「DWORD(32ビット)値の編集」ダイアログで「値のデータ」を「1」に設定し、「OK」をクリックします。レジストリエディターを閉じ、PCを再起動すると、オフラインファイルのキャッシュが再フォーマットされ、問題が解決するはずです。

まとめ

エラー0x800710FEや0x8007112aは、オフラインファイルのキャッシュ破損が主な原因です。Sync Centerから一時ファイルを削除するか、レジストリでFormatDatabaseを作成して再起動することで、キャッシュを初期化できます。作業の際は必ず事前に復元ポイントを作成し、安全に進めてください。

この記事がお役に立てば幸いです。頑張ってください!

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